シドニー生活

中年研究者のお話

Brisbane Trail Ultra Festival 110km 出場した -1

Brisbane Trail Ultra 110km の Mandatory Gear 

まずは、ギアチェック前に、ブリズベンの7月の気候について。

Our average July temperature ranges between 10 to 16 degC but can
plummet to -3.4degC overnight. Therefore, to ensure the safety of our runners, the below listed mandatory gear must be on person at all times. Random checks will be performed anywhere on course to ensure all athletes stay safe and if any runner is found without the full list of mandatory gear on person, they will not continue and will be disqualified.

大会ホームページによると、この時期のブリズベンの気温は日中は10-16度くらい、夜はー3度になることもありえるそうです。

→実際は、レース当日は終日16度くらいで大変暖かかった。

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Random gear checks will be performed during the event. For the sake of fairness to all runners, a 1 Hour time penalty will apply for every item that is missing. This time penalty will be added to the runners overall time. Runners runner must arrange for the missing item(s) to be replaced and they will not be allowed to continue on course until they have full mandatory gear. For severe breeches of mandatory gear or failure to comply with the requests of event marshals, the runner may be disqualified. The breech will also be listed within the results spreadsheet. Take special note of what to do with your fleece top and waterproof pants.

レース途中は、ランダムギアチェックがあって、ルール違反は1時間ペナルティーが科せられます。あと別のところに書いてあったけど、他の人に荷物を持たせた場合は2時間ペナルティーを受けます。

→実際は、ランダムギアチェックは一度もなかった。前日のマンダトリーギアチェックのみでした。 

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大会のコメントで、UTA100でギアチェックをパスしたギアは問題ないと書いてありました。確かにマンダトリーギアをザクッとみるとアイテムに関しては同じような感じ!でもUTAほど細かくアイテムごとの素材とかまでは書いてない・・・。 

Mandatory Gear Check 110 km and 100 Miler Runners

これがマンダトリーギアと当日使用したギアです↓

1. Thermal Long Sleeve Top. Must be called “Thermal” not just a compression top: icebreaker OASIS LONG SLEVE CREW 200 (MERINO 100% PURE BASE LAYER)

*これは非常用としてかばんに持ち歩く分です。当日着る服とは別です。

2. Thermal long sleeve pants: montbell スーパーメリノウール M.Wタイツ (MERINO Wool 100%)

*これは非常用としてかばんに持ち歩く分です。当日着る服とは別です。

3. Waterproof Jacket with a hood, taped seams: ノース ストライクトレイルフーディー

*1日中これを着ていましたが、快適でした
4. Beanie, Balaclava or Buff: Salomon ビニー、Salomon バフ

*暑すぎて出番はなし。NIKEのキャップを終始かぶってました。
5. Full fingered “Thermal” gloves: UNDER ARMOUR のランニング用グローブ

*8年位前に購入したものなので記憶はあいまいですが、撥水加工なしのタイプのランニング手袋でおそらくポリ100%。以前のUTA出場のときは、友人Aはサロモンのグローブ(撥水加工なし)で、友人Bはランニング用ではないもともとプライベートで使用していたただのウール?の手袋でOKもらってました。 

今回は雨ですぐに手袋が濡れてしまい、素手で過ごしましたが、寒くはなかったです。

6. Mobile Phone (Telstra Next G preferred): Australia の携帯

*大会リコメンドによると、バッテリー消耗を抑える為にレース中はフライトモードを使用するそうです。当日はフライトモードにしてみました。

7. Compass (smart phone and watches are permitted as long as they still
have battery on the finish line): 日本のダイソーで購入
8. Whistle: サックにホイッスルがもともと付いているので購入はなし
9. Emergency Space Blanket: 日本のダイソーで購入

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10. 3x Food Portions more than 300 calories
11. 6x Bandaids
12. 1x 2.5cm by 5m Strapping Tape: シドニーの薬局で購入

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*この幅2.5cmは取扱店が少ない。

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*長さも5mでよいのですが、13.7cmとかなり長いものを購入するはめに・・・
13. 1x Compression Bandage minimum 10cm (This is larger than the TNF100 recommendations but it will save your life if you or your friend are bitten by a snake).

*UTAのときに購入したものはMinimum Dimensions 7.5cm Wide x 2.3m Long Unstretched のタイプをチェーンのドラッグストアで約9ドルで購入しましたが、今回のBTU110では幅10cm以上必要。

UTA100の時これ↓

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BTU110ではこれ必要↓

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Strapping TapeとCompression Bandageで約21ドルもした。
14. 1x Zip Lock Bag for personal rubbish: ダイソー ジップロック
15. High Visibility Vest that complies with the Australian Standards AS/NZS 4602:1999-D/N: Broadway のK-martで以前9ドルで購入

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 *シドニーの街中で雑貨やホームセンターのような場所で気軽に購入できます。UTAのときは、エキスポ会場で購入可能でした。今回BTU110ではどうでしょうか?購入できそうですが、もし売ってなければエキスポ会場のスタッフに聞けば最寄のショップを教えてもらえると思います。

16. Ability to carry 1.5L-2L of Fluid: ソフトフラスク500mlを4本

*今回はUTAのときと同じく、手持ちのリザーバー1.5Lを使用せず、ソフトフラスクでトータル2Lになるように調節しました。
17. Topo Map of the area provided by Brisbane Trail Ultra in PDF Form saved: 
on your phone or as a paper format in a map case: ダイソー ジップロックをマップケースとして使用

*日本人ランナーの方に教えていただいたのですがMaps.meというアプリを使用すると便利。レース中は地図に助けられました。
18. Head Torch and Batteries and Spare Torch and batteries: Black Diamond STORM 375 + GENTOS AUVA VA-01D

*UTAの時にSTORM375のバッテリーの消耗が激しくて3時間(単4を4本)×2回でご臨終しました。結局半分以上の時間、ジェントスで乗り切りました。今回悩みましたが、ライトを追加で購入する気にはなれないので、バッテリーを多めに持っていくことで対応。

これが当日のコンディションによってはマンダトリーギアに入るかもしれないもの2点↓

19. Fleece top: サロモン GRID MID FZ W

*CP6のdropbagに入れましたが、1日雨にもかかわらず寒くなかったので、結局持ち歩くことはありませんでした。半袖+アームカバー+レインウェア上でレース中は過ごしました。

20. Waterproof pants: ノースフェイスのストライクトレイルパンツ

*暖かかったのでいらないという決断をし、これはスタート直前で持ち歩くことをやめました。

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これがポールについて↓

Note: Although poles are not mandatory, poles may be requires for some competitors to aid with descending and ascending some of the steep descents. We suggest that Mount Nebo Public School be the Check Point that poles can be picked up at to help with the descent into Township Break.

*CP2(1回目のドロップバック) でポールを準備しておいたほうがいいかもしれないというコメントあり。私は、始めから持って走りました。どこかに書いてあったけど「ポールは折りたたみできるもののみ可」となってたと思います。

 

結論、

当日の服装は

半袖 + アームカバー + レインウェア上 

で十分でした。

冬のブリズベンはシドニーと異なり暖かかったからです。レース開始後しばらくすると雨が降り始め、その後も基本的には雨でしたが、それでも十分にこの服装で対応可能でした。夜用に準備していた長袖も結局着替えなかったです。あえて言うなら、CPに着くたびに汗冷えで急に寒くなりました。

 

ということで次は、レース詳細について書きます。

では。