シドニー生活

中年研究者のお話

別れの朝 - K先生ノルウェーへ帰る

K先生がノルウェーへ帰る日

金曜のシドニーは快晴

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このシドニーらしいきれいな青い空がみれて嬉しかった。きっとK先生とそのご家族もこの空を楽しんでいると思う。

この日はちょっと特別な日。K先生がシドニーを発つ日です。とうとう約11ヶ月のサバティカルを終えてノルウェーへ帰ります。

これからは寂しくなります。

K先生の帰国前日

木曜が最終登校日だったけど、結局いろいろな雑務に終われて午後に10分ほど顔を出しただけでそそくさと帰宅。でもその日の夜にお別れ会をする予定があったのでみんな寂しさはそんなに感じてはいなかった。

たまたまK先生がオフィスに来たときは私は不在で、でも偶然にキャンパスでK先生とすれ違った。

K「オフィスにケーキ持ってきて置いてあるからな。あとデスクにノルウェーのマクレルを置いておいたからな。ちょっと忙しいから今日はもう大学へ戻らない。あとでまたニュータウンで会おう。」

私「ありがとう。じゃあまたね!」

ということで、オフィスへの階段を上りながら「マクレル(鯖)ってなんだ?笑」しかも「ノルウェーのサバ!」と超具体的に言ってた笑。おそらくノルウェー産鯖に関する食べ物のプレゼントだなと。

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ジャーーーン!

サバ缶!

しかも

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ぱっとみは英語にみえたけど、よくよくみるとおそらくノルウェー語?

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確信したよ。これはノルウェー産のサバで作られて、ノルウェーで販売されているサバ缶じゃ!!

サバ缶には少し思い出がある。

その昔、K先生がノルウェーへ仕事のため一時帰国したことがあって、シドニーに帰国後のとあるお昼時、ノルウェーの鯖缶をK先生と一緒に食べたんだよね。

ノルウェーのランチの定番らしくハイキングとかでもたべるやつ。「トマトサバ缶がシドニーにはないから恋しくなってノルウェーからわざわざ持って帰ってきた」と当時言ってました。

食べ方は簡単で、ハード系のパンにサバ缶を乗せてたべるだけのシンプルなやつ。

ノルウェーのサバ缶の定番はトマト味らしい。

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確かに缶にもTOMATってかいてあるよね。

このときに、日本人もサバが好きだと話したら喜んでいて、後日日本一時帰国のときにお土産として数種類のサバ缶を買って帰ったんだ。

 

残り物のおすそ分けながらも、貴重な一品!

これはもうノルウェースタイルで頂くしかない!

後日恒例の週末トレランの時に、ノルウェースタイルで美味しくいただきたいとおもいます。

 

 

他の人も、オフィスの前やデスクに置き土産が。どれもK先生が家で愛用していた品ばかりです。

例えばこんな感じ↓

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ノルウェーのアクアビットというお酒。そしてオーストラリアンラム酒。

 

みんなから慕われていたK先生、これからいないと思うと寂しいです。

帰国前日のお別れ会

K先生のお誕生日会で4月にも利用したお店をリピート。

デリオーデリ↓

https://delhiodelhi.com.au/

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インド料理なんだ

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だけど、インド料理に見えないくらいおしゃれ

味ももちろん申し分ない

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日中、K先生が持ってきてくれたケーキはレストランへそのまま持ち込みました。

 

今回は、スーパーバイザーのチームだけに絞ってのフェアレルでした。

スーパーバイザー、サバティカルK先生、PhD2名、MPhil1名、Visiting Student 1名の合計で6人だけ。

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とても素敵な夜になりました。

 

K先生は家族をつれてきていて、2人の娘がいます。シドニーの公立の小学校にローカルと同じように通ってたのだけど、せっかく出来た友人とお別れ。友人の手紙を読んで号泣Happy Tearsを流してしていたそうです。

少し面白いなと思ったのは、金曜のフライトでノルウェーへ帰るというのに、前日の木曜まで通常とおり登校したそうです!しかも最後となる水曜の夜も宿題もこなして、木曜に提出。日本なら帰国準備もあるし、直前までは行かせなさそうだけど・・・。

偶然にも最後の宿題は「世界の時間の計算」だったそうです。

問題は、

「シドニーは**時のときは、##は何時でしょう」とか「シドニーから飛行機に**時間のって--についたときは--は何時でしょう」

みたいな感じ。超かわいい。そしてノルウェーのトロムソとシドニーの遠さを改めて感じていたそうです。飛行機でノルウェーでるとなんだかんだで日にちでいう2日後に到着することをしり、床に倒れこんでいたみたい。友人との遠さに大ショック。かわいい。

シドニーのレストランの不思議

シドニー来てから不思議だなーと思うのは、レストランにいろいろ持ち込むんだよね。レストランもレストランで、きれいに盛り付けして出してくれる。

例えば4/12 Fri K先生のお誕生日会のときのこと。シドニーでは超有名らいいPapaというお店のベイクドリコッタチーズケーキを今回と同じレストランへ持ち込んだ。

Papaについてもう少しお話すると、シドニーのローカルの先生たちはPapaを全力で絶賛してます。「Papaを越えるチーズケーキにはまだ世界中で出会ったことない」とか言ってます笑。世界中っておおげさなぁと思ったりもするけど、現に彼らは年に2,3回は仕事で海外行くし、バケーションでも海外行くのでやや説得力ありな気もします。

で、このときは同じく有名な、名前忘れちゃったけど日本でいうコルネみたいなやつ。も持ち込んだ。

で、持ち込んだケーキ(ホールのケーキ)にキャンドルまでつけてくれてテーブルまでやってきてくれてね!店中のお客さんとK先生のバースデーソングを歌う。

で、キャンドルを吹き消したあとで、一旦ケーキはお店のスタッフに引き取られ、

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で、↑レストランがこう盛り付けた笑。

なんともご丁寧に、紫いものアイスを沿えて。

おしゃれすぎる。

デザート以外にも、他の先生がパーティー用にワインを2本(赤ワインとアイスワイン)を持ち込んで飲み比べもした。

これだけ持ち込むと、いくらか持ち込み料を取られているの?

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今回は↑このK先生からの差し入れのケーキを食べるのは我慢してお別れ会へ持ち込んだ。そしてキャンドルとともに運ばれてきた!あとバクラバというレバニーズスイーツも持ち込んだ!いつもやりたい放題の私のチーム?これがシドニースタイルなのか?もうよくわかりません。

 

そうそう、

前回のお誕生日会で少し驚いたのが、K先生のお誕生日会なのに、K先生がレストランを自ら決めてみんなを招待して支払いも本人の強い希望でK先生が行った。日頃お世話になっているからどうしても支払いがしたいって。

紳士的すぎることない?

で、デリオーデリ2回目の今回は、リーダーであるスーパーバイザーが支払った!

ありがちょーーー

今回を含め、アラフォーだけど学生の私の場合はどちらも無銭飲食。もう一回いわせて、無銭飲食でもね、アラフォーとしてはシステムのこときになるのよね。だって本来ならお金を支払う側の年齢の私だから・・・。これだけ持ち込んでいくらとられているんだ?やっぱり気になる。うー、きになる。

 

あと、これ↓

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フェンネル?だったと思う。これは消化を助けるらしい。スパイスの塊なんだけど、ミントのようなお口がさっぱりする感じです。大量にもらってみんなガシガシ食べてる。日本で言うところの、焼肉屋のレジに並んでいるミント味の飴やガムともらう感じと似ているのかな?みんなガサーッってとってガツガツ食べてた。一回用量は不明なんだな。 

 

今日は土曜です。捻挫後の足首の痛み、左膝の痛みはあるけど、歩くことならできるので、ちょっくら歩いてきます。

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これをのんでからでかけるよ

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実はやや3Dなんだな

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のむと絵も変化するんだな

Have a nice weekend!  

では。