シドニー生活

中年研究者のお話

シドニーで日の出クリスマス-Bondi編

Coastal Run & Christmas - Bondi編

早起きの理由- Blue Mountainを走りたい 

夏休み4日目

クリスマスなのに3時起き。始発4:24に乗って、Blue Mountainの6 foot trackにチャレンジするつもりでした。今回はone wayではなくreturnで自分のconditionに応じて距離や時間を様子見てコース途中で折り返すつもりだった(過去形)。

これを思いついたのは前日24日。25日ランチ予定が後日変更となり、さらに25日はシドニー中の図書館閉館、このままだとゴロゴロして終わりそうな予感、ということで、頭に湧き上がる思いはただ1つ、それは”山Run” !!!

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前夜に荷造りは済ませてあり、そそくさと朝起きて着替えて最終の荷物チェックして、いざ直前になり「1人で6 foot trackを走ることが危険なのでは?」と疑問がわいた。

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もちろんコースは調べ済み。ネットの口コミを読むと「hard to get lost」と書かれているくらい、コースがとてもわかりやすいらしい。そして前日も晴れなのでコース条件も良好、この日自体の天候も快晴で最高気温三十度!もう完璧やん。

じゃあ何に疑問?ってことで、心配になったのは、怪我や事故の時。

トレランって基本はオフロード、木の根っことか石とかで凸凹しているコースを走るので、つまずいて転倒したり足をひねるリスクが高いスポーツです。実際に私もなんだかんだで大きな転倒はないものの、つまずいてひやっとすることはちょこちょこある。転倒した場所によっては崖に転落する可能もあって意外と自然を楽しみながらも集中して走ってます。実際に登山経験もトレラン経験も豊富な方でも命を落とすことがあるそうです。

そんな感じなので、もし怪我や事故があった場合は遠隔地では厳しいよね。今回はBlue Mountainをハイクするわけでない走るのだから、かつ観光客で賑わってはいないコースなのでこの場合は1人だし何かがあってからでは遅い。ここはぐっとこらえて、 見送りました。

6foot trackとは物語がありすぎてなかなかたどり着けそうにないです.....6 foot trackに出会ったドラマはまた今度かきますね。

 

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苦渋の決断......

 

それでもまだ3時半。安全をとっての選択...でも悶々とする...事故や怪我の可能性って低いとしても起きるときは起きる...山をなめたらいかんぜよ...相手はBlue Mountaionなのだから...

そこから卵雑炊を作って食べて一呼吸おいて「coastal runが私のルーツなのでいっちょいつものBondi to La Perouseの30km弱やったろうやないかい!」とモチベーションを戻す。

 

長くなりましたが、シドニーで2回目のクリスマスに私は朝3時からこんな感じで全力で山とスポーツの危機管理について考えてました笑。

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これもすべてはシドニーの大自然のせい。シドニー近郊にある無数の自然が私を変えてしまった笑。

Bondi Beach と Christmas 

5時の電車を目指して自宅出発

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クリスマス朝5時セントラル駅

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5:15 Bondi Junctionスタート

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Bondi Junction to Bondi Beachは3km 

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途中道端で、珍しい色の鳥を見つけた←調べたらrainbow lorikeet(日本名:ゴシキセイガイインコ)というらしい

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Beachまでの3kmはずっと下りなので比較的らく

だんだん明るくなってきた

日の出は5:43、間に合うはず

視界がひらけBeachが見えた!!

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なぜ!人が多すぎ!

朝の5時半だよ?

Scluprure by the seaよりもすごい人

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原因はこれ 日の出!

太陽が見え始めた瞬間にみんな拍手!!

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とりあえず綺麗なものをみたり感動すると拍手←オージーと日本人の共通点をここで発見

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拍手のあとはみんな一斉に写真撮影

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ペットにサンタの飾りをつけて日の出を背景にワンチャンを狙ってるひとも笑

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日が上がると今度は綺麗に写真とれなくなった

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一眼レフで三脚持参のツワモノもいたよ、すごいの撮れたと思うよ

雲ひとつない快晴だったから

そうそう、この日はサーファーたったの1人←なぜ?

いろいろ考えたけど、まさか、クリスマス日の出ルール?笑 写真のじゃまにならないためとか?それとも波がなかったから?

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"クリスマスの日の出"なんていままで考えたことなかったけど素敵

ビーチにこんなにも観客がいるとは想定外だったので驚いたけど長居はできません。朝焼けを楽しむ観客とBondi Beachに別れを告げていざランニング再開

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クリスマス、朝焼け、シドニーの岸壁、もう最高だ

 

でもこのあと、体が訛りのように重くなり......原因は不明なんだけど、この5時6時の早朝にも関わらず日差しがかなり強くて、頬がいたい。うでも痛い。目がしかしかする。ランニング用のSportsサングラス買わないとそろそろ限界かもと思うランでした。

ギブアップ。まさかの。

Bondi Jaunction - Bondi - Coogee で終了

9.01km, 464Calories, Elev.Gain165m

お疲れさまでした。

Coogee帰り道

バスに乗って帰宅の決意を固めたものの、まだ7時前。いまからバスのるのって、これからお出かけする人くらいだよね。私、汗だくで一仕事終えた人みたいで恥ずかしかった笑

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ふとCoogeeのバス停で目の前にあったマックを何気なくみているとすごいことに気が付いた!

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これこれ!

粋な演出??

何が粋かわかります?

マックの前に立っている大きな木の上方をみて!星になってる!

この木、何気なくツリー使用!

 

身体的にはいまいちだったけど、気持ちは相当充実。山Runやめたけど、すねないでBondiまできてよかったと思える一幕。

かわいらしいビビットカラーのインコ、Bondi Beachでのローカルたちに紛れて日の出を拝む、そして最後はツリーだよ!

超ラッキーなクリスマス!

では。