シドニー生活

中年研究者のお話

新しい学生証獲得!副指導教官登録リジェクト!

ブログの乱れは心の乱れ。

ちょっとね、最近はやさぐれていたのと、疲れがたまっているようで、夕方になるとバッテリー切れのように調子が一気に落ちていく日々です。その1つの症状として、月曜から水曜まで3日連続で夕食後に寝落ち。着替えもせず、メイクも落とさず、お風呂にも入らず、歯も磨かず。最低である。美容とは無縁の暮らし。運動もしていない。最低です。

 

今朝は久しぶりに夏日。気温も28度まで上がるらしいので、この勢いで気分も上げていこうかなと思い、ちょっとまったり気分でブログを書いてます。

 

まずは今週火曜のお話。

めちゃくちゃ嬉しいことがありました。

これ↓ 

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新しい学生証だ!!

そして、新しい学生証とともに

アクセスが戻ってきた!!

ビルにも入れるし、図書館にも行けるし、プリンターも使えるようになった!

(/・ω・)/いえ~い☆

とはいえプチトラブルももちろんあった。

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学生証を予約なしでピックアップに行ったら入口で

「予約して出直せ!」

早速洗礼を受けた(笑)

前日に対応したスタッフが「予約なしでいいよ」って言ってくれた件を説明。すると、「あなたはメディスンですか?」と聞かれ「そうだ」と答えると「メディスンです~」って奥のカウンターへ通してもらえた(笑)

なんだ?

メディスンパス?

何の特権?

もうこの際なんでもよい。入れてもらえるならば。そして新規学生証をゲットした。

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結果的に、学生証発行の申請は2回やって、受け取りに2回も行き、問い合わせのメールは無視され、事務局には2度に渡り学生カード表面に記載されている期限が切れた件とアクセスを失った件は無関係だと断言され、もうこの件で振り回された恨みは大きかった。だからオフィスへ戻ってからは、最後にもう一度愚痴りたくなったので、スーパーバイザーとこの件について話をした。たけどさ、結局は学生証期限切れによるものだったってことだよね(# ゚Д゚)。シンプルだった(笑)。

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で、もう1つ私はトラブルを抱えている「副指導教官登録の件」だ。

大学から副指導教官登録申請がリジェクトされた件についてスーパーバイザーに確認したら、スーパーバイザーから大学へ連絡をとってくれた。

本来の手続きの流れは、

①HDRがオンラインで副指導教官の申請を行う

②大学から指導教官へ連絡がいき、指導教官が資料を提出する

③大学から副指導教官へ連絡がいき、副指導教官が資料を提出する

事務局の言い分は、③が遂行されなかったのでキャンセルしたと・・・。

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もちろんリジェクトメールが来た際に、副指導教官へは大学から連絡があったかどうかを確認済みで、大学から連絡はなかったことは確認できている。だから③の副指導教官から資料提出するなんて不可能なのだ。

驚いたのが、スーパーバイザーの話。PhDのLちゃんと、Mちゃんの副指導教官の手続きも同じ理由でもめたらしい(笑)。その時と同じ状況なのでスーパーバイザーはとくに驚いた様子はなく「俺に任せておけ」って。もう私が出来ることはなさそうなので、後は外部にお任せする。雑務が減って本当に嬉しい。英語メール書くのはまだまだ慣れていないので意外と時間かかるからね。それに担当者からのレスポンスは当日中に受け取れれば御の字で、基本は数日かかるし。

ねぇ、それにしてもひどいと思いませんか?(←やっぱり愚痴りたい私)

大学が副指導教官へ連絡忘れるの3回連続で起こる確率ってどれくらいだど思います?これって相当だよ。 何もかもが最近ありえない。だからやさぐれていました。

 

~副指導教官について~

そもそも私はHDR3年目ですが、いまさらこの手続きを行っています。その理由は大学が副指導教官に関するシステムとポリシーを変更したから。変更点は、副指導教官に対して大学スタッフ同じ権限が与えられることになった(副指導教官に対するUni keyの発行)。権限を与えるっておおごとなので、副指導教官も公式に書類にサインし大学と契約する必要がでてきたわけです(公式に大学所属となる、大学のメールアドレスも発行される)。

これの何がおおごとなの?って思う人もいるかもしれない。これとても大事なんです!

これは大学外部の者が副指導教官なっている場合に効力を発揮します!

指導教官はもちろん同大学所属だけど、副指導教官って必ずしも同大学所属・他大学所属のアカデミアとは限りません。外部の研究所、公的機関所属、または病院のマネージャーなど、副指導教官は外部所属だったりします。また私のような研究のフィールドが母国である留学生の場合は、副指導教官は母国の大学所属の者だったりします。

このような外部の副指導教官も大学の施設と環境が利用できるようになります。居住地がたとえ大学から離れていて施設を利用する機会が少ない場合でも、得られる恩恵は多いです。例えばアプリ、ワンドライブやドロップボックスなどのクラウドサービス、e-lerningサービスなどなどなどなど・・・がすべて無料で使用できます。なによりデータベースへのアクセス範囲が半端なくひろい。私の経験から大学のUni keyを使用し読めない文献はいままでありませんでした。文献に限らず古い本(アメリカの古い学会誌レベルの記事)でも数日待てば大学が手配してくれます。とにかくできないことはないのです。このデータベースへのアクセスの広さはかなりすごいことだと周りから聞いています。サバティカルで国外からやってくる先生らはこぞってUni keyだけでもキープしたいと言い残して最後は帰国していきます(笑)。サバティカル中は、同僚から依頼を受けて文献を手に入れてあげたり、、また帰国後は仲良くなったHDRにメールで代わりに文献をダウンロード依頼したりしています(笑)。ノルウェーの先生なんて夫婦でUni keyシェアして論文書いていたしね。大学の高い学費はこれらのデータベースへのアクセスに使用されているかなって個人的に解釈しています。

 

そうそう、このやさぐれているタイミングでへんてこなジャーナルから査読依頼がきたのでまた気分落ちた。もちろん査読は受けない。なんなら返事をせずに無視するつもり。一応スーパーバイザーにもネタとして話したけど、へんてこジャーナルなので無視でいいよって(関わらないのが一番だそうです)。

この世界に入るまで「論文」がアクセプトされるってすごいことだと思ってました。でも今は全然そう思わない。世の中には数えきれないくらいほどのジャーナルが存在し、その数も年々増えていると聞いています。大学のセキュリティーにより質の悪いジャーナルからのメールはブロックされるシステムだけど、それでもHDRの私のもとへ時々やってくるのだからこれはもういたちごっこだ。はげたかジャーナル又質の低いジャーナル(ハゲタカジャーナルレベル)からのメールは私たちのとって出会い系メールみたいなもの。学会だって同じで、海外の国際学会から私の元へ招待メールがかれこれ5回くらいはきたかな。PhDの私に「スピーカーとして招待したいのですが」って(笑)。他にも「本にしませんか?あなたの研究分野の内容をチャプターにいれたいのでお願いできませんか」みたいなことがよくわからない人から送られてくる。

とはいえ、時々不安になる。大事なメールを見落としていないかと。でも自分の研究成果って今のところ極めて低いので、ちゃんとしたところからオファーが来ることはまずない。だから大丈夫!

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よし、ブログ書いて遊んだので、いまからはたらきま~す。では。