シドニー生活

中年研究者のお話

シドニーでMASTER DEGREE続

Graduation写真

カメラマンを勝手出てくれたSくん、ありがとう。ということで写真も載せますね。おー、写真改めて見ると海外だな〜って感じです。空も青いし建物がイギリス調!日本と違うのが写真の背景です。最新のビルじゃなくて歴史的建造物。それがまた雰囲気あります。

卒業式翌日(今朝)

今日は久しぶりにジョギングサボりました。体が重くて、いや心が重くて、原因はオーラルプレゼンテーションへの不安。でも朝起きてこの景色が飛び込んでくると、やっぱりたまらん。

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遠足前の小学生みたいに枕元にリュック、いや枕元に学位とトレンチャーで昨夜寝ました。目を開けてこの光景、おーまじ嬉しい。紙切れに「やったぜ」と話しかけそうになる。この紙切れの威力すごいね。今週はこのままナイトテーブルに飾って寝ます。トレンチャーのディスプレイ方法がわからないのでティッシュの箱にとりあえず被せてみました。何か良い方法見つけたい。とりあえず今一番の心配のタネ......Oral Presentaionまではこの紙切れにしがみついて、なんとか踏ん張りたい。プレゼン乗り越えたら紙切れは紙切れらしく片付ける予定。

そして悲しいお知らせも。昨日受け取った時にはタッセル(紐)に大学のマークをあしらったチャームがついていたのに、どこかで無くしたみたい。笑 今朝気がつきました。もう見つからないよね。

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写真タイム

卒業式に写真が撮れるのは授与式の前と後の式以外の時間だけ。式の最中は写真禁止。「カシャ」と音がしたものなら、雰囲気丸つぶれ。というかそんな軽率なことが出来る雰囲気でもない。でもご安心を。「記念写真を売りつける商売」は世界共通でした。

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この写真の誰かと同じimperial pupuleとredを着ました。同じ学部の人だけなので基本は赤色。

式の流れ

祝辞をいただいたりするのは日本と同じ。学長ともう一人、合計2人だけが話す。

それが終わると学位授与へ進む。私達学生がやることはこれだけ。

  1. スタッフの合図で壇上に上がる
  2. 壇上の端に立つ
  3. 名前を呼び上げられる
  4. 右手で帽子の右側のひさしの部分を軽く握る
  5. 学長のいる中央まで歩く
  6. 学長からメッセージいただく
  7. 握手する
  8. 学位をもらう
  9. そのまま2ショット写真を撮る
  10. 右手で帽子の右側のひさしの部分を軽く握る
  11. 壇上を降りる

これが一連の流れ。

式直前に口頭説明を受ける。この時にタッセルを左に移動させるように指示ももらう。受け取った後にすぐに写真撮るからあらかじめ左の状態にさせたのかな?と今になって思う。

右手で軽く帽子のふちを触るように指導を受けました。必ず右手で。そして名前を呼ばれた後と学位を受けた後に学長に向かってするようにと。敬意をしめす、挨拶のような感じなのかなという印象。スタッフもその理由は言ってなかったけど、そういうものなんだと思う。私もめんどいから調べてないけど。。いつか調べます。

あとは壇上に上がる直前にタッセルの位置、ガウンの位置、ちゃんと整えてくれます。海外っていい加減なイメージあるけど、まじで厳かに執り行われました。かなりシーンとしてて、その中で名前を呼ばれる。雰囲気に酔いそうになる。なんとも言えない気分でした。

学長が小声で声をかけてくれる。「おめでとう。よく頑張ったね。」って。しかもガッツリした握手を交わす。うー、思い出すと夢のようだ。

ワンチャンスにかける!

これがそのワンチャンス!学長との写真です。

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写真は卒業式後に購入できます。意外と良い出来栄えです。

現像済みの大きな写真35ドル、データ(USB付き)15ドル、合計50ドルで購入しました。実は大学の名前入りの大きな大きな額縁もセットにすると135ドル。これは流石にいらないかなと。残るはビデオ。69.9ドルでオンライン購入できるみたい。これはまだ決意出来ずにいる。それにしても良い商売です。まさかシドニーでもこの手のビジネスがあるとは。

そうそう、この学長とのワンチャンスの写真、学生は記念に結構買ってるけど当たり外れがある。私の友人の写真、学長がまじで白目向いてたし。笑 ギャグかと思った。

写真撮影会

カメラマンのSくんかなり手厳しい。このトレンチャー投げるお決まりの写真!テイク15くらいやりました。いやもっとかな。これはその失敗例。

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そもそもキャッチしようとしていること自体を怒られた。笑 そして「俺の1,2,3の後にimmediatelyに投げろ」と。笑 完全に私の卒業式にSくん便乗して楽しんでます。

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要は帽子の位置が難しい。これは帽子が合格。やっと合格出たのに私が躍動感ありすぎてぼつ。かなりSくん細かいからね。

そうそう、スリランカ出身のSくん、他も徹底してます。これ以外の写真も学位の持ち方まで指示。「この方がエレガント」だとか、私の友人の花束を借りて撮ったりとか。「花束はあった方がいいな」と。他の友人も関心してました。いざ写真見るとすごい!まじでSくんに感謝!よく撮れている。

Graduation Shoes活躍

靴がエレガントだと褒められました!2人にね!「どこのブランド?」まで聞かれたからこれはお世辞じゃないよね?「先月ZARA」と伝えると「あー、もー売り切れてるじゃん」残念そうにしてた。この靴は次はいつ履こうかな。なんか楽しみになってきた。9月の国際学会のSocialDinnerにも持って行こう!決めたぜ。

今日も実は他の学部が卒業式

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今日は日本人の友人の卒業式。彼女は学部は違うけど12月に帰国してます。もう働いているけど、卒業式が偶然G.Wなのでお休みを利用してご両親と一緒にきてました。私は講義の後に慌ててかけつけるとちょうど式が終わったみたいでなんとか間に合った!

そして今日は黄色の一色!。Facultyが違うと色が違うしそれがまたいい感じ。昨日とは雰囲気が違う!もちろん昨日のトレンチャートスもやりました。モデル一人に3人のカメラマン。無事に素敵な写真がとれた。他の日本人の友人もかけつけ、みんなでおめでとうが言えて本当によかった。人生の分岐点や門出に立ち会えるのっていいよね。彼女にとってもきっと忘れられない時間になるんだろうなって思う。

では〜