シドニー生活

中年研究者のお話

本日リトリートにつき、閑散としております

海外の大学でリトリートって何よ?

私の所属する大学のFACULTYではテスト期間が終わると、大学スタッフはリトリートをします。これは、客観的に一度セメスターを振り返り、いろいろすり合わせる時間だそうです。

これにはいろいろとルールがあるようで、先生から聞いた内容で書き出してみると、

・必ずキャンパス外の会場を用意し実施

→ホテルやレストランなどの一室を使用することが決まってます。

・いくつかのグループに分かれて行う

→FACULTY単位ではなく、グループに分けられ、グループ単位で行われるらしい。今回はセメスター1の1回目。

 

ということで、タイトルとおり、本日はリトリートなので、ビル内が閑散としている。オフィスも閑散としている。

朝はオフィスにPhDの学生2人だけ(自身を含む)。午後はパートタイムのPhDが1人やってきた。たった3人!

他の3人の学生は月曜から早々に来てないのだけど。別にWork from homeは問題はないのだけど、ところで本当にWork from homeしてるの?ってはなし。それにしても自身の仕事が捗ったなぁ。

 

リトリートの日はいいよ。 

うん、静かで快適!

休日のオフィスのようです。

うん、FACULTYビル内も人が少ない!

この静けさ嫌いじゃない。

 

そういえば、ローカルの学生が変わったお菓子を持って来た!

「どこの国のお菓子?」と質問したら、「シリアンスイーツだよ。本当はシリアのスイーツカンパニーだったけどトルコの南部に移転したから、いまはトルコの南部で売られているお菓子なんだと」とのこと。なんか複雑だな笑。

今日しったけど、彼はローカルの学生だけど、家系に少しシリアの血が入っているらしいよ!そんな話を聞いてたら、日本生まれ日本育ちの30代に突入するまで留学経験もなく普通に働いてきた私。100%ピュアな日本人の私ってなんだかな、パンチがない?私もなんでもいいから「父方の**が**系で」みたいな会話をしてみたいものです。

 

そうそう、私のスーパーバイザーはなんかすごいなと思うところがあって、それはリトリートの日なのに、リトリート前の朝早と夜にオフィスに顔を出します。これってすごく変な感じ。だってリトリート時は他の先生は大学へ来ない。スーパーバイザーも会場へ直行、自宅へ直帰すればいいのにね。用事もなさそうなのに一度大学へきて私たちと少しだけ世間話してから帰る。これって人間関係を維持するためなのか、それとも悩みや不安を抱えてないかちゃんと私たちの様子を気を配っているのか、なんなのかな。まぁ、優しい先生だと思う。

 

ということで、リトリートの日のお話でした。

では。