シドニー生活

中年研究者のお話

友人の卒業式

シドニーで卒業式

火曜のシドニーは快晴。

絶好の卒業式日和!

朝のミーティングを終えて、急いでプレゼントを買いにGO!!!

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お花を買いに大学のポストオフィスへきたよ。半分くらい売れてましたが買えたので一安心!卒業式の時期はこうしてお花を突然売り始めます笑←郵便局なのにね。

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2018年2月に人文学系のPhDを卒業した友人の卒業式は素敵でした。いまから1年と少し前に博論を提出、レビュアーからの指摘箇所を直して再提出、その後ようやく学位授与が確定、そしてめでたくこの卒業式へ!

PhD thesis提出後は帰国し日本で仕事をしているので、今回のシドニー訪問は実に1年以上ぶり!こっちまで興奮してきたぜー!

海外で博士取得

友人がここシドニーで取得したのは言語学の博士!

言語学!

難しそうな響き!

(・・;)

私とは全然分野がちがーう!でもね、実際に話を聞くと難しそうというよりなんだか面白そうな感じ!←ここでかけないのが残念なんだけど・・・。

 

とにかくまじでおめでとーー!

 

少しだけ友人の話を書きます。留学を検討している人がいれば、勇気付けられるかな?と思ってみたり。記憶の範囲で書くので間違っていることもあるかもしれませんが・・・では書いてみます。

友人はチャレンジャーです。本人はそう思ってなさそうだけどね。友人と話すと「きっと多くの苦労があったんだろうなぁ」といつも勝手に推測してしまう笑←バイアスかけながら聞いてるかも笑。

友人は私より若い。そして日本にいた時の自身の専攻をがらっと変えた、そうキャリアチェンジ組!

オーストラリアの○○大学でマスターを取得、●●大学でPhD取得、

「オーストラリア内で大学変更している!」ただでさえ海外は一筋縄ではいかないところなので、大学かえるとシステムやお作法変わったりすると思うのにね、とこの決断に関心してしまう。そしていざマスターへ入学して興味持ち始めたテーマは○○大学の先生では駄目だと思ったそうな。で後に●●大学でPhDへ進学することになる。やりたいことのために大学を変更したものの。実際PhDに入学するとマスターの時に自分がやりたいと思ってたテーマとは違うことをやることになったらしい←ここ面白いよね。何事もいざやってみないとわからないことだらけ。行動して初めてその先が見えてくるので「やることが変わること=妥協」というわけでは決してない。

さらに、マスターの入学時の前には、足りない単位を取得する所からのスタートだったそう。要は、日本の大学の時に専攻した学部とオーストラリアのマスターで専攻したい学部が異なるので、一部未修得の単位があったらしい。未修得分取得して、やっとマスターへ入学。

 

私もアラフォーでこんな暮らし始めたけどいまも後悔してないのは、同じように決断し1人で頑張っている日本人に出会って学んだりできる楽しみもあるから。「キャリアチェンジ」って言葉の響はいいけど、結局のところ不安や苦労や努力がぎっしり詰まっているということ。学問の分野は違えどこの点はみんな同じみたいです。もしキャリアチェンジや留学に関することで「●●だからだめだ」「●●がないから無理」「●●だったらなぁ」という理由で悩んでいるのなら参考になるかな?と思ってみたり。留学前に描く未来と、留学後の現実は違うけど、それはそれでよいものにはなる。

「こんな人もいるんだよー」ってことをお伝えしたかったしだいです!←偉そう?笑

 

話を戻して、卒業式!

式が終わる頃に会場外で友人と待ち構えてました。

GOOD TIMING、ちょうど退場が始まったところでした。

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ハリーポッター感がある杖をもった2人が出てきて、

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続いて学長(黄色いガウンのおばあちゃん先生)、

そして教授陣、PhDへと続く。

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花束贈呈

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卒業式日和の火曜でした。

 

では。