シドニー生活

アラフォーの医療系大学院生がシドニーで研究にトレランに奔走するお話

ノルディックのカンファレンスに参加

カンファレンス1日目

6月12日

カンファレンス1日目は15時からコペンハーゲン大学のマスクタワーで開催された。大学はシティーにあるので移動は簡単。

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これが会場となるコペンハーゲン大学のマスクタワー。モダンな感じ。

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中へ入るとノルディックスタイルのインテリアがお出迎え。写真の右側は階段で、写真の左側は同素材で作られたベンチ。よくみるとステップの幅が違うのがわかる。

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ここは食堂。写真にはないけど、ランチは野菜中心のビュッフェスタイルで全て量り売り。山盛りに盛り付けても7ドルくらいでした。コーエンハーゲンは物価がシドニーより高いのに学食は安かった。ありがたいことに、デンマークの食堂にはラテがあった。←ノルウェーはなかったからね、これには感動した。ラテのクオリティーもそれなり。お値段はシドニーと同じ4ドル(320円くらい)。ちなみにコペンハーゲンのシティーでラージラテを頼むと880円だよ!笑

ここは食堂かつ多目的なスペースでもあり、多くの学生がここで勉強してました。私たち3人もここで11時からカンファレンス始まる15時までランチ・コーヒー・仕事をしていました。

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これはエレベーター内のサイン。デンマークの言葉で書かれているけど、このマスクタワーはヘルスサイエンス系の学部が入っているビル。6,7,8階が薬学部、あとは医学部。そして共同のラボも入っていました。このビル、ビリオネラーの寄付により建設されたとか。

 

カンファレンス開始。

15.00-15.30 Welcome

15.30-17.00 Panel discussion What is patient involvement in healthcare in the 21st century?

 

 

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これはシンポジウム開始直後の写真。今回は驚きがいくつかありました。

1つ目、シンポジウムのパネラーが立っている

写真奥のステージに4つの白いテーブルがみえるかな?テーブルには5本のお水が置いてある。ここに5人のパネラーが立ち、立った状態でディスカッションをおこなった。私の数少ない経験ではシンポジウムではパネラーは着席が一般的だった。

 

2つ目、パネラーが全員女性!

男女平等どころか、バランス悪すぎるよ笑。5人のパネラー全員女子ってすごくない?ちなみに司会は男性でした。

3つ目、 ダイレクトな英語!

すごく感情的に英語を使う。2度ほど喧嘩みたいになってた笑。早すぎて英語が聞きとれなかったけど、明らかに喧嘩状態なのはわかった。こんなときは司会者、お前がちゃんとやれよって思う。おかげで、私の中で「こっちの女性はすごく感情的に話をする」ってイメージがうえつけられた笑。

4つ目、超強い英語

お前は選挙演説をしているのか?くらいの強い英語でスロースピード、政治家タイプみたいな英語か、超高速で何を話しているのか何が主語なのかも聞こえないくらいに話す英語か、この2択な感じ。本当に聞き取りができなくて、とにかく辛かった。英語の能力をもっとあげないといけない。とはいえ、今回はオーガナイザーのセレクトミスでは?と思うぐらいにちょっとパネラーのプロフェッショナル度が低いような印象をうけてしまった。私のイメージではパネラーはもっとマイルドな英語を使うイメージなんだけどなぁ。

5つ目、マイクが天井から

よくみると天井から黒い棒がいっぱいぶら下がっているのが見える?↓

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これすべてマイク。ステージにいるパネラーも観客もみなこのマイクで音声をひろっている。なんともハイテク。正直前半はマイクが小さくて聞き取りづらくてね笑、途中からリクエストがありマイク音量アップ。一気にクリアになった。

と、こんな感じで英語が早い、女子優勢なカンファレンスの印象を初日にもってしまいました。翌日のワークショップでファシリテーターをする身としては、ワークショップの参加者をどうやってとりまとめようか・・・。もう恐怖でしかない。

17:00 - 18:00 Reception, bubbles and music, Guided tour of the Mærsk tower

シンポジウムのあとはレセプションパーティー。ホールから、マスクタワーの最上階へ移動。

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この日は快晴でした。

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コペンハーゲンのシティーが一望できる。シティーホール、タワー、セントラル駅、全部見えます。

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そしてコーラスもあり。5曲ほど、これも素敵でした。英語じゃない言語だったので、おそらくデンマーク語だったのかなと。

レセプションでは、お酒と軽食が振舞われました。最初はシャンパンを2杯。

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ローカルビールも堪能。

昨年も学会に参加したときに思ったけど、学会にいくとスーパーバイザーのすごさがわかる。今回も同じで、スーパーバイザーの周りには人が集まる。知名度が高いことがあきらかなんだな。やっぱりこの人はすごいひとなんだなと思った。ちなみにスーパーバイザーこのカンファレスに参加するのはも初めてなのに!

そして面白かったのが、うちの大学の教授PやスーパーバイザーがPhDの時の同級生だという人がいたり、スーパーバイザーがPhDのディフェンス担当してたのというフィンランドの先生がいたり、スーパーバイザーはこのカンファレンスの参加は初めてなのに知り合いがごろごろ。。。

ちなみにディフェンスというのは、PhD thesisを提出したあとにインタビューを受けることをいう。時間はまちまちだけど、PhDの学生がPhD研究のプレゼンを実施してその後1時間ほど質疑応答をうける。これに答え続けれないと低い評価を受けることになる。自分の研究を守るという感じ、だからディフェンスとよんでいる。

スーパーバイザーは他の国でも招待されてセンサリングしているんだな。知らなかった。今回の旅でもトロムソ大学で2つのマスターディグリーのセンサリングを担当していた。生まれも育ちもシドニーなのに、他国のセンサリングをやっているってすごい。今回だけで2回担当したことがわかったけど、本当は他でもやっているんだろうなーと思う。ところで私のディフェンスは一体だれがくるのかなぁ・・・。聞き取りやすい英語を話してくれるひとだといいなぁ。

かわいそうなのは、スーパーバイザーはパーティーでは飲食ができない。乾杯の1杯はもっているけど、飲み終えてもドリンクも食事も取りに行く暇がないくらいに周りに人がやってくる笑。お水とかマフィンとかたまに運んであげたりしたけどね、きっと足りてないだろうね。

 

このパーティーでわかったことがある。学会の一番の目的はネットワーキング、その中でも誰と積極的にネットワークを持つべきかがわかったきがする。もちろん現職でポジションを持っている人が大切なんだけど(president, prof, など)、それ以上に大切なのは現職でポジションを持っている人がスパーバイズしているPhDの学生さんです。スーパーバイザーの周りによってくる人はカンファレンスの中でもお偉いさんばかり。現職はdean, president, profの人が多く、しかもその多くは学生時代からの知り合いだったりする。うーん、やっぱり駆け出しの頃に知り合うって大事なんだなと。そのネットワークからセンサリング依頼につながったり、プレゼンの依頼がきたりするわけで。もちろん両者ともに研究実績があるからこそその舞台にいるわけだけど。

 

今回、Sounth Swedenの大学でPhDをしている学生と友達になった。彼のスーパーバイザーはノルウェーのトロムソ大学のE先生。Eとは一度シドニーでもお会いしたことがある。そして、トロムソ訪問中にもお世話になった。ここで驚きなのが、スエーデンの大学のPhDなのに、スーパーバイザーはノルウェーなんだよね笑。そしてこの学生が言っていたんだ、

「僕たちはラッキーだよ、スーパーバイザーが有名だから。もしスーパーバイザーが彼らじゃなかったら、このカンファレンスで僕らのことは誰一人気にしないよ。スーパーバイザーのおかげ。」

うーん、少し納得した。確かに、スーパーバイザーは必ずみんなに自分の連れてきたPhDの2人(私を含む)を紹介してくれる。だから他の人の輪に入りやすいんだ、これは事実。この環境に感謝しないといけない。

 

ということで、カンファレンス1日目が終わり。

そして次の目的地Hillerodへ移動します。

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2,3日目は会議施設と宿泊施設が併設されたPharmaconという場所で開催されます。CopenhagenではなくHillerodというコペンハーゲンから電車で40分ほど離れた街。そして学会2日目はワークショップがある←今回の旅の主目的。

 

この話続きます。

では。