シドニー生活

中年研究者のお話

年末年始

年末

夏休み8日目

シンガポール経由で帰る

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シンガポール空港のツリー

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前方はビジネスクラス

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ビジネスクラスいいな〜とうらやましげに眺めながら、シャンパン・ナッツ&ビッグバンセオリー(海外ドラマ)・FLIGHTテトリスで過ごすそんな年末

でも一応、論文のドラフトを読んで考えたり直したりもした(所要時間は2時間程?) 

夏休み9日目

留学生が帰国したら何するの?ってね...私の場合は初日12/30にサクサクっと雑務を終えてそこから寝正月の予定。

大人留学生の一時帰国はこんな感じで始まる。

1. 預け入れ荷物を受けとったらそのまま空港のラウンジへ行く

このまま帰るとだらだらするのが目に見えているので、すぐには帰宅しませんでした。雑務をこなすために空港ラウンジへ!(無料)。カフェ利用ではなく、”ラウンジへ”ところがセコイ!笑 無料は全て利用するべし!ラウンジ利用については出国時以外にも、到着時(帰国時)に利用できる場合もあるので一度みんなも自分のクレジットカードの付帯内容を確認するのをおすすめします!

ラウンジで1時間半くらいゆっくりコーヒー飲みながら、メールチェック、自分のドラフトを読み直す、1月のスケジュール確認、など雑務をゆるーくこなす。仕事した感で自己満足!

2. 空港内の郵便局へ行く

ラウンジの次は奨学金の来年分の申請書を書き留めで送るために郵便局。しかしこの日は日曜なので空港内郵便局窓口はしまっている...。ちーん。

3. 空港内の宅配窓口へ行く

翌日31日午前にスーツケースが届くようにクロネコさんで手続き(無料)。これもカードに付帯している無料サービスなので、ありがたく利用する。使えるサービスは全て使っておけ!みんなのクレジットカードにも同じサービスあるかもしれないから一度調べるといいよ!

4. シティーの駅にある郵便局へ行く

空港内の郵便局窓口しまっていたので駅の郵便局で!書類が4日までに到着できることが確定して一安心。

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郵便局の横に讃岐うどんのおみせがあったのでシンプルにかけを注文し美味しくいただく

5. 美容院へ行く

手ぶらで、この勢いのまま美容院へ!年末だけど開いててしかも予約も取れた!

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自宅へ帰宅すると、カップヌードルリッチがあった!もちろん食す!

ちょうど美容院で読んだ雑誌に乗ってたのを読んだところだったのでgood timing!! クリーミーでうまし。久しぶりのうには、カップヌードルで楽しむ。

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こんな感じで30日にやっておきたいことは終了させて、大晦日ひたすらゴロゴロ食べて寝てゆっくりすごしました。 

年始

夏休み11日目

お正月!90歳になる祖母のところへ新年の挨拶へ。

孫とはいえ、アラフォーなので結構いい歳になってる私。アラフォーで学生なので、お年玉もらえるか?とか思ったけど、自分があげる側だったことを思い出す。今年は「学生なので貧乏なのでカード」を使用し、誰にもあげず←ちびっこにも経済を学ばせるべき!大人が全員お金をあげる必要はなし!日本で税金も納めてない学生の私が現金をあげること自体がナンセンス!これは正しい決断だよ!

そしてこの頃にはもう1日5時間は仕事をするという目標は忘れかかっていたのである。

去年と今年

2018年も心身ともに健康で無事過ごすことができました。メンタルの浮き沈みはすごかったけど、とにかく乗りきった。本当に健康が一番です!

いまさらだけど、去年のことを少し書きます。

一番うれしかった言葉は

「You deserve.」

これはスーパーバイザーからさらっと言われたものです。何気なく出た会話の中の一言だったけど、これほどまで自身の心に響く言葉はめずらしい。

MPhilの唯一かつ必須のUnitであるResearch methodsの成績が出た時の話に戻ります。私は英語のプレゼンも自信なし、実力もひどい。毎週の授業はオープンスタイル少人数だったので、英語が得意でない私がディスカッションも成り立たず。本当にMPhil前半は辛かった。はっきりいって研究を進める心の余裕はなく、このたかが1Unitにエネルギーをほぼ奪われてしまい全然研究は進まず...いま思うとひどい暮らしをしていたと思う笑 

これだけ苦労してボロボロでも、AssignmentやPresentationのたびにもらう評価は予想以上に高かった。自分では信じがたいスコアを目の前にしては毎回すこし引く自分がいた。良いスコアが出るたびに「私はこんなにも優秀じゃないのになぜ?」と疑問しかわかない。

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この頃はよく友人に「評価が高すぎる問題」についてぶつぶつ言っていた。すると友人たちはこういってくれた。

「この大学が採点甘いわけがない。たとえ甘いとしてもL先生 (Unit coordinator) が学生全員にHigh distinctionをあげるわけがないだろ!少なくともお前より点数が低いやつだっているはずだし、お前より高いやつはそうそういないのは明らか。採点基準が甘いとしても90マーク超えるのことは相当ないことだからな。」

とね。

友人たちの言葉を信じたくてもなかなかできない。確かに自分は頑張ったとしてもHigh distinctionに値する能力を持っているとは到底思えなかった。むしろ私はこう思っていた。「採点基準が甘いから、高得点で浮かれている場合ではない」とね。本当に疑い深いし自分に自信がないのだなといま思うと当時の自分の状況がよくわかる。それに2017年の同じ大学でCourse Work Masterを終了しているので英語の大変さは経験済みで、だからこそ2017年からわずか1年足らずで自分のスペックがこうも上がるわけないと思うわけで...

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そんな流れのなか、最終評価が出たのは6月か7月のこと。スーパーバイザーに"93マークでHigh distinctionを獲得"の報告。もちろん高得点の喜びを伝え、それと同時に「Lの評価が甘すぎるのでは?」と率直にL先生の採点基準に対して疑問をぶつけてみた。「私はUnitの全てのクラスを楽しんだし、学ぶ機会も得られて大変満足しているけれど、こうも点数が甘いと自分の為にならないから、厳しく評価・コメントが欲しかった。」というとスーパーバイザーが「you deserve.」と一言。

自分に自信がない私にとってはこの「You deserve.」の一言はぐっときた。頑張ったのだから、そのスコアをもらうに値するということなんだなと。自分がやれてないと思っても、実際は周りの学生よりやれているという評価がそこにあり、そして自分のやってきたことが報われたのだ。不安や恐怖や恥との戦いながら、目の前のことに手を抜かずに1つ1つ向き合った成果が報われたのだ。

そしてスーパーバイザーは続けて話をしてくれた。「俺のしっている限りLはすごく厳しい人間だ。例えばあのでぶっちょのやつ(私の当時のクラスメイトR)の名前なんだったっけ?あいつはいくつくらいだ?(Rは私より10点くら低かった)ほらみろ、下はいるんだ。少なくとも全員が同じような点を取っているわけではないだろ。」

 

へへへ。

納得。

その後はもう疑うことなく素直に喜ぶことができるようになった。

 

ということで、年末に色々あったな〜とこの1年を振り返ったときに「You deserve. あなたはそれに値するよ」って言ってもらえたこと、このたった一言が2018年の私の一番嬉しい言葉となりました。

 

そして今年はやってきた。

さて、明日からは仕事モードに入っていくので、「2019年抱負は?」とこれから聞かれることが多くなりそうだ。

いま考えたけど今年の抱負は

「Keep going」

すごくシンプルですが、これに限る。

このまま進みます!自分らしく継続していきますよ!

自分で計画を立てる、自分で考える、自分で行動を起こす、とにかく一度やると決めたことや始めたものは継続する。途中でダレることがあっても止めることなく継続、簡単には投げ出したりやめないという感覚を身につけること(→逃げ出さない癖をつける、困難と向き合い考える癖をつける)。やめたくなるようなことほど、頑張って継続する。やめたいようなことや嫌なことって継続したその先にしか答えや学びはないから、とにかく嫌なものほど始めたからには続ける。

↑同じような言葉をいくつも並べているけど、結局はKeep goingです。これって結構難しい。世には書きっぱなしの放置ブログ、色々作ったまま放置のアカウント、本当に些細なことなのにも関わらずやりかけが溢れてます、私はそうはならないように、時間を大切に些細なことにも丁寧に取り組むということをこの1年で真面目に徹底してみようと思います。

アラフォーの抱負が「Keep going」ってさ変かもしれないけど、私には難しい。スーパーバイザーはいつも挨拶のようにいうのさ「keep going」その調子だ、頑張れみたいな感じでねいってくるの。だからいつも言われている「keep going」にします笑。

私は私らしく黙々とやってきたのである意味「keep goingしてるやん」って言われそうだけど、いまのkeep goingって言われてスーパーバイザーに"Yes"って言っている状態と、意識してkeep goingするのって別物だと思うのでね。ちょっとそんな感じ、今年も頑張ります。

あとね、研究課程に入ってからすごくよく思うのが、周りの学生をみて研究も学びの幅も人それぞれ。ようは全て自分次第なんです。すごそうな奴もいるけど全然やってないやつもいる。自分をどれだけ律することができるか、みたいなところがある。日本と違って結構、放任主義のような環境。だから自分を知りどうモチベーションを維持するかとか、自分を律すること、自己管理能力を試されている気がする。社会人をしていた頃より自由な時間が多すぎて期限がない状態でくらしているから、自己管理能力や自身の本質が結構出やすいのが博士課程。ここで怠け者の種に花を咲かせないように...ふんばるのだ...

この調子でいくよ!Keep goingじゃ!

学位を取ることは目標だけど、学位があれば仕事がみつかるわけではありません。あくまでも学位を取ってからが本番なんだと言い聞かせてきました。この思いを変えることなく、目の前のことに敏感に反応し、新しいものに適応し、このまま突き進むのじゃ!

なんども同じようなことを書いては書いては、自分を言い聞かせる。うん、しつこいけど言い聞かせる。

うぎゃーーー

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偉そうなことを書きながら、グデ〜っとしていたら夏休み今日で14日目!やばくない?もうMPhil最終日から2週間もたってた。あっというま。

寝る、起きる、食べる、見る、この繰り返し。

当初の計画は進んでおらず、今日から慌てて作業に終われる...

明日から東京だよ〜

では。