海外博士過程の入学が決まった!
アラフォーのシドニー生活2年目突入、正式に決まりました。
結果の詳細は・・・
正確には博士課程後期は不合格。しかし博士課程前期への合格をいただきました。理由は「博士課程前期からが妥当である」つまり博士後期へ進むには博士課程前期で最低1年長くて2年で優秀な功績を残す必要があると。
「承知しました!」
教育システムの問題なので受け入れます。
まずは博士前期で精進いたします。
世界的な研究機関で学べる喜びには代わりはありません。
海外の大学は合否通知が遅い!
入学まで1週間切ってから合格通知いただきました。
正確には6日前、営業日で4日前。
もっと正確には金曜の16時半にUnconditional offerが来ていた。
オリエンテーションは翌月曜日からね。笑
入学予定は翌木曜日だからね。笑
つまりは前日みたいなもの!笑
日本人からは到底理解できないこのスピード。まあ今回の場合はResearch workへの出願なのでちょっと特殊だからってのもあると思います。
でも私の願書を丁寧に評価してくれたのは嬉しい。自分に足りない経験もわかったし、さらには自分が何をやりたいのか、自分の意識や覚悟がどれくらいなものか改めて再認識ができました。
ちなみに
一昨年に修士(Corse work)の合否は1週間でもらいました笑
海外博士課程は何が特殊?
博士課程出願(Research work:MPhil / PhD)は誰でもできるわけじゃなく、出願前に許可をもらってないと出願ができない仕組みになってます。
つまり大学の審査の前に、自分でスーパーバイザーを探してさらには連絡し、数回の面談を行い、スーパーバイザーの許可が出たら出願となります。その後やっと大学内の正式な審査へたどり着けます。
一般的に海外大学院留学といわれているものの大半がCourse workです。受験の要項を満たしていてもいなくても誰でも出願が可能。合否は別として、言われた書類さえ添付すれば誰にでもチャンスが与えられる!
私の去年もそれ!
私の場合はGPAかなり下回っての出願、十分な職務経験を志望動機書にしっかりとアピールして出願しました。
海外博士課程は何が難しいの?
- スーパーバイザーを探す
- Research Propsal を作る
この2点が本当に難関。
Research Propsalを出願前に作成してスーパーバイザーへ見せる。興味を持ってくれたら、次は研究内容を吟味される。トピックがホットであること、発展性があること、超明確に指摘されます。俗に言う現状報告みたいな何かの調査を行うみたいなのは自己満足研究って言われてしまいます・・・。厳しい。
Research Propsalは自分一人で一から作りあげます。日本の大学では教授からトピックを与えてもらえたり、教授との研究に参加できたり、または入学後に教授と話し合いをして決めていくこともあるのは事実。だからと行って日本の博士出願が簡単と言うことではない!
日本では『お互いに言語の壁がない関係』これが前提にある。だから上記で述べたような教授のテーマに参加させてもらえたりする、そんなことが可能になるのだと私なりには解釈している。
International studentが海外の大学で博士へ挑む。まず英語がネイティブでない以上は先生の研究に参加しても即戦力になれる訳もなく、むしろ先生の手間が増えるだけ。ローカルの学生を採用するのは当然。だから独立した自分のテーマを持ち込むことは必須で、リサーチフィールドも自身で持っていないといけない、これが大前提。
例えばこの出願前に色々な国を調べた。ドイツの博士課程も調べたけれどinternationalの出願要項には自分の研究のフィールドをすでに持っていることと書いてあった。要は、自国で自分のチームを持って入れば来てもいいよということね。
とりあえず MPhil へ!
アラフォーもとうとう正式に博士課程へ進学することになりました!決まりきった道なんてものはなく、常に感度を上げて導かれるままに突き進んで行きたいと思います。人生の分岐点で様々な縁があり今日まで来ました。これからも色々な縁があると思います。一つ一つ意味があるものだと信じて大切にしていこうと思います。
ではでは。