今朝は起きたら8時だった…
(>_<)寝坊してしまった。
そこからシャワーを浴びて、準備して、プロテイン飲んで自宅を出たのは8時半。そして8時50分にオフィスへ到着。本日はオフィスへ2番でピットイン。
いまソイラテを作ってパソコンのメールチェックを終えたところ。
はぁ、朝ランをサボったことになる…
今朝は気分がちょっとのらないので、10時までは自由時間とする。
この間、ネットサーフィンしたりブログを書いたりしてまったり過ごすことにする。
本日のお題は「国内学会と国際学会の料金の違い」
実は昨日、こんなメールが来た↓
今回のご発表につきまして、
事前にご登録いただいた抄録本文ならびに、参加費のお支払いをもって、
○○学術大会にて発表したものとみなします。
8月3日(月)時点でまだ参加登録の確認が取れておりませんでしたのでご連絡いたしました。
恐れ入りますが、下記より参加登録をお願い申し上げます。
----
参加登録期限:2020年8月14日(金)
私は日本で5月に学会口頭発表の予定がありました。コロナの影響でウェブ開催が決まり、日時は8月へ延期となった。この発表に関しては発表スライドの提出を済ませ手続きはもう済んでいるものと思っていたけど、どうやら参加費支払い忘れがあったみたい。メールをもらった後に急いで支払いを済ませました。
忘れていた理由にも関係するのだけど、私の研究分野では、日本国内学会と国際学会では料金と手続きのシステムが異なります。
発表する場合は主に違いは2つ
☆料金:国際学会参加費は目が飛び出るほど高い👀!!
☆手続き:国際学会は1回、国内学会は2回
まずは料金。私がPhD studentとして参加した国際学会3つを例にあげると、
【A学会】
学生料金、早期申し込みで300ユーロ(約37300円)
会員料金、早期申し込みで720ユーロ(約89600円)
【B学会】
学生料金、早期申し込みで550オーストラリアドル(約41700円)
会員料金、早期申し込みで800オーストラリアドル(約60600円)
【C学会】
会員料金、早期申し込みで3480デンマーククローネ(約58200円)
料金は発表するしないに関係なく一律。だから学会へ参加するだけ(発表なし)でも最低5~6万はかかる。
5~6万の中には、学会参加費以外に飲食代が含まれる。カバーされる範囲は学会によって異なる。
A学会とB学会の場合は、Welcome reception, morning tea, lunch, afternoon tea が含まれている。
C学会の場合は、Welcome reception, breakfast, morning tea, lunch, afternoon tea, dinner が含まれている。この時は大きな研修施設で開催されたので、施設に併設された素敵なホテルに強制的に泊まる必要があり、これは別途支払いが必要。
どの学会にも言えることだけど、学会公式のReception(無料だけど招待された人だけが参加できる)もあったり、学会公式だけど有料のReception(任意だけどこれに参加しないと一番の目的であるネットワーキング構築が果たせないのでやむなく支払う)もあったり、参加費以外にもお金がなんだかんだかかる。
それに比べて、日本国内で学会発表する場合、料金は安い(1万円前後)。
ただ、手続きに時間がかかる。。。
続いて手続きについて。
国際学会の場合は、アブストを提出しアクセプトされたら参加申し込みをオンラインで済ませその場でカード支払い。いたってシンプル。
日本国内で学会発表する場合は、以下のステップをふむ。
①発表したい学会の会員になる(学会会員費の支払い)
②学会参加の申し込みをする(学会参加費の支払い)
今回学会から支払いの催促が来たのは、②の料金だった。
昨年末初めてしったのだけど、日本の場合はアブストを提出する際に「学会会員番号の入力」が義務付けられている。ようは、アブストを提出する段階で学会の会員にならなければいけない…。これっておそらく全員アクセプトされるってことかな?そのあたり詳細は不明である。
国内発表をするにあたりしんどい手続きはこの会員になるという手続きである。しかもこの箇所はいまだに一部マニュアルの手続きが含まれている…。
私の日本国内学会発表3回経験から話すとこんな感じ↓
会員になるためのオンライン手続き➡自宅へ振込用紙郵送➡会員費振込➡会員番号発行
もちろん学会事務局も手続きに時間がかかるのをわかっているので、学会で発表したい人のために仮会員番号を発行して対応している。とはいえ、アブストを提出した後、忘れたころに振込用紙が届き、日本の親族に振込用紙を使用して振込を代行してもらい、会員番号が忘れたころに発行され、、、なんとも手間がかかるのです。
会員手続きにとは対照的に、学会参加申し込みはオンライン化されているのでサクッと終了する。
ということで、国際学会は高いけどシンプルに手続きができる。これに手間取ったことはない。国内学会は会員手続きでもたついて、ときには事務局へメールで問い合わせが必要になったりする。私が事務局に問い合わせをしたときは事務員さんの対応は丁寧かはやかった!めちゃ感謝してます。
➡ここまでは朝書いた。
➡ここから先はお昼に書きました~
ついでにこの機会に、アラフォーPhD学生と学会経験についてまとめてみる。
私はアラフォーになってからPhD留学開始。PhDになる前に学会参加経験はあったけど、学会発表は未経験…。
初めての学会発表は国際学会でのポスター発表。2回目は国際学会でワークショップ運営(いきなりステップアップ(笑))、3回目は国際学会ポスター発表、、、と続く。PhD3年生になった今年からようやく日本での学会活動を開始。今年は国内学会で3つの発表を予定してます。コロナでウェブ開催になってしまい残念だけどね。
海外留学してわかったことは、「国際学会参加=発表者、招待スピーカーまたは学会役員」ということです。学会参加費は高いので、PhDの学生が自費で参加することは考えにくく、研究助成金をもらって渡航します。
それにしても国際学会から学会キャリアがスタートしたので、国内学会の「発表者は学会会員である」というシステムを最初知ったときに驚きました。2つ目も同じシステムだった時にようやくそこでこれは日本の文化なんだなとわかりました。その後、3回目申し込んだ時ももちろん会員になる必要があり、、、いまは発表者=会員という流れに慣れてきました!
だから私、
今年だけで既に、
日本の3つの学会会員
です☆☆☆(笑)
実は国際学会でも会員になってます。先ほど例に挙げたA学会は会員になってます。国際学会では会員でなくても発表が許されているのに、会員になるメリットは何か!?
もちろん国際学会が主催する無料シンポジウムなどに参加できたりするけれど、メリットは今の段階で0。長期的にみるとメリットになる可能性があると個人的には思うのでメンバーになってます(自己投資に近い)。将来的に学会のどこかのセクションで何か役を持ちたいときに「○○年から会員」という事実って意外と大切だと思っている。エグゼクティブパーティーの時などに「君はどこのセクション?」と聞かれたこともあるので。将来研究をやっていけるのかは不明なので、学生料金が適応される間(PhD~PhD取得後5年まで)は会員でいるつもり。学生会員は非常に安いのよ!これが一番の理由かもしれない(笑)
しいていうならCVに「○○学会会員」と書くこともできる。でもCVに書いても何の効力もない(笑)白紙よりはましという程度だ(笑)。そんなに研究の世界は甘くない。研究者の実績はものの数秒で検索ができる。どれだけ偉そうに招待スピーカーとして呼ばれ全国渡り歩いても、研究者としての能力・実力はスコーパスにかければ一瞬でわかる。案外、研究者としては成果を出していない人だったり、そもそも話しているテーマは本人の専門じゃなかったり、ようはただのストーリーテーラーだったりすることもある。スコーパスは研究者としても実力をみるのにめちゃ便利です~おすすめ。
最後は話それちゃったけど、そんな感じ。
では。