シドニー生活

中年研究者のお話

1泊2日のワークショップ

週末は外資系企業の財団が開催するワークショップへ行ってきた。

ワークショップのお話は昨年7月の話へさかのぼる。

1日で応募書作って、80ドルかけて日本へ郵送して、バタバタしたけど採用された話はこちら

↓( ^ω^ )

pskusg.hatenablog.com

pskusg.hatenablog.com

 

結論、

相当たのしかった!刺激を受けすぎてモチベーションアップ! 

 

自分の経験上、ここまで業界の垣根をこえて人に出会う機会なんて、ここ以外にあるのだろうか?そう思える濃いイベントだった。

一応主催者は「ヘルスリサーチ」に関する財団なんだけど・・・蓋を開けてみるとね、参加者の職業は、

経済学者、医療経済学者、行政や研究機構に勤務する者、医療従事者(医師・薬剤師・看護師・理学療法士・ソーシャルワーカー・介護士)、大学関係者(研究者)、基礎研究者、マスメディア、医療機器検査機関、トイレ研究者、弁護士、郵政、コンサルタント、学生(私)、などなど、約40名参加。

いま思い出しながらでも書ききれないくらい、様々な業界から集結。しかもこれらの業種の人って、私がその業種や肩書き対してもっているイメージとは違うことも多く、、とにかくみなが思う職業の一般的な枠にとらわれていないという笑

様々な業界からというより、各業界から偏った人たちだけが大集合。

例えば社会人で博士課程に在籍している人は普通にいる。しかも一流の国公立大学。一流だからすごいのではなく、通っている本人の居住地とは離れていたりする。定期的に交通費(自費)使用してでも通いたいという熱意はすごいよね。しかも家庭ももっているし、お子さんの学費もかかるだろうに。

ある看護師さんなんて現役で働きながら大学院で法律を専攻している。その看護師さんのうけもつ患者全員、症例数が激少ない難病。その延長として法律を学びたくなった学ぶ必要だでてきたそうな。

仕事と学んでいるエリアが必ずしも同じとが限らないし、転職経験ももちろんある人も多い。資格は1つじゃないのです笑、ERの医師&弁護士のダブルライセンスの人もいる。よりによって激務のERの医師が弁護士資格とらなくても。。。なんて心でおもってみたり。

 

( ・∇・)

自分のキャラが

とても薄〜く感じた笑

というか、私のキャリアはいたって普通。自分では、転職して海外博士は大きな挑戦であり決断だったのに。。。

 

ということで、

責任感と向上心を持って仕事をしていくと、その先には転職や新しい学問へ飛び込むという流れって、決して私だけではないなと思ったしだいです。

そして「まだまだ若い者には負けとれん」と思っていた自分自身がまだまだ小僧だと実感した。

 

ちなみに参加者は約40名で、"初めての人"と"リピーターの人"の2つに大きく分かれる。

一度採用されると最大5回まで参加することができるシステム。5回マックス参加する人もいれば、数年振りに参加2回目とかの人もいる。今年は初の試みで、新規の人をかなりの受け入れたらしい!ということは・・・、私の応募タイミングはかなりラッキーだった!ここに参加できたのも奇跡。

サポートは、交通費、宿泊費・カンファレンスセンター費用、土曜ランチ/ディナー・日曜ブレックファースト/ランチ、その他飲食費が全て補助される。

※このWS参加応募書類には推薦状が必要だった。スーパーバイザーの推薦状を添付したが、このパターンはレアだったことが判明。笑。ほとんどの新規参加者は「WS参加者の〇〇さんの紹介」という形で参加するみたいで、だから何回も聞かれた「誰の紹介ですか?」と笑。

誰の紹介でもないぜ!

あえていうなら共同研究者にいただいた情報から応募しただけ!笑

 

ちなみにリピーターを重視しているのは、様々な人は垣根を越えて集まることで新しいアイデアや共同研究が生まれるよう、そんな願いがあったりする。だから継続で参加することで結束を強めていく流れ。要は研究者のマッチングが毎年行われているということ。

実際に、ここから出会って科研費を2つももって研究開始している人たちもいた。ここではかけないけど、かなり先進的な研究で、話を聞いただけで「こういう人たちが世を変えていくのだな」とも思った。これが実現したら世のインパクトは大きい。外資企業の種まきが成功した例ではなかろうか。

あ〜、そんなことを見聞きしてしまうと、自身の研究の将来性も意識していく必要があるなとわかった。というか、研究の今後ももっていきかたは日頃から意識してきたつもりでしただ、まだまだあまかった。

ふふふ。

 _φ( ̄ー ̄ )

だから

早速アクションを!

このワークショップで知り合った人を通じて、来月に意見交換の場を調整中です。自身の共同研究者を踏まえてね。

 

そうそう、フルタイムの学生は私1人だったけど、そこに関しては、他の人と壁を感じることはなく普通にすごせた。みな向上心や社会貢献へのモチベーションが高い人が多いので、学びや挑戦というキーワードに過剰に反応することもなく、すっと理解してもらえる。肩書きなんてものは、しょせんは肩書きでしかない。すぐに変わるし変えられる。やはりここまでくるなんかでの自身の経験が全ていかされて今があるのだなと。

 

日本には、こんなにも素敵な人がいることを知ることができた。「世の中まだまだ捨てたものじゃないよ!」と思える2日間でした。もう参加券はもっているので、次回もエントリーしたいと思います。

では。

 

※ワークショップでやっている内容を今回は割愛しました。これは日記ブログなので、自身の感想だけかきました。来年は内容をかけそうなら書いてみますね。

いざ香港で!

これは「香港へいざ!」の続き。HK100を除く、香港滞在についてのお話になります。

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<滞在1日目木曜>

香港空港へ早朝5時到着

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到着後に利用できるラウンジがあるのでそこへ向かうと、なんとターミナル2が閉鎖、そしてラウンジも閉鎖!

もうがっかり。シャワー浴びてご飯を食べて研究作業をする予定だったのに・・・。

あまりにも眠かったので空港のベンチで仮眠をとった。

その後はバスでTsim Sha Tsuiまで移動。

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バスにはUSBがさせるようになっている、すごい!

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午前にホテルへ到着

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レセプションはビル10階

14時にしか入室はできないけど、チェックインの手続きを済ませた。「マネージャーより部屋のアップグレードの申し出が来ているけどそれで良いか」と案内を受けた「ちろんおっけー!」。ダブルがツインになってしまうが、部屋の広さは約2倍になるらしい。

→友人2人のうち1人もツインにアップグレードされてたみたい。2/3でアップグレードはかなりの高確率!

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朝食は、ワンタンヌードル

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食事中にマップをみると近くに博物館と科学館があることを知ったので行ってみると、博物館は小学生の団体が会館待ちで列を作っていた。科学館はこの日は休館。なんだかテンション下がってやめることにした。

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ポスターによると科学館でラクダの解剖がみれそうだっただけに残念!

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ということで、Urban Coffee Roasterでラテを飲みながら仕事開始。

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ここのラテ、甘くてクリーミー感強い!

続いて、気分転換にぶらりと向かいのK11という商業ビルへ。

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なんと吹き抜けのスペースにデスクが!

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コードも配置されている。周りのみると勉強、読書、休憩とみな自由に使っているではないか!

これはチャンス。ここでまた2時間仕事。

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そして遅めのランチ

汁なしヌードルと、菜っ葉のオイスターソースがけ。ヌードルにかかっている卵はぷちぷちしておいしい

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チェックイン後は、ホテルレセプション横にあるバルコニーでコーヒー

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とはいえ、ここは香港。海沿いでもないので景色はあまりよくなかった。高いビルに囲まれたバルコニーです。

このホテル1泊3500なのに、ロビーで無料コーヒーがのめる。そして毎日水が2本補充される。

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さらにめぐリズムも一箱ついてきた!滞在中は1回だけ清掃いれたので最終的に2箱ゲット!

夜はもう一度ヤムチャを食べて、コンビニでお酒を購入してのんでから就寝。

 

<滞在2日目金曜>

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朝は、あわびのおかゆ、揚げワンタン、菜っ葉のオイスターソースがけ←食欲旺盛

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部屋で仕事、ホテル近くのN1CoffeeCo.でジンジャーラテ、部屋に戻り仕事

あっという間に14時、友人との待ち合わせの時間

ということで、シドニーと同様に研究作業に追われてはいるが、食事は香港スタイルなので十分にリフレッシュできた。

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金曜午後→レースのレジスト

土曜朝→レーススタート

日曜昼→レースフィニッシュ

日曜夜→レース打ち上げ

🦵レース後は、足がやばくて中華料理屋さんの5段くらいの階段が降りれず、ロードと歩道の段差15センチをこえるにも気合いと勇気がいる状態。

 

<滞在5日目>

🦶レース翌朝、足がさらに棒。

アクレィブレストなんてもはや不可能、🚽トイレの便座に座ることすら困難。

いままでのウルトラレース3戦(UTA, BTU, BNWU)の中で一番ダメージが大きかった。レース直前6週間は怪我でトレーニングしてなかったので当然か・・・

しかし食欲はある!

🍴朝食は、トムヤム味のヌードル、水餃子、菜っ葉🍴

部屋に戻って休息🛌

🏨11時過ぎチェックアウト

そして全身マッサージへ

💆‍♂️60分3500円

足は触られるだけで飛び上がる状態、もはやなすすべがない。よって上半身中心となった。

マッサージ後はつけ麺をたべて、

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香港でいま一番人気らしい?黒糖タピオカミルクティーをかって、🚌スーツケースもって空港へ

※TIGER SUGERの黒糖タピオカは全てがフィックスされていて、甘さを調節できなかった。かなり甘いです。。。

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荷物を預けた後は、もういっちょ!タピオカミルクティー!だって、CAさんとパイロットが並んでいたお茶屋さんがあったので、これは買わないわけにはいかない。

そして、月曜夜に無事に日本へ帰国。

 

個人的には、HK100は奇跡の完走!だと思っている。

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だから凱旋帰国にふさわしい、フィニッシャーフーディーを着て帰国した。

 ♪( ´θ`)ノ

でもね、

でもね、

香港でも日本でもフィニッシャーフーディーについてふれられることはなく・・・。

 (  ´Д`)y

え?ただのパーカー来ている人だと思われている?

残念です。

そんな感じで、研究締切に追われているものの、楽しいバケーションができました。

では。

Vibram Hong Kong 100 Ultra Trail Race 2020 に出場しました -2

CP5~CP6 

CP5では唯一のドロップバックをゲット。ベースレイヤーと半袖を脱いで、半袖+アームカバー+ウィンドシェルをきた。

想像していたよりは寒くなかったので、ダウンとフリースはつまないことにして、その代わりに軽いという理由から防寒用にレインコート(ストライクトレイルフーディー)だけつんだ。

おやつにベビースターラーメン、ドリンクはあらかじめソフトフラスクにBCAAとスポドリを詰めたものを2本つんだ。

この日1回目のヘッドトーチのバッテリー交換。どうやらトーチの調子がまた悪いので、換えのバッテリーはすぐにとりだせるようにポケットへいれた。

なんだかんだで、地面に座りながらこれらの作業をしていたら25分がすぎていた。あまりにも疲弊していて、体が動かないので当然かもしれない。地面に座り込んだおかげか、足の疲れが少し取れた感じはあった。

ドロップバックを返却して食事をなる早でとって、結局CP5は合計で40分滞在。

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CP5を出発する前に何度もメンタルのためにマップを確認した。予定では13kmで880mの獲得標高。HK100は後半がつらい、CP5以降は一気にアップダウンが増える。

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結局、最大で一気に550mアップ!

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この区間がぶっちぎりで所要時間が長かった。他の区間は1時間半〜2時間半で次のCPにたどり着けているのに対して、ここは4時間以上かかった!

CP6の途中、マーキングがしばらくない箇所があり、他のランナーに道を聞かれた。この時、この度初のMaps.meを使用!位置確認したが問題なし。

その時思った、GNW Ultraの時は、日中も夜もずっと携帯は手放せずMaps.meで位置確認しまくりだったなぁ笑。

<記録>

CP5-CP6 (CP5カットオフ3:15)

距離 13.02km (13km)

時間 4:08:19

ペース 19:04min/km (21)

高度上昇 905m (880m)

カロリー 957

※カッコ内は予想時間/距離/標高

予定より20分早くCP6へ到着。貯金は1時間半。

この600m級の山登りはさすがに疲れた。ただいえることは、コースロストの心配はないため、夜も安心して進めました!

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CP6~CP7

CP6は最悪のコンディションだった。強風!強風でとにかく寒い!

トイレを済ませ、防寒として持っていたレインコートを上からきた。寒すぎてどうにかなりそうだった。暑くなって脱いでいた手袋をもう一度装着。 

香港人ランナーに「こんな時はジンジャーティーを飲むんだ」とアドバイスをうけ、ジンジャーティーをいただく!しかも2杯!笑

後半は本当にハードなので、ここでも10分以内の滞在で速攻出発!CP6出発は夜中の1時35分。

このあたりからは記憶はあいまいなのだが、、、

記憶では、ロードが多かった。

ロードになると足元への集中力が一気にいらなくなり一気に眠くなった。CP5でつんだレッドブルをのんだけど一向に眠気は引かない。レッドブルを飲むと「羽が生える」というトレイルランナーのブログを何度も目にしたが、私には羽は生えなかった。左右にフラフラしながらトボトボとあるくことが多くなった。とにかく気がつくと目を閉じて歩いている状態。ふらふらふらふらしている。

この頃から、寝ている?死んでいる?ランナーを多く見かけるようになった。トレイルでも突然寝ている、道でも倒れている。これHK100じゃなければ、びびるよね。完全にエマージェンシーコールしちゃいそうな光景。吐いているランナーもみかける。その中でも、エマージェンシーブランケットを巻いて寝ている人も←これは正解だと思う、凍死しないようにね。エマージェンシーブランケットで寝たランナーはその後シートを腰に巻いて走っていたりするので、シャカシャカ音をだして走るという、もう夜ってなんでもありだね。

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CP6-CP7 (CP7カットオフ6:00)

距離 8.06km (8km)

時間 2:44:23

ペース 20:24min/km (20)

高度上昇 616m (462m)

カロリー 498

※カッコ内は予想時間/距離/標高

CP7へは予定より15分遅れ。貯金はこの時点で1時間20分。

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CP7~CP8 

CP7に到着したのは朝の4時20分。今回3度目となるトーチのバッテリー交換をした。やっぱり切れるのが早い・・・。とはいえ、1回目よりは長かったのでよしとする。

ここでは仮設トイレが2つだけ。あまりにも汚くて使えないレベル。スタッフに声をかけた「トイレは他にもある?」「いや、この2つだ」

まじか。。。約2000人のランナーがいるのにCP7にトイレ2つて。。。

結局は、諦めて入ろうとすると、前のランナーがトイレから出て来ず、なんとトイレ待ち10分!笑

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顔が死んでいるランナーがファイヤーを囲んで休んでいる風景

死んでいて当然。

この時点で78km&獲得標高3688m。

獲得標高もUTAの同じレベルまできたのに、まだ22キロもある。おそるべしHK100。というかこの時の私は眠気がさめておりいたって元気。「よしあと22キロだ」と思えた。

CP7ではトイレ問題もあり30分滞在。

記憶は曖昧なんだけど、ここでは長い下りのロードが続いていたきがする。

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記憶は曖昧なんだけど、たしかこの区間に超危険な山登りと下りがあった気がする。あまりにも急な階段の登りコースコンディションもあまりよくなくて躓いたら死?ってなりそうな感じがしばらく続いた。頂上は強風であまりにも寒く危険な感じがあり止まらずに急い下山した。凸凹した階段なのでこれまた危険で、この頃はもう前腿が死んでいるので、足が自分を支えられなくてポールに助けられながら危険な下りを一歩ずつすすんだ。霧が一面立ち込めているので、景色もなくとにかくライトで目の前だけ照らして進む感じ。とにかく夜に進んだ区間の一部が本当に危険だった。

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夜間パートは記憶が断片的になっているけど、街に近い時は、一瞬だけど夜景がみれた

CP7-CP8 (CP8カットオフ8:30)

距離 7.42km (8km)

時間 2:01:26

ペース 16:22min/km (17)

高度上昇 429m (281m)

カロリー 450

※カッコ内は予想時間/距離/標高

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CP8-CP9

CP8は広い公園のような場所。この頃はもう明るくなってきていた。トーチとヘアーバンドを片付け、キャップとサングラスを装着。トーチをしまう際にバッテリーをみたらバッテリーのローサインがでていたので荷物を軽くするためバッテリーを取り出して捨てた。いま思うと、軽くするためではなく、バッテリーを3回も変えたことへの苛立ちからバッテリーを捨ててやりたかったんだと思う。

ここではマッシュルームスープを3杯、ジンジャーティーを2杯。この頃は固形物が入らなくなっていたので、液体でエナジー摂取を心がけた。エナジー切れが一番よくない。トレランはどれだけ食欲がなくても食べるのが仕事!

ここで、朝方に白人ランナーに話しかけられた。彼のことはよく覚えていた。途中なんどか追い抜かれたが、私が追い抜く時は必ず上半身裸にザックで、ライトをつけたまま山道の途中で寝ていた。時にはいびきをかいていた笑。

彼とは、トヨタのガス事業の話やなぜ撤退したのかなぜかビジネスの話をした笑。86km&獲得標高4000mをすぎたところでする会話でもないのだが、やっぱりトレランをするような人に普通の人はいないらしい笑。彼は、薬の副作用による眠気で、レース中に7回も寝たらしい←冬山なのに眠気をとりたくて裸にザックをしょっていたと思われる。

この区間は相変わらず階段地獄だったと思う。というかあまり記憶はない。いま思うと、かなり高い山をまた登らされていたようだ。本当に記憶がない。

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CP8-CP9 (CP9カットオフ11:15)

距離 7.05km (7km)

時間 2:25:12

ペース 20:36min/km (22)

高度上昇 638m (596m)

カロリー 558

※カッコ内は予想時間/距離/標高

CP9には予定より20分弱はやい9時半すぎ。貯金は1時間10分。

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CP9~FINISH 

CP9に到着したときは朝9時半ごろ、ここはトイレも含めて長めの20分休憩。

この頃は固形物はどうしても食べる気になれなくて、ジンジャーティー1杯とお味噌汁を2杯のんだ。このCPだけが大根入りのお味噌汁!最高に美味しかった。

このCP9はなぜか椅子が6脚くらいしかなくて・・・笑。座りたいけど、椅子待ちの時もあったくらい。あとね、ここのトイレも和式。もう前腿もパンパンで椅子に座ることもやっとなくらいなのに、トイレのたびに和式。。。新手の嫌がらせだった。私の記憶では、CP7の仮設トイレ以外は全て和式!

一緒に参加していた友人にメールしていざゴールへ向けて出発。貯金は1時間ある。どんなに遅くても歩き続ければゴールできる。そしてペースを落とさなければ、13時にゴールできる。この時、ようやく完走を確信した。

ところが

最後のエイドCP9を出発した最初の1キロは36分12秒・・・。

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(写真はネットから)

もうヘトヘトなのに、前半はロッキーなエリアで腿上げの連続。この1キロで1時間貯金のうち25分も失くした。もうゴールできるものと思っていたけど、一気に絶望につきおとされ、絶望のなかでポールをカバンにしまった。

私の足はとっくに動かなくなっているので、この頃はポールに頼って一歩一歩歩いていた。それでは間に合わないような気がしてきた。歯をくいしばって自分の足だけで痛みを我慢して前にすすむ。

この時、後方に体調不良のランナーがずっといて「おぇ〜」って吐くような音を出し続けている。この音はいつまでたっても聞こえるので、おそらく吐ききって何もでないランナーがおぇ〜ってやりながらも頑張って歩いていていたんだと思う笑。そんなに苦しいなら休めばいいのに笑。

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ロッキーのあとは、山の上をひたすら歩くトレイル。

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(写真はネットから)

このあたりにくると、ハイキングの観光客がちらほら。このあたりでは霧がでていて景色はさっぱり。

その後、最後の最後にで坂地獄。かなりの傾斜のきつい上り坂を4キロ弱かな・・・。なんども心が折れそうになった。ロードなのにキロ17-20分もかかった。

コンクリの長い急な登りが終わると、今度はそのまま体が思わず前に出てしまうような急なコンクリの下り3キロ弱。この最後の区間はメンタルが一番きつかったかも。ただ、この急な下りロードのおかげで無理やりジョグ状態にさせられ、キロ11,12分とタイムはよくなった!

そして、ようやく悲惨なロードのアップダウンが終わり再びトレイル。トレイル入口で久しぶりに大会スタッフをみた!

あと何キロ?と聞くと「1.5キロ」だと。実際は嘘。その後また次に出会った大会スタッフには「残り1キロ」と。これも嘘!とういうか、ゴール前のラスト2キロは下り階段地獄だった! 

ロードのアップダウンの後も悲惨な階段地獄2キロ以上!相当つらい。

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そして感動のゴール。

まさか自分がHK100を完走できるとは思ってもみなかった。トレランはまじ頭脳とメンタルのスポーツだ。

レース中は何度もやめようと思った。先月の骨折を考慮したら、もう十分やったじゃないか、何度も何度も思った。結果的にやめなくてよかった。

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I'm proud of myself.

<記録>

CP9-FINISH (カットオフ14:00)

距離 9.57km (10km)

時間 2:59:19←時計を切り忘れたので、10分くらい誤差あり

ペース 18.44min/km (18)

高度上昇 686m (735m)

カロリー 599

※カッコ内は予想時間/距離/標高

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☆記録28時間38分

☆順位1381位(1859人中)

☆女順位303位(326人中) 

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※女子1位11時間28分

私より17時間はやい!笑

 

HK100 (2020)

☆距離103.6km

☆制限時間30時間

☆獲得標高5300m

☆ITRA5points

☆完走率78.6%

 1832名が出走

 1462人が完走

 370名がDNF 

FINISH後

GOAL後が楽しかった〜

Finishバック🛍を受け取りまずは着替え←🦵足が動かないので服が脱げず着替えに20分もかかった笑

先にゴールして待っててくれていた友人らと🍺ビール(無料)で乾杯

友人オススメの揚げとちくわ(無料)をいただく

最高すぎて揚げとちくわをおかわり

🍲わかめうどん(無料)も食べる←28時間も動き続けたのに食欲旺盛

後から聞いた話では、ホットドック(無料)もあったらしい←私がゴールした時には完売だった〜

その後は、最終ゴールした🏃‍♂️ランナーを見守って

最寄り駅までの大会送迎バスチケット30ドル🚌を購入し駅へ

最寄り駅からはウーバー🚕でホテルへ

そして

🛌汚いまま眠りについた......

大会後はあれだけシャワーを浴びたいと思っていたのになぜか寝れた笑

2時間半💤寝たあとは

シャワー🚿を浴びて

友人と打ち上へげ!

🍻青島ビールで乾杯

🥩🍤美味しい中華料理&温かい紹興酒🍶

そして

レースを振り返る!

かなり楽しい〜

振り返った結果、

難易度HK100>>UTA

ということでまとまった。

そしてこの時のメンバー全員UTMF出場が決まっている!UTMFの話で最後は盛り上がり解散!

この日はそのまま朝まで爆睡

こうして私の初めてのHK100は幕を閉じた!

HK100番外編

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レジスト会場でゲットした半額サロモン!

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参加賞

袋、靴下、Tシャツ、バフ、タオル、折りたたみスプーンフォーク、ソフトカップ

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Finisherメダル

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Finisherフーディー

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胸とバック左肩にワンポイントあり

着心地◎

レース後はこのフィニッシャーフーディーを来て日本へ帰国!

自分の中では凱旋帰国!笑

 

昨日送られてきた写真の数々がこちら↓

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これはレース前半のランニング姿

後ろのランナーは歩いているでしょ?頑張って走った自分を確認できる貴重な一枚!

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これは、ビーチを走りながらポールを組み立てている姿。走りながら食べたり飲んだりポールを出し入れしたり、これぞトレランって感じ。

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ポールを組みたてて、山にさしかかった瞬間の一枚。

山→ビーチ→山、この繰り返しがレース前半の特徴。

というか、

GNWUでは写真は0枚だったので、HK100では多くの写真があって嬉しかった!瀕死の顔の写真もたくさんあって、こんな顔してまでお金払って100キロ走る私って一体?まぁ、それだけ完走する達成感は半端ないのだ。

ちなみにGNWUで写真が0枚だったのはゼッケンが服で隠れていたわけではなく、30人しかランナーがいないなか、私は圧倒的に後方を走っていたので撮影を終えたカメラマンとすれ違うことしかできず笑。

 

ということで、長くなったけどアラフォー2020年最初のレースでした!写真は自身撮影、友人、ネットからで〜す。

次レースはUTMFを予定。

では。

Vibram Hong Kong 100 Ultra Trail Race 2020 に出場しました -1

とうとうHK100がやってきた

レース前日の金曜午後は友人と3人でレジストレーションに行ってきた。

会場はTsim Sha Tsui Stationから電車で12分の場所。ここはあえて徒歩30分かけて行ってきた。

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ビル内の小さな一室だけど、トレラン好きな大人がひしめいていた。

まずはレジスト。いたって簡単で、受付で自分のナンバーを伝えるだけで即完了。

ギアチェック→HK100は事前のギアチェックはなく、当日ランダムギアチェックのみ。

ドロップバック→CP5とFinishの2箇所のみ。レジスト時にビニールの袋を2つ(CP5とフィニッシュ用)、そしてビニール袋に貼り付ける名前のステッカーももらえた。レース当日に、指定の袋に入れて預けるだけ。 

ようは、会場へ手ぶらで行って、ゼッケンと景品をもらうだけの簡単な任務!

その後は品物を物色。

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私と同じUDのUltra Vesta4.0がなんと半額だった...あとはBlack Diamondのポールも4割引!

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私の戦利品はこのシューズの箱積みから、半額になっているサロモンのシューズ!そこからさらにランナー全員に無料配布されていた50ドルクーポンを使い、最終価格サロモン8300円!

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半額サロモンを片手に記念写真。肩にかけている青のビニール袋がCP5のドロップバック用の袋。この中には参加賞がたくさんはいってます。

参加賞→Tシャツ、靴下、袋、バフ、タオル、アウトドア用の折りたたみフォークスプーン、ソフトカップ、コースマップ柄のボディーシール

 

ちなみにフィニッシャーは、フーディーと完走メダル。ここまで参加賞がたくさんもらえると、フィニッシュのフーディーなくても良いかも?と思えるくらいの豪華さ。

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その後、帰りもホテルまで30分歩いて帰宅。ウォーミングアップ?です。

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夜ご飯は3人飲茶を楽しみ、お粥でしっかりカーボローディングも完了。帰りにセブンイレブンへよって、レース当日の朝ごはん用におにぎりを2個購入(1個150円とお安い)。

レース当日

スタート地点までは有料の送迎バスを予約していました。Tsim Sha Tsui Stationに朝の6時集合だったので、他のレースに比べたら早くなくちょうどよい感じ。

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会場ついたらすごい人!

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会場には大人しかいないのに、なぜか着ぐるみ部隊が歓迎してくれる...これいるか?笑

ドロップバックも預け、スタートラインへ記念写真のためにやってきた。

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みんなで記念撮影を済ませて戻る途中、友人が「あっ、あの子...」と教えてくれたその先には

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シャン・フージャオ Fuzhao Xiang!

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数名のランナーが記念撮影をお願いしていたので、私もどさくさ紛れに記念写真をとってもらった!芸能人みかけても記念撮影撮らない私、なぜかミーハーになった瞬間である笑。

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シャン選手は昨年のUTMF2019女子優勝!ちなみに今回のHK100も優勝しました!しかも私の半分以下の時間でゴール!

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今回もウェーブスタート。3グループに別れる。

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私はもちろん、最後のウェーブ3。最後尾を確保。疲労骨折が完治しているかも不明の状態、そもそもジョグができるのかも謎のまま不安いっぱいでスタートです。

Start - CP1

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8時10分、とうとうスタート

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1kmのロードが終わるとようやくトレイルへ。最初のトレイル4kmは大渋滞。

肝心の左足、違和感はあるものの痛みはない。ジョグも1キロできた。となると、ゴールを絶対に目指したくなった。

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5km地点をすぎてようやくトレイルが終了し、ロードになり一気にランナーがばらける。

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景色はこんな感じ。

最初のトレイル4kmの渋滞時のスピード(12〜13min/km)で感じたことは、このまま歩くと必ず後半でカットオフになる。ゴールしたいなら、足がいけるところまで丁寧にジョグしなければいけない。

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HK100の特徴は、START~CP4(51km地点)までは比較的アップダウン少ない。後半が標高も上昇度もきつい。マップを見れば、前半51kmが平坦にみえてくるくらい。

だから前半で貯金をつくらないと、練習不足&怪我明けの私にはHK100攻略不可能。

ということで、このSTART直後の1時間くらいで一気に作戦変更。

左足の着地を丁寧に丁寧に丁寧に丁寧に丁寧に、毎回気をつけながらそっとジョギングを開始。ジョギングと言っても歩くよりはましといった具合で、上半身はジョギング風で足は徒歩レベルというなんとも変なランニング姿(笑)

結果はこの通り↓ 

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縦軸みるとわかるとおり、アップダウンはゆるかった区間、最大上昇でもたった141m。

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渋滞は最初のトレイルで4kmほどあるけど、その後はロードメインのコースなので、渋滞で焦る必要はなし。

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<記録>

Start-SP (SPカットオフ10:45)

距離 11.87km (12)

時間 1:48:31 

ペース 9.09min/km (11)

高度上昇 467m (420)

カロリー 668

※カッコ内は予想時間/距離/標高

SPへ予定より22分早く到着☆ゆるジョグの成果あり!

 

SP~CP1

SPで休憩は2分、急いで出発。

この区間はビーチが数回ある↓

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シドニーと違い、香港のビーチは砂が硬く足が埋まるようなことはなく、普通に走れました。

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私はゲーターをつけたけど、ゲーター率は低い。

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ゲーターなしでもいいと思う。

標高はこんな感じ。300m級のお山が1つ。

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コースコンディションも良く

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山の上も日中はさむくない

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この区間だけが予定距離より1.5km以上短かく測定された。

<記録>

SP-CP1 (CP1カットオフ13:15)

距離 8.69km (10km)

時間 1:46:59

ペース 12:19min/km (14)

高度上昇 596m (454)

カロリー 634m

※カッコ内は予想時間/距離/標高

到着予定は25分早い。この時点で貯金合計約1時間。

 

CP1~CP2

CP1での休憩は7分。ここでは水、コーラ、オレンジ、バナナを補給。タマゴサンドにトライしたけど、味が合わなくて破棄(←ごめんなさい)

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CP1はビーチ沿いにあって、海の家みたいな感じ。椅子もたくさんある。

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コース途中には、石垣にチョークでHK100の案内があったりしてほっこりする

この区間の難関は400m級の山

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この山をポールなしで登っていたら、ランナーに「お前ポール持っているんだから使えよ!ここの登り長いぞ!わかってるのか?使わないなんて馬鹿げてる」的なことを、言われた笑。

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とういうことで、これまで背中に背負ってたポールをようやくこの登りから使い始めた。

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この山で、ブラインドのランナーさんに出会った。視聴覚障害とリュックに書いてあって、ヘルパーの人の肩に両手を置いて登っていた。ロードも大変なのに、トレイルを走るってすごいよね!がっつある!

そしてこのランナーさん、私とほぼ同じスピードで、この頃はよく出会いました。最終的には、彼がはるかかなたに消えていって・・・、私負けた。

<記録>

CP1-CP2 (CP2ットオフ16:30)

距離 12.83km (12km)

時間 2:36:39

ペース 12:13min/km (15)

高度上昇 763m (641m)

カロリー 867C

※カッコ内は予想時間/距離/標高

予定より30分到着がはやい。貯金合計約1時間半。

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CP2~CP3

CP2では5分休憩。ここでとうとうお待ちかねのRICE BALL。でもおにぎりのイメージとは少し違う。俵形の酢飯ごはん笑(←ようはお寿司のしゃりの部分だけ)。それに塩をつけて食べるという新しいスタイル!

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写真中央がその酢飯の俵にぎり。

おにぎり?を4つほど流し込み、オレンジを食べていざCP3へ向けてスタート!

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この区間はあまり記憶がない。

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<記録>

CP2-CP3 (CP3カットオフ18:30)

距離 8.72km (9km)

時間 1:45:40

ペース 12:07min/km (12)

高度上昇 287m (212m)

カロリー 597

※カッコ内は予想時間/距離/標高

ここは予定通りの速度で、貯金は1時間半を維持!

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CP3~CP4

CP3の休憩は10分。CP3にはお待ちかねのSoup Noodles!!がある

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もらってわかった笑。参加賞の折りたたみスプーンフォークは、どうやらここで必要だったらしい笑。

飲み込むように麺をいただく。お汁は薄味のミソスープ。

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ここでも酢飯おにぎりをいただく。酢飯とお塩だけでもなかなかいけるかもしれない。

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これまでで一番賑わっているエイドでした。

この頃は16時半、夜に備えてキャップとサングラス→ヘアーバンドとトーチへ装備を変更。ちなみに周りは誰も夜の準備をしていなかったけど笑。

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この区間は相当ボーナス。

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CP3出発後4キロをすぎると、ほぼふらっとのコンクリートのコースになる。水辺沿いのコースなので、景色も最高。夕焼けがみえました。

この区間で走っているのは私だけでした笑。水辺で綺麗だけど、フラットなら走るべし。

<記録>

CP3-CP4 (CP4カットオフ20:30)

距離 7.59km (8km)

時間 1:24:13

ペース 11:06min/km (13)

高度上昇 235m (143m)

カロリー 471

※カッコ内は予想時間/距離/標高

予定より20分ほど早く到着、貯金は2時間へ!

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CP4~CP5

CP4到着は18時。なんとか明るいうちに到着できた。CP4は51km地点なので、ここでようやく半分が終わったということになる。スタートから10時間経過。ウルトラトレイルはここからがつらいぞ〜

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CP4ではトイレ休憩も入れて10分滞在。CP4にトイレはない。正確には、CP4出発して500mくらいいったところにあるので注意!

この区間は、CP5ドロックバック前の区間。

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この区間はたった6キロなんだけど、獲得標高もある。

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ここは辛かった。香港の階段地獄に翻弄されて、登りのペースは、キロ23分, 23分, 32分といった感じ。区間後半の階段はキロ17分だった。そしてたった2時間程度でトーチのバッテリーが切れた。UTA100の悪夢再び。

<記録>

CP4-CP5 (CP5カットオフ22:30)

距離 6.28km (6km)

時間 2:07:26

ペース 20:18min/km (16)

高度上昇 513m (476m)

カロリー 558

※カッコ内は予想時間/距離/標高

20時25分にCP5へ到着、この区間で頑張って貯めてきた貯金を一気に40分も失う。。。貯金残り1時間25分。

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とりあえず、CP5(57km地点) まではなんとかたどり着きました。どれだけ遅くてもジョグはしたほうがよい。HK100はなめちゃいかんぜよ!

後半はまた書きます。では。

ビブラム香港100完走しました!

まさか私がHK100を完走できるなんて思ってもみなかった。

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レースの前日も当日もめちゃめちゃ不安だったけど、諦めなくて本当に良かった。いまの自分のベストは出せたと思う。

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HK100 (2020)

☆距離103.6km

☆制限時間30時間

☆獲得標高5300m

☆ITRA5points

☆完走率78.6%

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☆記録28時間38分

☆順位1381位(1859人中)

 

自分でも思う。本当によく頑張った。

最後まで諦めなくてよかった。

 

レースから2日経ったけどやっぱり思う。トレランって生活の全てに通ずる←おおげさ?(笑)

だって、仕事でもこうありたいなと思う。身体的・精神的に極限に追い込まれたとき、今回のレースのように、自分の知識と経験を総動員して最善をつくしちゃんと結果までもっていける人でありたい。自身が追い込まれた時にいかに自分をコントロールするか、この強さをもっと身につけたいなと思う。

ということで、とりあえずビブラム香港100を完走したご報告。かなり忙しくて本当に休む間もないのだけど、ブログ書きたいとは思ってます!

では。またね。