シドニー生活

中年研究者のお話

1年前を振り返る

最近はブログ更新もやっとで、過去のブログを振り返ることもなかった。昨日は久しぶりに一年前のブログを読んてみた。

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pskusg.hatenablog.com

1年前、私はこんな面白い暮らしをしていたのかと読んでいて楽しくなった。ブログの中には3つのネタが含まれていた。

1:研究関連で非常に嫌なことが起きた

2:友人のディフェンスが一般公開だったから参加してみた

3:スーパーバイザーがユネスコのチェアに就任したっぽい

 

1の嫌な件、もう自分の中で整理がついているのでよし。どの業界にも偽物の人っているから、そういう人にエネルギーを使わないように注意してます!

 

2の友人のディフェンス参加、これはよかった。1年前の記事には詳細を載せてないのでいまさら写真を載せてみる。

ディフェンスは

学生のプレゼン、敵1、敵2、敵3

の流れで進む。

会場にはchair、学生、敵3人だけ。

 

私が入ったときはすでに敵1で、友人のプレゼンは終了していました。残念。

 

敵1:中国の先生

なぜか暗い部屋の中でやってたの笑。

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こんな不気味なことある?これPhDの審査だよ?画面からみえる景色が怖すぎてギャグかと思った。

でもね!でもね!敵3名のなかで彼がダントツでよかった☆

オンラインで実施されたからというのもってか、彼はパワポに博論の指摘箇所とそれに対する質問をまとめていたの。これすごくわかりやすい!

ただスライドいつ終わるの・・・?ってくらい質問多かった・・・。

 

敵2:お国忘れたけどヨーロッパの先生

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良い人オーラでてました。しかし悲しいくらい滑舌が悪くて、本当に何を言っているのかわからなかった。ぼぼぼ〜って音。ボボボ〜って音にしか聞こえないこの先生は手元のメモを見ながら質問してました。(泣)←この人こそパワポに質問まとめてほしい。

 

敵3:現役医師

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彼はがんの専門家さん、お上品なオーラでした。この人もパワポはなし、質問はたったの2,3個だったと記憶している。おそらく中国の先生が時間使いすぎたから、この先生が時間を合わせたのかなと。

彼の質問は3人の中でも1番カジュアル。例えば、友人の研究と現在のがん治療のトレンドのギャップについてとか。

これはこれでとても興味深い質問です。博論の内容というより友人の研究者としての考えや、友人の研究トピックそのものに対する意見と聞き出していた感じ。博論に直接関係ない内容のほうが意外と回答が難しいかもってこの時感じました。

 

友人は約5時間(レビュワーの会議や休憩を含む)のディフェンスを無事に乗り切って、学位取得! (ノД`)シクシクめでたすぎ。

 

番外編として、私の友人も、キャラの濃い敵3人に負けてない!

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友人は自宅からディフェンスに参戦。スーツが似合ってていい感じ。でも背景に電子レンジや冷蔵庫うつってるけど(笑)

まぁ、かわいいので許す!背景より中身が大事!この時の友人のディフェンスを見て、どれだけ未熟か思い知らされました。それに、分野違えどこれくらいは英語ができなきゃディフェンスはできない。シドニーはディフェンスなくてよかった、、、

 

最後に、3のスーパーバイザーがユネスコのchairになった件。これはすっかり忘れてた!詳細は聞けてない(笑)。

こんな感じのブックスタンドにざつにプリントが1センチちかくはさんであって(👈いらないやつは捨てろよって思う)、

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その一番上にユネスコのchairになった賞状があったの。白黒印刷で紙もシワ入ってて。いま思うと、本部から送られてくる本物待ちで取り急ぎPDFを印刷した感じだったのかもね。

 

 

今日は1年前を振り返ったブログでした!では。

今朝のラテ👇

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初めてビッグサイズで作ってみた。