シドニー生活

中年研究者のお話

苦しい、、

講義が苦しい。英語が苦しい。

本当に英語辛い。火曜は本当になんか気が重かった。でも逃げる訳にはいかないよね、ちゃんと2科目とも出席。

Data management 9-11am

たまたま隣の席に座ったオナーズに演習問題を少し教えてあげた。今回の講義はなんとかなった。でも、もう気分が辛い。先週授業がフォローできてなくて違う問題を解いていて少し呆れられた感あったけど、今回もI先生が近づいて来た「順調か?」私「順調ですよ」I先生「本当か見せてみろ」「あぁ、本当に解き終わったんだな、いいぞ」

あのさ、問題解けたふりしてるわけないじゃん。先生、私のこと心配してる・・・「テーブル見せろ」「グラフ見せろ」って、、、怖い。

結果は統計の講義に関してはおっけーでした。

Animal Research - Quality and Critical Appraisal 11-1pm

私は動物を扱う研究はしていないのだけど、これも「研究者なら知っておくべきこと」ということだよね、この授業。Animal Ethics.......とかさ。本当にきつい話題。

担当したR先生......R先生の英語全く聞こえない。聞き取れない。最初の自己紹介の下りからすでに聞こえない。何が専門なのか経歴すら聞き取れない始末。なんでこうも「聞こえる英語」「聞こえない英語」があるのだろうか。

最初の40分はかなりがっつりディスカッション。これきつい。role of animal research, positive of animal research, negative of animal research, 5 important factor of animal researh....とかガンガン当てられて答えていく。先生ガンガン当てて、ホワイトボードにガンガン羅列していく。ホワイトボードフル活用する先生、シドニーで初めてみたかも。もうすでに出ている意見を「私も同じでexplore the response to treatment」とか言うと「じゃあ具体的には何を意味するんだ」とか掘り下げてくる。脱線気味になるくらい食い込まれる。こんなフィールドの英語を人生でまだ使ったことがないのに、本当に苦しい。苦しいけど、本当に苦しいけど「苦しいならシドニーに来るな」って話だよね。だから、苦しいけど立ち向かうしかない。耐えるしかない。今日は9人しかMPhil生きてなくて、少なくとも3人は欠席している。逃げるのは簡単だけど、高いお金が払っているので、怖いから辛いから講義を休むと言う選択肢はない。恥をいくらかいても耐えるしかないそう思っている。みんなが爆笑している箇所がいくつもあるけど、私は先生の英語がほぼ聞こえていないので、愛想笑いもできない。何も面白くないのだから。辛かった。本当に辛かった。

そして先生が最近書いた論文が配られて、「Animal ResearchのCritical Appraisalを今しろ」と言われ、Animal Research用のチェックリストを渡される。「お前は ResultとDiscussionのパートを読んで論文の曖昧さを指摘してみろ 」と......まず、無理よね。Animal Researchのペーパー読みなれてないから、正直何のデータなのかも理解できないし、これ日本語でもスラスラ読めるわけない。お恥ずかしい話、何のペーパーかわからず。とりあえず「exclusionに触れてその理由も述べている」これは回答したけど、もう無回答。さらっとも読めないし、みんなあの10分でこんな論文読んでCtritical appraisalしてたし。ガンガン先生の論文なのに「I guess...ここがunclear」とか「すごくオブラートにかいて曖昧にしている」とか出るや出るや。すごい。これ日本語でも相当厳しい講義だと思うよ。吐きそうになった。そしてこの講義、休憩なしで123分続いたからね。しかも倫理委員会のサイトからAnimal Ethicsに関する資料のプリントアウトも持ってきて、何が足りてないかとか考えさせる。私、読むの遅いし、無理。撃沈。はぁ。

 

この2講義で私の火曜日は半日9am-1pm一瞬で終了。朝ごはんを食べる気分じゃなくてラテしか飲んでいなかった。飲まず食わずでよく耐えた。1時半にお弁当を食べ、2時からは友人とコーヒーへ。友人は助成金確定したのでお祝いのコーヒー。このコーヒータイムで友人からTipsいっぱいもらった。MPhil経由のPhDではなく、PhDへジャンプアップするために自分の課題がまたみえてきたよ。心は疲れていたけど、充電は出来たと思う。モチベーションはかろうじてキープ。友人よサンキューです。知らなかったけど、友人は私が想像指定た以上に相当な勉強量でした。そうだよね、ここまできているからね。知らなかった。私なんてまだまだまだまだ。。。誰を何を基準におくのかは大切。自分の思う標準や基準をもう少しあげなきゃとあらためて感じたコーヒータイムでした。水曜はフリーだよ。がんばるぞ。ではでは。