シドニー生活

中年研究者のお話

焦り開放宣言

焦り開放宣言

ブログを書かない日々が続いている。「かかないと・・・」と思っているけど、平日に自宅へ帰るとボーっとしてしまう。日中も相変わらず刺激的で、日々元気に過ごしているつもりなんだけど、どうやら心の余裕が以前よりなくなっているようだ。

半分は愚痴になりそうな予感はあるけど「焦り」の箇所を書き出してみる。

 

日本へ一時帰国が迫っているのに、終わらせたいことが終わっていない。いまなんとかしなきゃいけないものは5つ。これはPhDの日々の研究作業とは直接は関係ないけどオプションとして大切なものばかりなんだ。

  • プレゼンのスライド作成(4/24)
  • グラント応募(4/30)
  • 国際学会のアブスト提出(5/1)
  • PRSS応募(5/3)
  • 論文投稿(締切は特にない)
プレゼンのスライド作成(4/24)

今回の日本一時帰国でプレゼンの機会をもらった。ありがたいが、プレッシャーがすごい。ダイレクトに自分が今年後半に開始するスタディーに影響するからだ。「大勢の前で話すのはあまりすきではないので」とか言っている場合ではない。だけど、トピックが重過ぎて自身には難しい。。。書きようがない。。。先週もスライド作ろうと思ったけど無理。アラフォーにもなって「わからない」という結論に達したのだ泣。

これはもう依頼くれたオーガナイザーに相談しないと!

ピンチ!

→これが腰が重くなる一番の原因である。アラフォーになってスライドが作れない。

グラント応募(4/30)

もう先月の段階で最初のドラフトは完成してた。いまみると最初のドラフトは3・11に完成(募集開始は3月1日笑、相当早いなと笑)、そこからリバイスを繰りかえしいまver4。そして昨夜やっと共同研究者に原稿を送ったとこと。これはなんとか早めに取り掛かったから無事に提出できそうなとこまできた。1人に承認もらったので、残るはあと1人の承認まちとなる。

スーパーバイザーがアプリケーションに関することでよくいうのは、

「質をそのままにボリュームを減らす」

これ難しいよね?私は苦手なんだこれが!グラントのレビュアーは私の研究分野のスペシャリストとは限らないので、専門用語は減らして分かりやすく書く必要があるのだけど、この場合ボリュームがどうしても増えてしまう。おばかな私はこんな言い訳しか出てこない。

そもそも文才がないのが問題。今年はサンタさんに「人徳」ではなく「文才」をお願いしようと思う。

国際学会のアブスト提出(5/1)

これもさぁ、早め早めで行動開始していた。とはいえデータ解析をやり直したり違うアプローチしてみたりと、結局スーパーバイザーへ提出したのは先週。そしてあれから口頭ではスーパーバイザーは「読む読む詐欺」を繰り返し、結局公式な返事はもらえてない。この間、みんなでコーヒーしたりパーティーしたりとそんな交流はあるのに、研究関連だけが進まない。。。笑。

今週は金曜からイースターで大学はお休み。自身も20日のフライトで日本へ行くので、もうのこり今日を含めて3日しかface to face meetingはできない。だから焦る!

PRSS応募(5/3)

これは大学からの奨学金でマックス3500ドル(約30万円)!これはぜひとも手に入れたい!募集は4月1日に開始されて、これも申請書はできている。

あと必要なのは、スーパーバイザーからのレターと学会のアブストを投稿した証明書のみ。むずむずする~これ以上は先に進めないのよ。

論文投稿(締切は特にない)

これもリバイス数回繰り返しているが、もう先が見えない。最後に提出してから1ヶ月以上放置プレイ。。。9合目まで来ているのに、頂上にいけず!もう今回のチェックがファイナルといわれているので、雑誌のエディターへのカバーレターまで書いてあるのに笑。そこに山があるのに山に登ってはいけないといわれているようなもの。アルピニストには拷問でしかない。。。

こちらも若くはないので、何度かスーパーバイザーをハンドルしようと試みている。「読む」と言わせることに成功しているものの守らないのよ。。。私のスーパーバイザーいそがしすぎるのよ。

 

ということで、半分以上が愚痴みたいになった。思うように進まないのは「スーパーバイザーのせい」とは思ってないしそう言いたいわけではない。スーパーバイザーは他のスタッフよりプロジェクトを抱えて忙しいのは入学したときから知っているから、こんなのは想定範囲内。大事なのは、それくらい忙しい人をどの様にハンドリングするのかだと思っている。具体的には私の案件の優先順位を上げてもらうことが大切!

例えば、いま私が抱えている「学会のアブスト」「PRSS申請書類」はスーパーバイザーにとって一瞬で終わるような簡単な作業のはずなんだよね。「一瞬で終わるレベルの作業だけど、スーパーバイザーにとってはプライオリティーが低いと認識されている」だから放置されていること、これが問題なんだ。まだまだ自身の力が足りない。やらないとね。

 

上記に述べた5点を全て片付けてから日本へ向かうつもりだったけど、もうあきらめた!笑

焦ってもよくない。吹っ切れたぜ!

という気持ちをこめて、日中の貴重な時間にブログを書いてみた笑。焦らないかわりに自分のよいところを探してみると、去年よりあきらかに成長している。学会アブストもPRSSエントリーも去年は全てが初めてでかなりバタバタしてたけど、今年は2年目なので時間に余裕もって計画的に進められた。これが大きな成長だと思うから、全てよしとする!

最後は癒しフォトで締めたいと思う。

先週に続き今週も卒業式ラッシュ

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しかも昨日は、私が2017に過ごした以前のfacultyの卒業式だったみたい。そういえば去年の今頃は私も卒業式だったなぁ。このパープルとレッドが懐かしい。

学位に固執しない、学位は通過点でしかない。学長のお言葉通り、あの学位をステップアップにここまでこれた。十分頑張ったと思う。

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突然だけど、これ日曜の朝ごはん。冷凍してたセサミベーグルを解凍してクリームチーズとアボカドをトッピング。

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大鍋に作り置きしてあるトマトスープ。物足りないときはタバスコを足していただく。

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これは日曜の夕方。サングリアとともにシーフードプレートを食す。友人のお祝いです。私も友人達のように大人になっても挑戦をやめない人でいたいものです。

 

ブログを書いたことで、すっきり。もう焦りません!締切までにやれることはやったのだから、あとは期限当日でもいいから間に合うように提出できればそれでいい。 

では。