シドニー生活

中年研究者のお話

2019年1回目の日本一時帰国 - その1

一時帰国- PhDの場合

2018-2019年の年末年始の一時帰国以来、実に4ヶ月ぶりの日本!やっぱり日本はよい!良すぎてたまらんです。

f:id:pskusg:20190503082509p:plain

タイトル「2019年1回目の日本一時帰国」というのは、今年2019年は研究関連で合計3回帰国予定なので。研究が予定通り進めば、7月と9月にも帰国します。今年だけは特別忙しい!だから頑張りますよ。

で、実際のところは自身プレッシャーまみれの帰国、ガチガチで笑えません泣。4/21(日曜)の朝5時過ぎに羽田空港到着してから最後の仕事を終えた翌日4/30までは全然気が抜けず、あっと言うまに時間だけがすぎた感じ。

5/2昨夜やっと落ち着いてブログを再開する気になれた。今回の帰国のことを一気にまとめて書こうと思う。

シドニー 4/20(土) → 東京 4/21(日) - 4/23(火)

4/20(土)はイースターでまさにシドニーはホリデーモード。ゆっくりしたい気持ちもあるけどやりたいことがあるので16時半まで研究室で過ごした。その後は自宅へ帰宅し帰国のための準備を1時間ほどで済ませ空港へ向かう。フライトは20:55。

この日は連休の真ん中にも関わらずスーパーバイザーが出勤していた。そして向かいの部屋のPhD Oも登校していた。これは想定外、てっきり私だけかと思ってた。Oに限っては、廊下で会った時お弁当を手に持っていた笑。

私「もしかしてランチ?大学に夜までいるの?」

O「そうだよ、stay laterだ」

頑張ってるなぁ、関心した。もう最終学年だからやることいっぱいみたい。そして私がその日の夜のフライトで日本へ帰ることを知り驚いていた笑。

でもこう言う時の会話はだいたい帰国の目的についてになる。研究なのか休暇なのか、もし研究目的ならどんな研究(スタディ)なのかを説明することになる。こう言うところはPhDっぽいなぁと思う。

今回は自身の研究目的ではない。どちらかと言えば自己投資に近い、色々な経費は自分持ち。

今回の帰国目的は2つ。

・他の研究者の研究 (2時間ミーティング)へ参加 - 完全にオブザーバーなので難しいことは特にない。

・プレゼンテーション - 他の研究者が開催するシンポジウムでひと枠を頂いた。ここでは昨年の研究成果を報告、年内実施予定の研究を説明するチャンス。

それをこなしながら、日本滞在の間には締め切りが3つやってくる。研究助成金応募・国際学会ポスターの要旨提出・PRSS(大学助成金)の応募。

後ろ2つはPhD Oと同じタスクなので、お互いにGood Luckということで会話は終了となった。もうみんな必死なんだな笑。一人だけじゃなく他の学生も同じように頑張っているからこそ頑張れたりもする。

 

〜4/21(日)〜

朝5時過ぎに羽田へ到着。到着後は、まずはうどんを食す。

f:id:pskusg:20190421060614j:plain

やる気が出たところで着替えとメイクを済ませ会議準備。その後ホテルへ向かいスーツケースを預けた。事前の打ち合わせは駅前のスタバで12時からなんだけどまだ時間はたっぷりあるので、ホテル近くでコーヒーをのみ時間を潰すことに。

f:id:pskusg:20190421085205j:plain

驚いたのがお値段 - モーニングセット420円!ちなみにコーヒーのお値段380円。コスパにまけてこの日2度目の朝食。

早めに待ち合わせのスタバへ到着したいのもあり、コーヒーはもういらないなぁと思いつつも、打ち合わせより1時間早くスタバへ!そしたら打ち合わせに参加予定の一人がすでに居て仕事をしていた笑。やっぱり仕事のできる人は朝から仕事をしているんだなぁ、入りは早いため直前まで効率よく仕事しているのだ←聞いてはいないけど、席確保の意図もあったのかもしれない。

13-15時は会議 (今回の帰国目的①)。無事に終了。終始、参加者の発言を聞きながら、パソコンにメモ←議事録担当。もちろん研究なので会議内容はすべて録音しているけど、取り急ぎ内容がわかるように議事録も重要らしい。

あまりこのブログで研究に関すること、特に大切なMethodologyについてはあまり書いてないのだけど少しだけ説明すると、今回の会議はRAND/UCLA method (別名デルファイ変法) を使用したスタディーの中の一コマで、専門家10名による**の適切性評価をしてもらうのが目的。**っていうのがその主導研究員の研究内容にあたるのでここではあえて控えます。

つまりこの会議の参加者はその業界に熟知している者。発言一つ一つに重みがあります。それを聞ける機会があるだけでも光栄なんだけど「ロジカルに考える能力が欲しい」「思考のもっていきかた変えないと」と自身への課題が増えていくのを感じました。

自身のPhD project のstudy4 でこの RAND/UCLA method を使用します。オーガナイザーとしてどのように専門家をまとめるか、いかに専門家の意見を引き出すか、これを学びたくて参加させてもらった。やっぱり参加してよかった。論文では何度か読んでいるメソッドなんだけど、百聞は一見にしかず!といった感じ。

私にできるか心配。。。

会議後は、半分の参加者と親睦会という名目でお酒が飲めるところへ移動!4時から飲めるなんて最高!飲みニケーションは自身の得意分野。代は割り勘・21時解散←健全!

ということで、帰国日当日はアラフォーには体力的にハードでした。

〜4/22 (月)〜

帰国日2日目。本当は打ち合わしたかったけど、先方の諸事情によりなしになる。この日はゆっくりしつつ、ランチとディナーは外でこなした。休暇モード強めでかつかつには働かずといった感じ。

〜4/23 (火)〜

チェックアウトを済ませホテルロビーで仕事←無料のコーヒーがあったので。仕事後はヨドバシで用事を済ませそしてスタバでまた仕事←Free Wifiあるから。この時は、28日のプレゼンスライドを作ってました←4/25締め切り。気がついたらスタバで4時間仕事。うぎゃーーーー!慌てて新幹線チケットオンラインで予約して駅へ、やっと東京を離れることができる。

f:id:pskusg:20190503082431p:plain

こうして帰国1-3日目、1回目の東京滞在は終了。今回の一時帰国はあと2回東京滞在が待っている。

 

この話まだ続きます。では。