シドニー生活

中年研究者のお話

クリスマスと推薦状

メリークリスマス!

 

今朝起きてからメールをみると、日本の先生からメールが!

 

推薦状できたよって。

今日アップするって。

 

うんうん。

これぞ、今の私にとって

最高のクリスマプレゼント!

 

スーパーバイザーから「一日でも早くだせ」

と言われていたから、

超ハッピー。

 

日本の先生にはこころから感謝しています。

忙しいなか、私の推薦状に時間を割いてくれたこと、

言葉にできないくらい嬉しい。

とてもありがたいこと。

 

海外の大学院へ留学する人にとって、

推薦状準備はとても気を使うよね。

 

卒業して数年たってる。

いやいや私のように10年以上たってて、

いまさら大学時代の先生にどのようにアプローチするのか。

それにお世話になった先生が退官されてる可能性もある。

 

今度改めて、推薦状のこと詳しく書きたいと思う。

今日はこの勢いのまま私の推薦状経験について少し書くね。

 

修士(コースワーク)出願時

  • Academic letter は日本の大学から
  • Work experienceは日本の元上司から

博士課程後期出願時

  • Academic  卒業予定だったシドニー修士の先生から
  • Work experience 日本の元上司から

日本の推薦状は2つとも私が英語で原本を用意して先生に提出しました。

私の先生は幸いどちらも英語が堪能なので、

私の自作を元に先生が部分的に添削を行った。

 

先生に「なかなかうまくかけているな」と言われたとき、

IELTSの6.5より嬉しかった。笑

 

形容詞や副詞が文章に追加されるだけで、

動詞が変更されるだけで、

同じ内容なのにずいぶん美しい英語になる。

先生の経験はすごいなと

普段は見えない先生の経験や知識の多さを実感した瞬間でもあった。

 

事前に推薦状の依頼をメールで行い、

さらにその説明に伺いたいと先生のアポをとりつけ、

懐かしの大学へ足を運びました。

顔をみてしっかり自分の気持ちを先生に伝えたかったから。

 

大学は自宅から遠いので、新幹線使い前泊。

 

そして推薦状の作成は先生から依頼されたわけではないが、

勝手に作って持ち込みました。笑

 

自分で推薦状を書いた理由は2つ。

  • 自分で内容を決めたかった
  • 先生に手間をかけさせたくない

もちろん有名な先生に書いてもらった方がいいに決まってる。

特に有名大学を受験する際には、ネームバリュー強いかもしれない。

でも私は推薦状はそれだけではないと思っている。

 

私が言う「自分で内容を決めたかった」とは、

  • 誉めるだけでは駄目
  • 具体的な内容を盛り込む
  • 明らかにエージェントが書いてないと思わせるようなものに仕上げる

これが私の考える「強い推薦状」です。

だからこれらをクリアしてるものにしたい。

 

私の学部GPAは3.0を

かなりかなり

下回っている。笑笑笑

募集要項に書いてある3.2や3.5なんてほど遠い。

さらに普通の人より数年長く大学生をしていた。汗汗汗

 

それだけに、いざCV作成して大学から取り寄せた成績表を手にしたとき

そのやばさに気がつく。

これはまじやばいなと。

 

だから自分の志望動機書、推薦状(Academic・Work experience)

この3枚を使って、

  • どこまで自分の強みをアピールできるか
  • どのように弱みをうまくカバーするか(低いGPAと数年にわたる留年経験)

これがポイントだと思った。

 

嘘は絶対に書きたくない。

ただ策士にならなければ。

そう思い、

この3枚を使って多方面からの異なるアングルで自分をアピールできるように

という思いが多くて、自分で推薦状の原本を書いた。

 

結果的には成功したと思っている。

大学時代の落ちこぼれだった私が、

世界ランク100以内の大学からばかりオファーもらった。(自慢!)

 

つまりね、

大学時代どれだけ成績が低くても、

本人が頑張れば、大丈夫。

それがいいたい。

 

GPA3.0なくても諦めないでね。

 

留学準備でお金かけていいのは、英語の勉強だけね。

 

留学準備にお金はかけてはいけない。

エージェント使って

志望動機, CV, 推薦状 書いてもらわない方がいい。

例えそれが安い金額だとしても、

私はエージェントをおすすめしません。

自力でやらないと、力つかないから。

 

これらの書類を準備しているときは働いていたから、

書類を準備することに苦労したし、

とにかく時間がかかった。

憂鬱な日々が続き、書いても書いても納得できず、

3時間たっても1行しかかけてないこともあった。

不安に襲われ、受からなかったらどうしようって何度も何度も

ネガティブな思想がつきまとう。

 

いざ海外の大学院に入ると、

IELTSとは違うもっともっと実践的な英語の能力がもとめられる。

いまでも思う、自分でやってよかった。

あのときに英語の不安を十分に経験していたから、

留学後の不安もなんとか耐えられた。

 

もし留学を考えている人がいたら、

エージェント使わない方法を選択肢に入れてほしい。

 

先進国ではオンラインアプリケーションが主流です。

こつこつと保存しながら一項目ずつ完成させていく。

大丈夫。

一つの大学が済めば、あとは同じ内容をコピペでエントリーできるよ。

 

私のように自己資金での留学の場合、

数万円、数十万円って本当に大切。

それに自己資金の節約だけじゃなく知恵と経験を得られたと思っている。

 

推薦状の内容もいつかかけたらいいなと思う。

 

ではでは、

メリークリスマス!