シドニー生活

中年研究者のお話

新たな助成金!PRSS!

4月11日助成金申請完了!

きゃあーーーーーーーー!20:23エントリーしてしまった!実は先週からコツコツコツコツと申請書類と戦っておりました。

Dear  〇〇,

Thank you for submitting an application for the 2018 Postgraduate Research Support Scheme. Your application has been received and will be submitted to the relevant academic committee for consideration after the application closing date. 

Please keep a copy of this confirmation for your records.

We will email the outcome of your application to your University email address as soon as it becomes available.

Kind regards,

HDR Administration Centre Team

もし私の申請がアクセプトされたら......なんと...... 大学から3000ドルもらえます。先日書いたけど、国際学会のポスター発表の旅費がこれでまかなえる予定。そもそもまだポスターセッションにエントリーしたけど合否は出てない。笑。そう、エントリーできる前提でのエントリー。もう仮定ばかりです。笑。

PRSS?

Postgraduate Research Support Scheme、通称PRSS。

In 2018, the University and ○○○ will provide a total amount of $60,602 PRSS funds to ○○○ students (the University allocates $35,602 and ○○○ provides $25,000 as top-up funds). The funds are awarded to eligible applicants on a competitive basis according to the University’s guidelines, with the following assessment guidelines and criteria used to rank applications.

なんと上限3000ドル/年がHDRstudent 20名にもれなくプレゼント!でもこれはスーパーバイザーの許可がいる。私ここへきてまだ2ヶ月め。なんの成果も出していないけど、チャンスがあるなら例え可能性が低くてもいいから挑戦したい。

スーパーバイザーの許可とアドバイス

実は1週間前の月曜にスーパーバイザーがたまたま一人でいたので聞きました。研究室のみんなの前では流石に聞けない。「PRSSエントリーしてもいい?名目は国際学会の旅費に使う」とね。「Definitely」を会話の中で3回も使った。とにかく出すべきらしい。でもね、多分獲得できないの。スーパーバイザーがPRSSについて教えてくれた。

ラッキーなことはFacultyのHDRstudent全員がエントリーしないこと。でもかなりハードなコンペでおそらく私が獲得出来る可能性は低い。スコア性で厳粛に評価されるから入学して1ヶ月ではおそらく無理、何も成果が出せてないのだから。ただMPhil1年目で学会発表する人はほとんどいないから、今年の応募状況によっては可能性はなくはないという話。

じゃあ何故スーパーバイザーが可能性の低い助成金にエントリーする許可をくれたのか?それは、私はMPhilを1年で奇跡的に終わらせてPhDへ進級したいので、例えコンペで負けても私が申請したことはFacultyへのアピールになる。Facultyや大学の委員が審査の時に私の書類をみる、つまり研究内容に目を通すしこの2ヶ月の成果もみることになる。そしてMPhil中にどのように研究を進めるつもりなのかも見てもらえる。少なくとも頑張りを見せるチャンスは大切ってことみたい。「MPhil生が獲得するのはまず無理だけど挑戦したいならやれ」っていう許可はここにあるようです。

ちなみにPhD生でエントリーしたことがない人もいる。「毎年募集で毎年チャンスがあるのになぜ?」と私は疑問に思う。海外では先生から何かを言われるのを待っていても何も始まらない。ちなみに私はFacultyのメールで3月上旬に知って、その時は忙しかったから、メールにフラグを立てて一旦保留。でもね、グーグルカレンダーにPRSSの締め切りとその2週前にタスクリスト「PRSSを調べること」を登録しておいた。おかげでチャンスを逃さずにすんだ。色々なメールがDMのように毎日送られてくるので整理しないと、チャンスも逃すことになる。

必要書類は?

  • a conference abstract or a summary of proposed activity (1 page)
  • funding proposal (1 page) for the use of funds
  • a CV* (1 page) including journal publications and conference presentations
  • a complete self-assessment (Appendix)

上の3つは別に一般的。4つ目の書類が厳しい。私が何故このコンペがすでに負け戦なのかはここにある。これ↓

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self-assessmentをしなくちゃいけないけど、私0点。考え方によっては、MPhilを1年で卒業する予定なので「final year」に値するだろうということで20点として提出!だってこの項目見たらわかるよね?私はスコアで見た時にドベが確定している。でも0%じゃないなら提出するべき!

あとは

  • Confirmation letter/mail from supervisor
  • Justification and details of requested funding
  • How will the activity or equipment listed above contribute towards the completion of your degree?
  • Achievement related to research

下3つが肝心な箇所。これにほとんどの時間を割いて来た。上のレターはスーパーバイザーに申請時に添付予定の完成したドキュメントと共にメールで依頼しました。すぐに返事きた。ファイルを添削した痕跡もなし!先生、おいっ、手抜きかよ!でもconfirmation mailはPDFにして公式に添付書類になるので先生の文面が素敵です。これ↓

Dear ○○,
Thank you for your e-mail. I fully support your request for PRSS funds to attend the ○○ Congress in ○○. This congress provides a great opportunity to learn from and network with leaders from our profession at a global level. The application of ○○○ including ○○ is a growing and significant area for practice-based research and evaluation. I look forward to working with you in preparing your poster presentation.
Kind rgds
○○

もしも良いoutcome来たら泣くと思う。3000ドルあると本当に嬉しい。この数日間、1日3時間と決めてちょこちょこちょこちょこ作り上げて来た書類全部を提出すると、気分爽快。あの不安や苦労が嘘のように消える。本当に英語の書類は大変。勉強にもなるけどね。では。