シドニー生活

中年研究者のお話

シドニートレランの旅-Ku-ring-gai Chase National Park編 3

UTA 100 のレインウエアを試す

シドニーは雨続き。

週末の楽しみにしているトレランも土日とも90%雨マーク。昔なら90%の予報が出ている時は走れないと思っていた。最近の私は精神的にも成長してます!

雨=レインコートを試す日

と思えるようになりました。

小雨だとトレランは通常通りできてしまうので、レインコート着ないといけないようなしっかりした雨の日を待ってました。

もうクレイジーです。だんだんトレラン選手っぽくなってきた。

UTA 100 のためのレインアイテム

UTA100のMandatory Gear にはこう書いてあります。

レインウェア上

Waterproof and Breathable Jacket with Fully Taped (Not Critically Taped) Waterproof Seams and Hood

The breathability must be provided by the material itself and not exclusively by mesh panels. Minimal underarm vents are allowed if the jacket material itself is technical and breathable. Large mesh panels, even if covered by flaps are NOT permitted. A premium jacket would have a waterproof rating of over 15,000mm hydrostatic head and a breathability MVTR rating of 20,000g/m²/25hrs however much lower ratings are completely acceptable. Any non-membrane jacket must still be in very good condition with waterproof coating intact. The jacket must fit you. Plastic rain ponchos, wind jackets, water resistant jackets are NOT suitable

レインウエア下

Long Leg Waterproof Pants

Must be waterproof but does NOT require the same specs as the waterproof jacket, i.e. does not need taped seams, does not need to be breathable but does need to be durable. 

この条件を満たすレインウエア上下を購入しました。しかし未使用で気がつけば2ヶ月が経過。というか今年ももう2ヶ月半も経過してて、来年まで10ヶ月切ってる!はやっ!とはいえ、年内目標(研究・トレラン)は今の所ちゃくちゃくとこなせている。このまま頑張ろう!話がいつものようにそれましたが、レインウエアを満喫できた大雨の土曜の話に戻ります。

実際に購入したアイテムは

ノースフェイス

"APEX Trail Hoodie"

"ストライクトレイルパンツ"

です。どちらも収納袋付きで驚くほど小さく収納でき、記憶では上下合わせて600gくらいだったと思う。

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(写真はネットから拝借)

雨トレラン開始

この日はスタート地点も少し変更して42km走るつもりでが、途中17km地点と20km地点で次々に友人が離脱。結局は私も37kmで終了。

 

朝7時30分にスタート地点に到着して、7:45スタート。田舎だからこれがバスの始発なんだな。友人いわく、5時や6時に走りはじめが理想だとか。

走り始めて少しすると、かなり強い雨が降り始めた。バラバラに走っていたけど一旦集合して友人と3人でレインウェアを着てみる。

リュックを背負ったまま上からレインコートを着るというスタイル。

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(写真はネットから拝借)

こんな感じでボコッとなります。上から着ることを想定して大きめのサイズを購入してあります。

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(写真はネットから拝借)

前からだとこんな感じ。帽子の上からフードをかぶります。

これが意外と快適でした。

・顔が濡れない

この日は豪雨と小雨と曇りの繰り返しだったのだけど、豪雨の時ですら顔は濡れない。サンバイザーが雨よけになってて、視界も確保。走っていてもフードが脱げることもない。

・水が中に入ってこない

首元もギリギリまであげれるので首も濡れないし、雨の雫が体に入ることはありませんでした。

・レインコートを歩きながら収納・装着する

豪雨の時は着るけど、小雨になれば前のチャックを開けて走ったり、とにかく汗をかかない状態を意識します。もし完全にあげれば面倒がらずに、走ったり歩いたりしたままリュックの外側のネット部分に収納します。これを4度ほど?いやもっとかな、繰り返したので、この歩きながら着る脱ぐという操作にも慣れることができました。汗冷えをしないのが大切なので面倒でも、100kmクラスの大会ならば頑張ってみようと思います。

 

驚いたのが、天気予報でも明らかに豪雨&雷マークもでていたこの日、午前中に15人?いやもっと?、とにかく今までの国立公園トレランの中で一番トレイルランナーに出会った日だった。

豪雨ってトレイルランナー日和なのか?笑。

もしくはJABULANI CHALLENGEが4月、UTA100が5月にあるので、みんな練習開始。ただトレランシーズンに突入しているだけなのか?

それにしても、トレイルランナーたくさんみれて嬉しい。

ちなみに、我れらトレラン素人チームの3人だけがレインコートを着ていた笑。出会った他のランナーは誰1人レインコーを着てない!笑。

 

友人が写真を共有してくれたのでこれ↓

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これは急な登りを歩いているところ。真ん中付近にピンクのリュックを背負った女子が歩いているのがみえるかと。写真からみてもかなり高さあるのわかるよね。それくらい急な傾斜で一気に標高150mアップすることもあります。

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これは後ろ姿。2人目の友人がリアイアを決めたので、別れを告げて颯爽と走りさる私の勇敢な姿?です。

しかし写真後にまたいつものトレイルの時だけ発症する謎の膝裏の痛みが現れ、引きずりながらという状態、、、なんとか37kmで頑張ったけどやっぱり離脱。階段も引きずらないと降りられない状況。あーあ。

 

ということで、雨による怪我はなくみんなで雨ランを終えることができた!

レインウエアの経験だけではない雨トレランでの学びは色々です。

雨ランで一番怖かったは岩の上を歩く時。岩は滑りやすく、しかも川は激流と化す。

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(これは以前のSt Ivesの時の写真)

この景色が濁流に変わってました。濁流の上を少ししか出ていない石の頭に足をおくのは勇気がいる。

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あとは雨が止んだ後は川ができる。この写真の箇所は怖くはないけど、足首の上まで水に浸かる。つかって2、3歩く必要があるので勇気がいる。あと、片足だけ浸かればなんとかなる場合もどっちの足をぬらそうかと悩んだりする。

あとは、雨トレで始めて「足のふやけ」を経験した。帰宅して靴下を脱いだら足が真っ白でふやけていた。きもちがわるい。足のふやけや靴下との摩擦による水ぶくれは、トレランあるあるらしく、それを予防するクリームが存在することもしった!あと雨じゃなくても、長時間靴を履いているとむれて同じようにふやけるらしい。へえ〜、まだまだ知らないことがあるもんだ!UTAまでにその謎のクリーム買わないと!

 

とういうことで、豪雨の中レインコート着て森の中をトレランしてきた!

人生で豪雨の中わざわざ国立公園まで1時間半くらいかかって走りにいく日がくるとは!あっぱれ。

36.08km

2087Calories

Elevation1006m

おつかれさん。

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今週末は勉強0で思いっきり寝てゴロゴロしました。研究のほうもまた気合い入れ直してがんばるぞ!

では!