シドニー生活

中年研究者のお話

Annual Progress Review の結末

海外大学院生のお仕事, Annual Progress Review 受けたよ

やったー!やりきりましたよ!思っていたよりカジュアル。そして嬉しい言葉をもらいました!

9:30-9:50のうち15分。終わったらかなり自身が興奮しててもうドパミンががっつり。誰かと話したいのに、研究室に誰も話す相手がいなかった。全くデスクに座ることができないくらいの興奮な私です。平常心を取り戻すために今図書館にきてブログを書いています。

APRについてはこれを↓

APRのメンバー

すごくカジュアル。Reviwerは3人。でもうち1人は議事だと思う。

APRの内容

今回が初めてなのでと伝えると「これはinformalなinterviewだからそんなに緊張する必要はないよ」とB先生がこのインタビューの目的を説明。1年目だから、何か同僚、友人、お金、勉強なんでも問題があればここで教えて欲しいって話らしい。研究のこともなんでもいいのね。

私は問題ないことを伝えました。たった半年だけどすごく良いスタートを切れたこと。スーパーバイザー以外の先生からもアドイスをもらえたり、本当に恵まれた環境に入られて嬉しいと伝えました。あとは、今ペーパーを書いていて今月サブミットを目指していることも伝えました。

そして研究内容に関する深い質問は一切なし←一安心!これが一番恐れていたことなのでね。これ話すと長くなっちゃうしね。

 

あとは、卒業予定時期を聞かれ、この論文を投稿したらなる早で修士論文を書いてPhDに行きたいと伝えました。私のプロジェクト大きくて、5つのstudyをやりたいので、MPhilでは終わらせることは不可能だらと。だから時期は決めてないけどなるべく早くしたいと。

注意(MPhilは1-2年で卒業することが決まりになってます。1年4タームで構成されているので1.25年や1.5年だったり皆バラバラです)

(一般的にはMPhil入学-MPhil卒業-PhD入学-PhD卒業の手順で学位を取得するのだけど、私はMPil入学-PhDへコース変更-PhD卒業を狙っています。この場合はMPhilで過ごした1年や1.5年がPhDの年としてカウントされます。特例ですが、これにかけてます。)

この段階では私が本当に今の目標であるジャンプアップには一切言及しておらず。だってお作法としてはMPhilからPhDだから、その手順で頑張る旨を伝えるべきかなと。事前提出のドキュメントにも手順をふむ流れで記載しておきました。やっぱりルールはルールなのでそれに従い、私がジャンプアップに値すると評価される時期を待つべきかなと。

そして私、さらにペラペラ説明しました。来月以降に修論に集中するのは嫌なので、どんどん同時に他のスタディーもできる限り進めます!とアピール。

ここで思わぬ反論が!

MPhilは1スタディーで卒業の基準を十分に満たすし、修論に書かない研究をMPhil時期に行うのは変らしい。つまりMPhil thesisはMPhilの研究を全部入れ込まないといけないのでMPhil中にPhDを見越して研究続行はだめだって。

でChairのS先生が私に提案。スーパーバイザーともう一度しっかり話あったほうがいい、君にはプランBがいると思う。もう1人のReviewerのB先生も納得。B先生曰く、 MPhil1年経過の時点でペーパーを1本書いてそれが例えunder the reviewでもPhDにスイッチできる可能性があると。(ここで言う1本はかなりの質が問われます。インパクトファクター高くないと効果は無です。)

それにしても

ギョギョギョ!!!

ぎょぎょぎょ

うっしっし

プランBすでに私とスーパーバイザーは陰ながら計画していたけど、まさかのAPRでレビュアーから提案受けるとは!なんということでしょう。

まぁなんということでしょう。

そのレビュアーたちが言ってた ”スイッチ” を狙うべく、かなり頑張ってきた私。1年たった2019年3月の段階で出願手続きに入れるように精進します。

一時は諦めて不可能のように見えたジャンプアッププランですが、少し光が見えました。今までスーパーバイザーのこどばだけを信じてきたけど、初めて外野からその話を聞けてかなり嬉しい。

 

他にレビュアーから1つ質問を受けた。ドキュメントの中に研究時間の項目があって、私はそこに"53時間/週"と記載して起きました。これに対して[標準的な量ではない]と笑。これはあまり推奨できないと。

もちろん説明しました。英語はマザータングじゃないので、どうしても読み書きに時間がかかるので多くの時間をかけないと標準のスピードが保てないのでそうしていることまず伝えました。週末も勉強を4時間/日くらいはするけど、やったりやらなかったりで、ちゃんと調節していてストイックすぎないことを伝えました。あとは、ランニングの趣味を持っているので、週末早朝はCoastalRunをして国立公園の自然も満喫しているし、友人と飲んだり十分なレイジャータイムも確保できているので大丈夫ですと。とにかく時間が周りより多いことは承知した上でこれからも続けることを宣言しました。私がここでサバイバルするには必要な量だと断言!

本当はね、53時間以上やってる気がするけど控えめに書いて53なんだけどね笑。

 

では。