シドニー生活

中年研究者のお話

1年前の経験が活きる?

週末は、令和になって1回目のトレランしてきました!やっぱり国立公園で過ごす週末は楽しい。シドニー快晴でした。

久しぶりに岩を登ったり、水辺を横目に走ったり、

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蛇に出会ったり、他のトレッキングしている人と挨拶を交わしたり、

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とても満足の土曜日。

ピンクのところにヘビの尻尾みえる?蛇がトレイルを横切る最中だったので、蛇待ちもありました。

あーたのし。

日曜はutaのマンダトリーギアのチェックを受ける為に、ダウンタウンまで行って来た!そして合格をもらった!もう、必須アイテム揃ったしあとは心の準備をするだけ、、、この話はまた今度かな。

 

今日は、明日Critical appraisal プレゼンを控えているMPhilのLのお話。

先週Lから相談を受けた。

「もっと項目が少ないツールしってる?」

「ツールを調べるサイトは知ってるけど。」

よくよく聞くと、今年はMPhilの学生が多いためプレゼンは一人5分に短縮されたらしい。LはCONSORT checklistを使うけど、5分では説明しれないので、もっとリストの少ないツールがあればそれを使いたいとことだった。

 

そこで私のアドバイスはこうなる。

・Critical appraisal の checklistのツールを変える必要はない

たとえ変えたところで5分では説明するのは不可能。だったらみんなと同じものの方が(メジャーなツールのほう方が)周りも知っているので、プレゼンを理解してもらえる可能性が高い。

・2〜3issuesにフォーカスしたプレゼンを作る

cheacklistのフルアセスメントを実施した結果をたった1枚スライドにまとめる(文字が小さくてもおっけー)。フルが終わっているのをしめした後に「今回は時間の関係でその中でもこの2〜3issuesにフォーカス」ことを伝えアセスメントを始める。薄くさらーっと説明するより、少なくていいからふかーくアセスメントしてそれがうまくできれば、コアラーは「この子はちゃんと理解できているな」と認識できるはず。

・イントロダクションで自分のこと絶対に盛り込む(ここはカットしてはいけない)

たとえクラスメイトが知っていることだとしても自分の背景(キャリア)と自身のMPhilでやっている研究の話をすること。

名前→自身の簡単なキャリア背景→〇〇キャリアを通して自分はいまインタレストが▽▽にある→だからMPhilプロジェクトでは▽▽の研究をしている→そこで今回のpresentationでは論文●●を選んだ→それは私の研究とメソドロジーや内容が近いからです。では・・・

と行った感じで、ナチュラルなフローは5分の短いプレゼンでもキープする。時間が短いと普通の学生なら必死に早口でまくし立てるようにアセスメントだけする可能性が高いので、ここは落ち着いてプロフェッショナル感を出した方がいい。

・コンクルージョンで今回学んだ内容を自分のMphilの研究に置き換え話す

アセスメントが済んだら、イントロの少し戻る感じで、今回のCritical appraisal を学んだことで一体何が自分のMPhil研究で活かされるのかを話す。特にメソドロジ〜のどの部分をクリアにしておくべきなのかなど、自分の研究に置き換えて注意すべきことや新たに見つかった課題などがあるなら発言する。これはスライドに書かずに口頭で感想のようにさらっと述べてプレゼンを終了するのがベター。

・服装はフォーマル

たとえただの授業のプレゼンでも、ちゃんといつもよりフォーマルにすれば、採点者だって「この子は頑張っているな」と思うはず。こっちのローカル学生は普段着のままプレゼンにも来ることが多いので、ここで加点はないのは明らかだけれど「プロフェッショナルなプレゼンだな」という印象をのこすことは大切。

 

プレゼンの内容(アセスメント項目)については何もアドバイスせずでした笑。というか聞かなかった・・・。

先週に続き、今日も相談されましたが、経験者だからか?なんか、冷静にアドバイスできた自分に驚いた。去年はプレゼンの内容ばかりを気にしていたし焦っていたし緊張やプレッシャーばかりでてんぱっていた自分が、こんな感じに大変身!笑

しかもLは真面目に私のアドバイスを即自分のプレゼンの台本に書き足していたので、こちらとしても嬉しくなった。Lも納得して採用してる感じだった。特にコンクルージョンで「今回のCritical appraisal では何を学んで、自分の研究にはこの学びがどう活かせるか」このあたりのテクニックも「超スマートだ!いいアイデアだ!これならLB様(unit coordinator)も喜ぶよね」といってた。あー、なんか嬉しい。Lが高得点取れますように!

まだスーパーバイザーにプレゼンみせてないみただったので、明日5分プレゼンと短いし一度スーパーバイザーにプレゼン見せるようにアドバイスもしました。スーパーバイザーのすごく尊敬するところは、とにかく良い人なんだよね。的確なアドバイスくれるし、学生のメンタルケアが上手だから、スーパーバイザーと話をしてから望めばバッチリ!不安解消して自身もって挑めるはず!頑張れLちゃん!

 

はぁ、がんばってなんとか書いたけど、今日は疲れて頭が全然まわらない感じなんだな。あしたも頑張ってブログかくぞ。では。