シドニー生活

中年研究者のお話

来年のスケジュール、インタビューを忘れていました

今週火曜に日本のチームとミーティングがあった。

その時の衝撃たるやはんぱない。

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すっかり忘れていたのだけど、

もう1つ研究が残っていたのだ。

来年初めにインタビューがある!

助けて~ (;´Д`)

もう本当にね、先週のオンラインディスカッション以降はちょっと体調くずしていて、どうにも疲れが抜け切れてない状態で、突然突き付けられたこの事実。

もうミーティング中は笑っていたけど、ミーティング後は心がプチパニック。

何度も一人会議・・・。

受け入れられない現実・・・。

今からもう1つ研究するの?

え?

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私にそんな体力ある?

私にそんな時間ある?

すっかり忘れていたQualitative studyについて資料を確認したら、研究助成申請書には約50名へインタビュー実施って書いてある。

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50人ってどういうこと!?

自分が書いた申請書にびびる(笑)

そんなにインタビュー割ける時間はないそ!

いつ運用試験の解析をやるんだ?

いつ論文を書くんだ?

サンタさん、今年のクリスマスプレゼントは「時間」でお願いします。まだお願い間に合いますでしょうか?間に合わない場合はご連絡いただければ幸いです。

あ~~

時間をくれ!

頼む!

もうその一択。

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考えれば考えるほど終わりが見えない。

最後にはプチパニックからクレイジーモードへ。

うお~~~~~~~~~~

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やっぱりかめはめ波は、受けるより出したい派です。

精進します。

 

 

さて、いま実施中の博士課程最後の研究S5について書いておきます。

S5ってそういえば

Mixed method

だったのよ!!!!!

(笑)

日々忙しすぎて、

つい忘れていた。

ざっくりいうと、S5は私が開発したツールの運用試験です。quantitative studyとqualitative studyを用います。

最近よくブログに出てくるのは、quantitative study量的研究の話でした。いまやっているデータコレクションは今月で終了予定で、いまは来月以降に実施する最終データ解析を楽しみにしているところです。

運用試験後は、qualitative study質的研究を予定。ここでは、インタビューにより研究参加者の意見を集約し運用上の課題を明らかにします。

はい、今回唯一の救いは、新たにエシックスと戦う必要がない!というのも、S5としてこの2つの研究をまとめて倫理審査へ申請済み。

しかし、雑務(インタビューの準備)はもちろん必要なわけで、、、資料作成・スケジュール調整等の雑務に終われますね。

雑務ではなく主務!なのはわかっているけど、研究マネージメント業務って他の研究作業の合間合間にやるので、以外と時間が奪われる。解析や論文執筆など深く集中したくてもちょこちょこメールくるし、日中のペースもつかみにくい。

愚痴ってばかりの私ですが、さすがにあれから3日経過してだんだんこの現実(いまからもう1つ研究をするという現実)が受け止めれるようになってきました。

だから今朝はようやく重い腰をあげて、来年1年のスケジュール調整してました。

来年は執筆業務が多すぎて、スケジュール管理ができず、つい先日できる学生(留学生)さんに「1本論文書くのにどれくらい時間いる?」って聞いたら

「3週間!」

って言われた。

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え?めちゃ早くない?

よくよく聞くと、

「解析が全部終了していて、ディスカッションで使用するデータが全て揃っている」

とう前提があった。

そうだよね、ディスカッションパート書くために、段落ごとにrapid literature reviewしなきゃやしね、そう簡単にはできないよねって納得。論文って研究作業の合間に書いているので、正直なところみんなもどれだけ時間がかかっているのかわからないのが現状。

疲れてくると周りの学生をみては、「みんなはふわぁ~とやってていいなぁ」なんて比べてしまう自分もいるけど、やっぱり上には上がいる。なるべく良い刺激をもらいつつ暮らしていかなきゃね。上を見上げていきましょ。

ということで、今朝決めた内容がこれ↓

2021年7月博論提出(3.5年卒業)

この目標に向けてやるべき事は主に3つ

  • 博論執筆
  • 最低3本の論文執筆(サブミットでオッケー)
  • S5-bインタビューを1~3月に実施

その他研究活動は主に3つ

  • プロジェクト最終報告会開催
  • 日本国内学会発表
  • 国際学会発表

これら6つをさらに細かくタスクごとに分けてガントチャート作成したらもう疲れた。だからブログでも書いて現実逃避がしたくなったわけですよ(笑)

とはいえ、これ以外にもやることはいろいろあって。例えばブログに書いたかもしれないけど、先週のオンラインディスカッションでバタついて疲れていても、なんだかんだで研究助成金の中間報告書も先週金曜に頑張って提出したのよ。このような「名もない研究作業」ってのは本当に数えたらきりがない。「名もない家事」と一緒のことがこの業界にもいろいろあるということを知った40の冬(シドニーは夏)でした。

 

最後に、大学の事務手続きについて。

昨日もブログに書いたけどAPR2020で副指導教官の登録手続きをするように指示を受けて10月に申請した件、とうとう進展がありました。

スーパーバイザーから事務局へ一昨日確認の連絡を入れてもらったら、なんと今朝連絡がきた。

Ref: RSUP-***

We need more information to process your application for Research change of supervisor.

Details of the request are as follows:

Request for information: Please list the names of your external supervisors so we can look into your request.

おっ!仕事が早い!

早速Auxiliary supervisor の申請を済ませました。で、ふと画面みたら笑えた(笑)

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10月20日に申請した際の結果が「REJECTED」ってなってる(笑)

なんでAPRでレビュアーに指示を受けて申請したのに「リジェクト」になったのか教えてほしいです。前回と今回は一語一句同じ内容で申請しているのですが?さてどうなることでしょうか。今度こそすんなり手続きが済むといいなって思う今日この頃。

そろそろ仕事に戻ります。では。