シドニー生活

中年研究者のお話

P1がひと段落

私の一本目の論文提出が近づいてきた!

一時は5ヶ月近く放置されたけど、なんとか日の目を見れそうです。いまも一歩一歩が牛歩のように遅いけど、前には進んでいる感じが嬉しい。

 

今夜は20時まで粘って仕上げ、スーパーバイザーへリバイスしたものをメールで送り、帰宅したもののなんだか胸がざわつくのでブログを書くことにした。今思うと、今月も自分の計画通りに進めなくてバタバタしたので、相変わらずエナジー切れかかりました。

 

8月2日金曜、P1のコメントが5ヶ月ぶりくらいに返却される

(^o^)/

8月5日月曜、リバイスしたものを提出した (^o^)/ (^o^)/

8月7日水曜午前、P1ミーティングをセッティングするも、読んでもらえず...

( ゚д゚)...

8月19日月曜夕方、突然P1のコメント返却される←返却を受けた日に自分から「火曜中に提出する」と宣言したものの有言実行ならず。やっと提出できたのがさっき(8月22日木曜夜)。

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頑張ったんだけど今週は頭が回らなかったな。どうしても思考が深く落ちないし、集中力が短かった。

しかも昨日はsocail lunchでお昼からアップルサイザーを一杯だけのんだので、ランチ後は読んでも読んでも頭に字が入ってこない…笑。これに関しては自分が悪い笑。

(・∀・)

 

そもそもスーパーバイザーは私が帰国する明日(8月23日)までに提出して、帰国前に一度ミーティングをしようといっていたのだけど、ゆっくりもしていられないのもあって自分から短い期限を宣言。私のスーパーバイザーはとても忙しい人なので、いつも仕事が抱え切れず溢れ出しているような状態。この1年で思ったのは、そんな人が相手なのだからこちらも動きを変えないとなって。だから自分の中の提出締切をうーーーんと短めに設定して、そこを目指して自分をプッシュしながら動くことにしていた。とはいえ、今週はそれがうまくできなかった。情けない。

 

もう少し細かく話すと、今日のお昼に一度メールで提出している。本当はさっき提出したのは本日2回目。ここで話は少しそれるけど、私が忙しいスーパーバイザーに対してもう1つ意識してやっていることがあって、それはスーパーバイザーにメールした後にスーパーバイザーへ口頭でメールで何を送ったかを直接伝えるというface to faceのコミュニケーション。別に大したことはしていないのだけど、これって非常に有効だと思っている。

例えば今日の場合はそれがうまくいったパターンでした。お昼にP1をメールで送ったとき、スーパーバイザー在室、さらに「No web meeting, No call, No visitor」まさにチャンス!トントンとノックして「いまP1を送ったので確認お願いします。火曜に出したかったけど遅くなってすみません。」とカジュアルな感じでサクッと伝えた。するとスーパーバイザー「よくやった。どうだ気分は?」と聞いてきた。おそらく私がすっぐに訂正して再提出できると宣言したもののなんだか手こずっていたので、気になっていたのかもしれない。

スーパーバイザーが必ずすることは会話の中から、私の状況(ストレス度合い)をさらっと確認してくる(直球では何も聞いてこないけどgood listenerになる感じ)。

ここの雑談で私が話したことは

ス「気分はどうだ?」

の質問に対して、おそらくもう提出寸前だから喜びのコメントを返すべきなんだけど正直に

私「いま気分はいいよ。P1はポリッシュされたと思う。でもいま再提出したP1が完璧だとは感じない。永遠にパーフェクトなんてないってわかった。コメントもらって深く深く考え直して訂正するとまた見えてくるものがあって、答えがないものに対して100%を求めている自分がいることに気がついた。」

ス「パーフェクトはない、それが研究だ。お前はこの状況を楽しいと思っているのか?」

私「楽しいと思っている。」

ス「まずは90%まで高めることが大切で、普通はそこまでは持っていけない人が多い。大事なのは、90%以降。時間かかったとしても92%, 93%, 94%, 95%って思考をめぐらして徐々に上げていくことが大切なんだ。」

 

なるほど

世界のTが言うとなんだか、カッコいい。

 

その会話の後、突如P1のスモールディスカッション開始。

思わぬ収穫は、もう数回ディスカッションきたけどしっくりこない箇所が2つ(しっくりこないとは私の言いたいことを表現する適切な言葉が見当たらない)あり、そこが急遽開催したこのスモール会議でバシッと答えがでたのだ。

_φ(・_・

だから「会議の内容を反映させたものをすぐに再提出します」ってことで最後話はまとまった。

だから今日は2回提出したんだな。

( ゚д゚)まじ脳細胞いくつか死んだと思う。でも肩の荷が下りた感あります。P1の質は本当に上がってる。これがスーパーバイザーの実力なんだな。やっぱり奴はすごい。

 

ミーティングの最後に

「日本に帰国するのは楽しみか?」

と聞かれたので、

「もちろん楽しみです」

でも、まだまだやらなきゃいけないことがあるので帰国している場合じゃないと思い、仕事量が落ちることが不安でいっぱいです。

と伝えた笑。超ネガティブ発言。

そして私が抱えている締め切りのものについて進捗状況を聞かれたので、終わっていると伝えたらスーパーバイザー驚いてたな笑。

APR(大学の面接)のアプリケーションの準備はできたか?→YES。いつでも提出できる状態です。締め切りが8月30日なので、その時点でP1が投稿済みかどうかで内容が変わるから、提出ができません。

ポスター(9月末の学会用)の準備は?→YES。もう先々週にポスターの原案は完成しています。いま悩んでいるのはResultパートのデータのレイアウトだけです。もっと美しく配置できないかななんて日々アイデア待ちの状態でちょっといまは手から離れてます。

 

Study4 (S4) の準備に手こずっているからね、多分そんな時間ないと思われていたみたい。いやいや、やるでしょ。あなたが忙しい人だし、早め早めにやらないとみてもらえないからね。あえていうなら、私の当初の予定より遅れているからねと言いたかった。

 

こんな1日でした。長くなったけど、書いたらすっきりした。もんもんとした気持ちを持たずに明日はシドニーを発ちたいと思います。

そろそろねるぞ。

では。