シドニー生活

中年研究者のお話

1年前のブログの記事をみた

月曜日がやってきた。

今週はUTA100があるので、月曜~金曜午前が研究の時間です。お休みする金曜午後の分まで働かないとね!「集中できない(・´з`・)」とか言い訳している場合ではないのだ。

そんな気持ちはあるけど、月曜午前はスクリーン横にポトスをかざったり、

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とうとう鉢へ植え替えたピースリリーとポトスをUVライトで照らしてみたり、

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デスク脇には、自宅から追加でもってきたアイビーを生けたり、

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相変わらず、余計なことに時間を割く余裕が私にはあるようだ(笑)

というのも、いまのオフィスは朝から夕方までずっと1人なの!(笑)。誰にも「おはよ~」って言わないまま1日が始まるのだけど、これがさみしくない。意外と気楽で良い感じなの!この3年間はローカルに囲まれて暮らしてきたの、もう英語シャワーからの解放!いぇ~い!!!としか思えないわけ。もう英語本当に嫌い。結果的に、非社交性が増している私・・・。孤独?大丈夫かしら?

と言っても、ほぼ毎日スーパーバイザーが挨拶にやってきてくれるので、一言も発しずに帰ることはなんだかんだ少ないかな。

 

今日は、はてなブログの機能のおかげで見つけてしまったブログの話。

はてなブログは過去の記事を読むことができます。私はこの機能が好きで、気が向いたら1年前・2年前・3年前のブログを振り返っている。

1年間の記事はこれ

pskusg.hatenablog.com

え?

コロナで中止になってたセミナーが、ZOOMセミナーとして再開された話でしょ?

いやいや違うのよ。

いま読み返すと複雑!

というのも、オフィスを引っ越すことになったきっかけは、このブログに書かれているC先生のチームなの。昨年C先生が大きなグラントを獲得したことにより、このプロジェクトのために、PhD2名、リサーチマネージャー1名、リサーチアシスタント(パートタイム)1名を雇うことになり、C先生は突然大きなチームを持つことになりました。これはとてもおめでたい話です!

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ただ、今回のお引越しの主導者は、グラントにサブで名を連ねているS先生(ボス猿)ってうわさ(本当かどうかしらないけれど)。というのも、C先生は昨年から産休をとっており今月5月から週2日だけ職場復帰している状態なので、このオフィス争奪の時期は大学へは一度も来ていない。問題のS先生(ボス猿)はレベル4に個人部屋があるけれどとにかくレベル5が大好き。C先生が産休に入るたびに産休中は毎回C先生の部屋へ一時的に引越しをして仕事をしています。オフィスの名札も張り替えたりしていてけっこう徹底している。そんな暮らしをグラント獲得前からしていたそうです。まぁ、それくらいレベル5に自分のデスクを持ちたい人なのです。

そして、C先生もS先生もスーパーバイザーの元PhD・・・(笑)。なんだか複雑そう!

そして、オフィス移動の件が終了した後、C先生はスーパーバイザーへグラントアプリケーションに名前を入れて欲しいとリクエストしたそうです。たまたま、スーパーバイザーはそのグラントのレビュアーにノミネートされたそうで、COIの関係で名前を入れられないと断ったそうです。これまた複雑そうね!

※オーストラリアのグラントは日本のグラントアプリケーションと異なり、応募者と共同研究者の業績を数字で記載します。高い数字をもつことがキーであり、数字が高いことでハイプロファイラーの集まりであることをアピールすることができます。だから業績がマッシブな人(スーパーバイザー)をチームに入れないと、スクリーニングではねられてしまうおそれがあるそうです。だから、グラントアプリケーションにスーパーバイザの名前を載せるか載せないかでは、違いがでるそうです。へぇ~って感じ。

 

今回の引越しに関しては、スーパーバイザーには申し訳ないが、フェアだと思っている。だって、彼らは大きなグラントを獲得し大きいチームを作ったし、実際にスーパーバイザーは自分がファーストの大きなグラントを現在持っていない(スーパーバイザーがミドルに入っている億単位のグラントはいくつかあるけど)。ただ引越しのプロセスがひどかったなぁ←もはやトラウマ?

 

1年前のブログをみて思うことは、1年前も経つとこうも環境は変わるのか(笑)。笑えるわぁ。でもサバイバルできてるよね私?

では。