シドニー生活

中年研究者のお話

Ultra Trail Australia 100 に出場します!-1

1Ultra Trail Australia の切符を手に入れた!

もう半分以上諦めてました。Waiting Listに名前を載せてたものの、よっぽどのことがないと順番なんて回ってくるわけないとそう思ってた。だってオーストラリアで一番大きなトレイルランニング(トレラン)の大会だからさ。

でも出場権を手に入れてしまったので、ちょっと私とトレランについて書いておこうと思います。この話長くなりそうです。

Trail Runningとう競技に出会う

2ヶ月くらい前まで私は"Trail Running"という競技を知りませんでした。

City2Surfに出場するためにアップダウンのトレーニングをかねて、毎週末にシドニー近郊の海岸を走り始めました(Coastal Running)。その後はSydney Marathonに出場し完走。

ここで終わらないのが私です。あまりにも大自然の中を走るのは気持ちが良いので、Coastal Runはすっと継続していました。そして次の目標となるレースを探していたところこのUltra Trail Australia (UTA)という大会を見つけました。9月下旬のこと。

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世界遺産のBlue Mountainを走るという大会です。

youtu.be

 

映像をみて一瞬で吸い込まれる。

「なにこれ!?」

世界遺産の山を、頭にライトつけて夜中も眠らずに100kmを走り続けるってすごい。ランニングの域を超えている。

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完全に釘付け。

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そのまま止まらなくなって、UTAホームページにある動画やレース情報をみまくりました。情報をいれれば入れるほど圧倒される。

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「これに出場したい」

「絶景の中を走ってみたい」

「選手、かっこいいなぁ」

たった1回、たまたまみつけた大会ホームページをみただけで、自分の世界観が変わってしまった。こんなにもスポーツで衝撃を受けることはそうそうない。

翌日からyoutubeで"UTA100"と検索し、この大会のドキュメンタリー番組やGoProで撮られた映像を昼と夜に見るのが日課になった。

完全にどはまり。

そして3日目に新たな発見!

UTAはシドニーならではの地形を活かしたBlue Mountainのレースだけど、これはシドニーに限ったことではなかった。

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世界中には似たようなレース(山や砂漠を走る)が存在していて、私が魅了されているのこのUTAは、"Trail Running"という競技だということ。

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そしてUTAは"Ultra-Trail World Tour" の1つだということ。

アラフォーなのになるまで聞いたこともなかった"Trail Running"という言葉。

ここから私のトレラン生活が始まりました。

いやいや、実のところ私はトレラン生活を6月から開始してすでにこのとき3ヶ月以上が経過してました笑。完全にフライング笑。

毎週末電車やバスに乗ってわざわざ海岸や国立公園まで行き、Coastal runをしていたのは、自然の中を走るのが楽しいし気持ちがよかったから。シドニーを満喫したい思いから。そしてこれはCoastal Runningだけど、私が求めて楽しんでいたのはまさに"Trail Running"というスポーツでした。

Trail Runningに出会ってから

私の生活は変わりました。健康のためのランニングがいまやUTA(世界)を意識した日々へ←大げさ!

UTA100のWaiting Listに名を載せたものの、ほぼ諦めていたものの、万が一UTAの切符が巡って来てもいいように、UTAを意識したトレーニングやトレラングッツの検索を始めました。

そして少しずつだけど買い揃えてます。ブログに書くと情熱が溢れすぎてしまうので、控えてましたが、ダイジェスト版にて送りします。

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UProteinのホエイプロテイン(ココア・バニラカスタード)

人生初のMyプロテインシェーカーもゲット(無料)

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BLACKMORESのビタミンB

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ULTIMATE DIRECTIONのUltra Besta 4.0

トレラン専用のカバン。これがあると走りながら飲んだり食べたりできます。走っても揺れない構造。

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HOKA ONE ONEのSTINSON3

トレランは平坦ではない場所(岩や木や土)を走るため靴底が他のシューズとは異なっていて、滑らないような構造。あとは凸凹な道からの衝撃を吸収するために厚底になってたりします。

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Ingingiのソックス

オーストラリアの会社のトレラン用5本指ソックス。生地の縫い目がないのが特徴。長時間走っても足の負担が少ないらしい。そして水の中を走ることもあるので速乾性なのはいうまでもない。

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ULTIMATE DIRECTIONのMarathon Shell

軽く(86g)と軽く、たたむと写真のオレンジのようにコンパクトになります。走りながら脱ぎ着が簡単にできる。

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HOKA ONE ONEのBondi5

さっきのSTINSON3は山とかトレイル用。これはロード用のもの(一般的なランニングシューズ)。それにしてもこの厚底!

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SalomonのSoft Cup

トレランはNo Cup Policyが多く、エイドステーションで飲む場合はMy Cupが必要。このカップすごいのがたった141g。

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こんな感じにくしゅくしゅにしてもおっけー。トレランのカバンにがばっと入れられてる。

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ULTIMATE DIRECTIONの50oz(1.5L)Reserver

Ultra vesta 4.0に入れて使用する。トレランのカバンにはこのタンクを入れるスペースが設けられていて、走ったままホースで飲める構造。

 

以上、これが私が10月から12月にかけて買い揃えたアイテムです。基本はオンラインのセール品に絞って購入。結果的に定価で購入したアイテムはたったの2点、

  • UDのUltra Vesta 4.0
  • SalomonのSoft Cup

だけです。

先日出場したレースはこれで十分だったけど、UTAに出場するにはアイテムが全然足りない現状。すでに金欠なのに、もっと金欠が予想される。

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びんぼっちゃまくん状態。

 

学生の私、いまのところ収入は奨学金(給付型)のみ。削れるのは食費くらい!頑張ります。

では。