シドニー生活

中年研究者のお話

休日の研究室

週末の大学研究室

膝の調子があまりよくないこと、最近ジムに通い始めた(←on Campus)こと、さっさとP1をやっつけたいこと、これらが重なり週末も研究室にいくことが多いです。本当は図書館の方が気分転換になるのだけど、論文の関係でプリンターが必要だったりして、これは仕方がないのよと言い聞かせてます。

2/2,3の週末のこと

土日とも研究室へ行って作業を進めていた。土曜は学生1人来てて「偉いなぁ」と関心。日曜はなんと学生2人もいたよ!私が3番目でした笑

「私も結構頑張っているほうじゃないの?」なんて思う時もあるけど、世の中そうあまくなくて上には上がいて「私なんてまだまだなんだな」と思うわけです。。。

ということで日曜の午後なのにも関わらず、Level5の中でこのオフィスだけ混雑していることがすこし笑えた。

2/9,10の先週末のこと

9日土曜は自宅に引きこもり。ジムもなし。だらだらしました←リラックスしたという表現の方がポジティブかもね!10日日曜はジムでトレーニングしてから午後は研究室へ。 

「やっぱりいた!」

他の学生がいるんだな。

ということで、土曜の生産性0な怠惰な暮らしから日曜はP1を進めるために登校して「よく頑張って大学まできたね私!」って思ったのもつかの間....、これがインターナショナル(留学生)のスタンダードなのかなと思えてきた。

この日来ていたPhDのAはマレーシアの大学で講師をしていたそうなので(人から聞いた話によると)、訛りはあるけど英語できると思うのだけど 、

そんなAがね、この日言ったのさ、

「ローカルの1時間が俺の5時間くらいだ」

とね。

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Aよ、よくぞ言った!

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そうなのよ、そうなのよ、インターナショナルって真面目でいつも大学にこもってやっているように(まぁ現実そうなんだけど)見られているし、ネガティブに表現するとね、"勉強ばかりで時間をあまりエンジョイしてないからもっと楽しんだ方がいいよ”くらいに思われているのだ!

ローカル全員を敵に回しても言ってやりたい!

インターナショナルはインターナショナルでちゃんとエンジョイしているからご安心を!私たち作業スピードが牛歩なだけなんだ←全ては英語のせい!

 

もう一つ言わせてもらうけどな、

お前ら全員 、Aの爪の垢を煎じてのめ!

 

この日、他にもA が言ってたのさ、

「実際、週末はここにいても研究とかやれているわけじゃないよ。Youtubeみたり音楽聴いたりしているんだ。でも家にいたら絶対にやらないから0分だけど、学校にこれば少なくと作業するでしょ?」

  • 家にいると0
  • 大学にいれば0にはならない

Aの名言でました!

 ↓

「home nothing, here some」

0よりはましよ!って発想は嫌いじゃない。私も同じような感じだからね、インターナショナルの脳内は似ているんだなぁ〜と思うわけです。

もう一回言わせて、

 

オラオラオラ!怒

お前ら全員正座しろ!

Aの爪の垢煎じてのんどけ!

 

とね。

結局、何が言いたいのか?特にいいはないよ。別にローカルへの愚痴でもひがみでもなんでもないけど、なんとなくね。

ちなみに私の周りのローカルは嫌味もなく優しいです。そんな彼らにもし不満があるとするなら一部のローカルが「おもいやりがたりない」ということ。インターナショナル相手に速度を一切落とさずに話すやつ!いるからね。もう全くわからんからね!話せないことよりも聞こえないことの方が最悪なんだよ!本当にこちらが傷つくのでやめてほしい。 

とういことで今日もドラフトの再提出午前にできそうです。次は9.5合目くらいになるといいなぁ。

では。

PhDになったので海外の大学で試験監督のバイトを始める-2

オーストラリアでTax File Numberを申請する

つい先日、オーアストラリアで労働するにはTax File Numberを取得する必要があることがわかった。だからその翌日にさっそく手続きに入った。

結論→Tax File Number申請手続きはかなりシンプル

Tax File Number 申請手順

"Tax File Number" "Australia"で検索して政府のサイトへ

Tax file number | Australian Taxation Office

[Apply for a TFN]の[Foreign Paspport Folderes]と進む

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そして下部に出てくる[Apply for TFN]をクリック!

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ここからが申請の手続きになります

1.Tax file number application or enquiryのページはごちゃごちゃ書いてあるけどnextを押して次のページへ

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2.TNF application for temporary visitor and permanent migrantsのページもごちゃごちゃ書いてあるけどをnextを押して次のページへ

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ここから個人情報をどんどん入力してはnextを押すだけ

3.パスポート情報

名前、パスポート発行元、渡航歴

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4.個人情報入力

名前、性別、配偶者有無

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5.TNF, ABN, CRNの番号の確認

TNFはいま申請している番号のことなのでもちろんNO

ABNit is used for various tax and other business purposesだそうです。私は会社持ってないし立ち上げる予定もないのでNO

CRNCustomer Reference Number (CRN) when you get payments and services from us (government). Your CRN identifies your personal record. 政府からpayment受けたことないのでNO

最後の質問にあるATOがあなたのTNFをCentrelinkに送りますかはNO

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6.オーストラリアの住所

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7.連絡先

もちろん[ME]にする。Anotherもあるけどその場合はその人の連絡先を書くらんがあったよ。

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8.申告

読んでからSubmitをクリック

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9.完了通知

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以上、Tax file numberの手続きでした。

ご覧のとおり超簡単。なのに1週間以上この手続きをしないまま放置してしまい、いまは後悔しかないです。

申請したのは2/9土曜。2/11月曜が大学の書類締め切りなので、月曜にTax File Numberが取得できるように祈るしかない。月曜に間に合う可能性も0ではないのだから。数パーセントにかけるよ!

 

この手続きで思ったのが、日本とシステムは違えど、どこの国もこうして似たような事務的な作業は存在するんだなぁと。

あとはインターナショナルの私がでこの手続きをすると馴染みがない言葉が色々とでてくるのでそれがわかりにくい。当たり前のように略語が使われると??ってなる。

例えば”ATO”。いきなり文脈のなかで「ATOが・・・」て書かれても「誰だATOって?」なるよね。それがAustralian Taxation Office の略だとは調べないとわからないわけで。まぁ、こうした経験を自身で一つ一つこなすことが試練であり留学の醍醐味なのでこれからもがんばるよ。

 

この話はまだまだ続きそうです。

では。

PhDになったので海外の大学で試験監督のバイトを始める-1

募集のお知らせがきた!

新年も明け、1月21日にこんなメールがきました

Dear All,

Happy New Year! 

Invigilation contracts for 2019 are currently being organised.  If you are interested in invigilating during 2019, please let us know by responding to this email ASAP.

  • Contracts will be valid for a 12 month period back dated from 08/01/2019 till 31/12/2019.
  • Confirmation of your interest to be an invigilator will need to be received no later than 1/2/2019
  • You will be notified via email when your contract is ready to sign.
  • A copy of your driver’s license or another form of photo identification, (student cards are not accepted) your bank details and a completed tax file declaration will need to be supplied to HR.

Note: To be eligible to invigilate you must be a citizen, permanent resident or on other visa that permits you to work. 

Any questions please let us know. 

Look forward to hearing from you. 

S-- and V--- 

おー!ついにきたか invigilationのお知らせ!

もともと2年目に突入したらカジュアルバイトを始めるつもりではいたので、答えは「YES!」

でもこの時はまだ日本に一時帰国中だったので放置して、帰国後に4日遅れでやっと返信!

Dear S-- and V--,

Good morning. 

I'm ---, an international student. 

I am currenly interested in invigilating during 2019! 

I look forward to hearing from you soon. 

Best regards, 

---

そこからたった4日と予想以上に早い返信があり「間に合ったぁ」とホッとしたものつかの間、どうやら色々と手続きがいるみたいで.......

Dear --- , 

I am pleased to offer you employment as an Exam Invigilator at the Faculty of ---. Please find attached your Letter of Offer and other relevant documentation.

Below are instructions for submitting documents to HR and accessing timesheets on MyHRonline. Please ensure you forward all documents directly to HR long with this email. 

 

New Staff

You will need to complete and email the documents below to ---@---edu.au (email heading should be “Casual Contract  – [Name]”) by Monday 11 February 2019 along with this email. Please CC us in:

1.       Completed Casual Appointment Form (please complete employee details)

2.       Signed Letter of Offer (page 9)

3.       Bank Account Form

4.       Copy of proof of identity

5.       Tax File Number Declaration Form (available here)

 

How to get your staff number

Once all your documents have been received and processed by the HR Service Centre you will receive a completed “ticket” email that includes you staff number.

How to get your unikey

Your student and staff unikey accounts should link once your paperwork is processed. Please contactICT for further information or to find out your unikey (call ---- ----).

 

How to get paid

All claims for payment must be made online via MyHRonline.

  • You will need a unikey to log in.
  • You will only be able to enter your pay claims once your contract has been processed and only during the contract date period.
  • Timesheets operate in fortnightly pay cycles. Do not submit timesheet after entering a claim if you know you will be working more than one shift in a pay cycle. Instead, enter the hours as you work them and the system will automatically ‘save’ your progress. At the end of the fortnight submit all hours worked. 
  • Only submit for every fortnight that has activity.

 

Important links:

  • Log in to MyHRonline (with unikey)
  • Information for new casual staff (login with unikey required)
  • Complete the Local Work Health and Safety Induction Checklist 

なんだよこれ!書類とか色々ややこしそうやん!

ただでさえ英語環境に戻ってきたばかりで周りの言ってることが聞こえなくて重度の英語ストレス、論文サブミット詐欺を繰り返している状況、もうやらなきゃいけないことだらけだから無理! 

ということで、締め切りをスケジュールに入れ込んで最近まで放置してました。

 

2/11の締め切りが迫ってきたのでようやく重い腰をあげて作成しようかなって気分になる。

しかしこれが遅かった......

 

締め切り3日前となる2/8金曜、たまたまPhDの学生とinvigilationの話題になり

「Tax File Number持ってる?」

と聞かれた。

さらっと聞かれたけどTax Number??となる。それもそのはず、前回のメールに添付されていた書類は送られてきた際にチラチラっとみただけで放置。それももう2週間近く前や......いくらなんても自分が怠惰すぎてわらけてきた。

友人曰くオーストラリアで働くためにはこのTax File Numberを申請して取得する必要がある。一度申請すれば番号は永久なんだけど取得に10日くらいかからしい。

笑笑

笑笑笑

まじーーーー?

この時点で金曜だから週末を挟むしもう期限2/11月曜は間に合わん!初のカジュアルバイトなので♪エントリーを楽しみにしていたのにここから一気にピンチ!

 

ここでフォローが

友人「大丈夫、一度アプライして承諾されているから遅れても取り扱ってもらえるよ」

私「本当?やったことある?」

友人「大丈夫だよ」

 

やっぱりね〜外国人ってきとーすぎる!あのさ、そこで"自分も以前やったことある"とか"友人が"とかエビデンスベースでのフォローをして欲しかったよ。やっぱりなんのエビデンスもないんかい!あなたの意味するその大丈夫って「大丈夫でありますように」って願望と同じことだよ。

 

ということで、もう大学に提出する書類が遅れることが決定しました。

この話はまだまだ続く。

では。

 

千羽海崖トレイルランニングレース2019に出場-2

初のポイントがかかった大会でDNFにあった話の続き

前回の記事はここをクリック

エントリーした時のお話

前回のお話 

これが今年2019年大会の公式映像

www.youtube.com

数回みたけどグッとくるものがある。

私が出場した2019ロング37km部門

当日473名出走

305名フィニッシュ

完走率64.58%

たったのそれだけ?

開会式

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生で鏑木さん!

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声のトーン、スピード、表情、とにかくよく人柄がでている感じ。素敵だなぁとしみじみ思った。

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コースは階段が多く含まれているので、ネット上ではこの大会のことを「階段地獄」と表現する人もいる。だから覚悟して望んだはずが、想像以上に階段地獄、一向に抜け出せない階段地獄、、、。もうこりごりです。

スタートー第1関門

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女子スタート8:00

完走を目標にしていたので、スタート前から後ろのほうでスタンバイ。スタートして数分で階段が始まる。大渋滞だけどあまり気になりませんでした。

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(写真は拝借したもの)

ただただ前の人について階段を同じペースで上り続ける。

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この区間はほとんど階段だけ(赤色の部分は階段メイン)で、ステップは少し高め。小柄の私にはこの腿上げが一番きつかった。

この階段地獄でわかったことは、私は上りでランナーを抜かすことはあっても、下りで抜かすことはない。むしろ下りで一気にランナーに抜かされた。

「圧倒的に下りが弱い」

これがわかっただけでも大会に出た価値があったと言える。日頃、1人や友人と走っているときではわからなかったことなので、大会経験の必要性をまた学んだ。

この階段地獄ではお手製のエナジードリンクとグミに手をつけた。やっぱりトレランとグミの相性はいい。

*お手製ドリンクとは出走前にエナジーゼリー数本を容器に全て絞り出してそれをスポドリで割ったもの。気軽にエナジーゼリーを摂取できる。

第1関門

ここでの貯金は30分以上!しかし貯金を大切にするため休憩は5分だけ。

第1関門ではポカリを飲んで水を500ソフトフラスクに補給。名物の焼餅は食べたいけど断念。私はあまり食がすすまなかったので、パンやフルーツなど食べているランナーがうらやましかった。

ここで疑問なのが、ポカリをソフトフラスク500mlに補給したい旨を伝えたら、拒否された。「ポカリはこのエイドでコップで飲む人のものなので、その場で飲める分の量しか差し上げれない」とね。

えーー?

選手にとって水分や電解質って命に関わることなのになぜ?なぜたった500mLのポカリを補給できないの?2回聞いたけどだめだって言われた笑。いままでマラソン大会は日本も海外も出たことあるけど、スポドリの提供を拒否されたのは初めて笑。念のためにスポドリを作る粉末をザックに入れていたので不安はなかったけど、目の前にあるスポドリをフラスクに入れられないのは拷問に近い。

第1関門ー第2関門

この区間では続々と20分遅れでスタートした男子上位選手に追い抜かれた。

ラッキーなのは上位選手の走りを生で見ることができた!かなり急な階段をハイペースで上がっていく!みなのふくらはぎの筋肉が彫刻のよう。のちに半田選手のもみたけど芸術品!ふくらはぎが膝の幅に比べてかなり太い!

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この第2関門後半の急な下りも階段が多く、相変わらず一つ一つのステップも高い。

ここでもトップ選手から学ぶ。彼らの下りスピードは尋常じゃない!かなりの角度で前のめり。もちろん舗装されていない道を走るので、着地したほうの足がずるっと滑ることもあるのに、そんなの平気なようにみえる笑。恐怖心とかないのかなぁ?尊敬する!

第2関門

ここは通過だけ。

第2関門ー第3関門

関門後は舗装された道を下りながら海岸コースへむかう。

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最後は海岸へハシゴで上陸する笑

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(写真は拝借したもの)

 

問題はここから。この先には大渋滞が待っていた。岩をにしがみついて1人ずつ渡らないといけない箇所があって、、、その岩のために20分以上待ち。初めはこの待ち時間を利用して次のコースマップをみたり食料補給したりと色々できたけど、20分も海岸に立っているとだんだんからだが冷えてきた、汗で濡れた服が冷たくなってきたからだ。 

このレベルの大渋滞は過去にはなかったらしく、その場の担当スタッフが1人そわそわしてました。「選手のロストが多すぎる」「こんなの初めてや」と何度も独り言(心の声)を言ってました笑。 

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(写真は拝借したもの)

やっと渋滞の岩場を乗り越えて海岸に着地した瞬間に大転倒。右の大腿からお尻にかけての着地だったので手や顔は怪我なし。しかし左足は完全に水の中に入ってしまい靴下までびちゃびちゃ泣。

そんな災難にあってもそれでも走るのは、さっきの岩場の渋滞のおかげで貯金がなくなった。しかもここから約3kmは海岸の砂利を走るからペースも上げれない。

そしてまた岩で転倒。ギザギザの尖った岩場は藻が付いていてすべる。ここから岩場は走るのを諦めた。砂利道だけを走ることにした。安全第一。

海岸も終盤にさしかかると「第3関門は間に合わない」という見たくない現実が見えてきた。でも悲しいけど足を止めず走り続けていると後方から「がんばれ」「もう少しで海岸終わりますよ」「あと*kmですよ」「もうすぐでトレイルになりますからね」などとしきりに声をかけてくる男性がいた。これには相当励まされた。私の周りにいたランナーも同じだと思う。

なんとか海岸が終わりトレイルに切り替わる地点でその声かけを積極的にかけていたランナーはスイーパーさんだとわかった。

スイーパーさんはここから私たちをもっと追い込む笑「まだ間に合います。だから頑張って!」「いけるいける」なんども言いながらスイーパーさんは私を追い抜いていった笑

紫が海岸コースで、茶色がトレイル

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実は海岸後のこの1kmにも満たない茶色い部分のトレイルがハード。木に捕まらないと登れない箇所や道も不安定で傾斜も結構ある。

「頑張れ」「あと6分」

周りにいる制限ギリギリのランナーたちが励まし合う中で、私は"このトレイルは時間かかるから関門は無理やって!"と心のなかで何度も叫びました。でもギリギリなら全力を出しきるしかない。

第3関門

制限時間3分前に通過!

すぐに水を補給。

諦めなくてよかった。海岸渋滞ではひやひやしたけどなんとかレース続行の権利を得た。あの海岸の渋滞がなめれば体は冷えなかっただろう、そして貯金も維持できたかもしれない。でもそれも含めてトレランなので特に文句はなし。

ここでは水を補給とトイレ。トイレは別に行きたくなかったけど、ここから次の関門までは今大会最長10kmの区間となるので念のためにね。

第3関門ー第4関門

第3関門後は舗装された登りが続く(黒色の部分)。そして舗装路からトレイル(茶色)に入る。この区間が相当きつかった。

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1kmくらいで一気に300m以上標高をあげる、これは初体験。ここまで急な傾斜の上りが続くと流石に無理!

階段地獄より、この2km弱の上りの方がやばかった。

ここまでの登りはどんな勾配でも一度も足を止めず進んだけど、ここでは時々足を止めざるをえなかった。この間はガーミンによると20分以上/kmのペース。数字をみるだけでもやばい。

私を追い抜いたランナーのうちの1人が追い抜きざまに声をかけてくれました。

「杖があるとすごくらくですよ、これ本当におすすめです」

杖というのはその辺に落ちている木の枝のこと。これをポール代わりに使用するとよいらしい。

もうこの終わりが見えない急勾配で心が折れていたので、そこからは自分と相性のよい木の枝を探しながら上りました。ついに2本の杖を手にすると、杖の偉大さがわかった。負荷が腕に分散されるのですごくらく。

なんでこれを始めからやらなかったのか、すごく後悔が押し寄せた。杖を使い始めて間も無くこの上りが終わった。

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そして前半の7kmの階段地獄とは異なり、上り切ってからがとても面白いかつ危険なトレイルコースの始まり。

19km以降が本当に楽しい

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もしこんなコースが始めから続いていたのなら楽しく走り抜けることができたけど、もう足が悲鳴あげていたので無理でした。といいつつ走れそうなところはジョグで進みました。

で、諦めたのは

21km付近...

関門に間に合わないかつ足が無理や。怪我をしないことが一番大切。だから歩こう。

 

この決断してからはトレイル一つ一つを楽しめるどころか悔しさが込み上げてきてもっと辛くなった。いままでやったことない決断「走るのを諦める」をしたとき、そこから一気に足を止める回数と止めている時間が長くなっていきました。トレランってメンタルのスポーツだなって改めて思った。

第4関門

間に合わずDNF。

成績は

距離 25.77km

カロリー 2151

累計標高 1920m

自身の記録は塗り替えることができた。

いままではRoyal National Park 30kmで累計標高は1110mぐらい。これで標高が1000m上がるだけでどれだけ負荷が変わるのかよくわかった。1000m単位ってすごく大きな違い。

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振り返ってみる

海岸岩場の大渋滞でロスした20分を持っていたら第4関門は通過できたと思う。でも第4関門-第5関門の階段地獄に耐えれる筋力がないので結局は第5関門でDNFになったまたはリタイアしたと思う。

少なくともベストは尽くした。安静時にも膝の痛みを感じるようになり年末からこの千羽の大会まで3週間トレーニング0、大会1週間前にインフル発症、それにしてはよくやった。いつかリベンジしたい。

長いのに最後までお付き合いいただきありがとうございました。

次回のスコアをかけた大会はJABULANI CHALLENGEです。

 

では。

P1の山、とうとう九合目まで登ったよ

ミーティング2時間、これもP1のため

何度 "almost there" といわれたことか......

今日のミーティングでやっと数値で表現された

「90%が終わっている」

とね。

もうそこまでやん!

頂上もうすこしですやん!

 

そーとー嬉しい。

 

本当に私はラッキーだと思う。

昨日朝にP1のドラフト提出したら数時間後に「木曜の14時からミーティング」設定の連絡が来た。なんとも早い!

スーパーバイザーはカイロから帰国してミーティング続きで忙しい。特にSemester1が今月末から始まるので、その最終打ち合わせが多いみたい。それを目の当たりにしている私としては、「本当に私のドラフトをたった1日で読めるの?」と半信半疑だったけど、スーパーバイザーは神でした!

 

P1のディスカッションのパートだけ読んでコメントくれたのだ!

*discussion partが論文の中で一番大事とされている

 

まじかーーー!

仕事早過ぎやしない?

そんなエンジンあったの?

なんで今までそのエンジン使わなかった?

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と一瞬だけ色々な思いが脳裏をよぎったけど

そーとー嬉しい。

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愚痴は言わないにこしたことはない。素直に喜ぶべし!

Dear ---

I focused my comments on the discussion – it is looking really interesting and very good. Please see the attached and we can discuss this when we meet. P1 is getting close.

Kind rgds

---

しかも午前中にフィードバックをくれたおかげで、こちらも午後のミーティングに備えて2時間ほど準備ができた。あー先週末に頑張って仕事して水曜に提出しておいてよかった。やっぱり水曜日って大切。

 

ミーティング後も、その勢いでミーティングで話した内容を即反映させて添削をしていると気づけば夜の9時だった。その時点でやっとお腹が空いて手を止めた。アドレナリンでまくりでお昼から何も食べてない。いま思い返すとお昼はみんなで雑談した時に食べたナッツとチョコだけだ笑。そしてもう一つ、あっ!ジムに行き逃した!明日は行くぜよ。

論文もブログも精進します。

では。