この2ヵ月でサブミットに費やした時間が
はんぱないぜ!
( `ー´)ノどやっ!
とうとう10月6日にP2が査読へ進みました。
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今朝(10月9日朝)みたらステータスがまたまた変更に!
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これが本当のアンダーレビュー
さぁかかってこい!
さて、ここからはP2の旅を更新します。
結論からいうと、いまP2はジャーナルH(第7希望)にいます。
ブログでジャーナルG(第6希望)へサブミットしたところまで書きましたが、Gからエディターリジェクトを受けて、その後すぐにジャーナルHへ投稿しました。第7希望にてようやく土俵にのれたのです。苦節6本・・・、つらかった。
ここからは少しダークな話になります。
Gのリジェクトをうけて冷静にP2と現実を見つめなおしました。その結果、舵取りを大きく変えることしたのです。P2は私の強い希望もあってずっと医学系ジャーナルに限定して投稿してきましたが、専門業種を絞ったジャーナルへ変更することを決めました。
(・・?)これは妥協?
はい妥協しました。
ただし、ここまで一生懸命に取り組んできたからこそ得られた結果だと思ってます。最初は頭と心が追いつかなくて悶々としていましたが、今はようやく前向きに進めることができるようになりました。
P2の1番の問題は、P2の研究手法にあると思っています。この手法のみでは私が目指すジャーナルに立ち向かうことが厳しいと判断しました。実際に、投稿前に必ず私と同じ手法を用いた論文の掲載有無があるかどうかを3年以内を目安に限定して確認してきましたが、デルファイのみの研究論文が掲載されることはまれで、1-3本しかヒットしない(←私はこれを超ポジティブに「チャンスが0ではない」とうけとめてました)。直近1年だと0件とかざら。ヒットしたものをみると、インターナショナルなエキスパートパネル(例:パネリストが10カ国以上から集まった心臓外科医など)を実施したパターンなんですよね。
自分でも理解しているつもりでしたが、やっぱり現実は厳しいですね。デルファイ法はあくまでも合意形成の手法であって、どの研究もメインはデルファイ後の運用にあります。だからデルファイをピックアップして論文にするとどうしてもバリューが減ってしまうのです。近年のトレンドは「デルファイ変法を用いて質を担保したツールを開発し(P2)、そして現場でパイロットをする(P3)」ここで1本の研究論文としているのです。(←私の分野においては)
長きにわたりブログを読んでくれている人なら気付いた人もいるかもしれません。以前ブログに書いたと思いますが、当初の計画(私がデルファイ変法を用いた研究を実施していたころ)は、いまのトレンドとおなじようにP2とP3を合体させた論文を書こうと思っていました。でもいざP2を書いてみたら情報量が多いので、計画を変更しP2とP3は別々にまとめることにしたのです。こんな経緯もあって、第6希望ジャーナルからリジェクトがきたとき「P2とP3をまとめたほうがよかったのか」と少し後悔しました。ただ、P2の原稿をファイナライズしている以上、いまさらP2とP3を合併させるというのは非現実的。。。
第7希望のジャーナルを選ぶ時、スーパーバイザーがいくつか医学系をサジェッションしてくれたけど、ジャーナルの分野を変えていきたいことを伝えました。もちろんスーパーバイザーが提案した5つのジャーナルについて情報を取りまとめて提出しました。幸いにも、スーパーバイザーのリストの中には今回のジャーナルHが含まれていたので、ここでHに落ち着いたという流れ。
ということで、また一からのスタートがきまったわけです。
私の職種系のジャーナルのトップからサブミット開始し、リジェクトがきたら徐々に徐々にランクを下げて投稿し続けるスタイル。最初はやっかいだなぁと思っていたけど、幸いにも、方向性を変えた第1本目のジャーナルHですんなりと進んだ。まだ結果はわからないけれど、こうもあっさり査読にまわると色々な意味で「あーやっぱりな」という感じ。だから最初は素直に喜ぶことができなくて複雑な気分だったというね・・・。
もちろんいまは心身ともに健康です。レビュアーのコメントを楽しみしてます!
いまP2がお世話になってるHは、published 1965年、Impact factor:2.054、Five year impact factor:2.474です。
ふう。
第1希望:ジャーナルB
第2希望:ジャーナルC
第3希望:ジャーナルD
第4希望:ジャーナルE
第5希望:ジャーナルF
第6希望:ジャーナルG
第7希望:ジャーナルH←ここ!
P2のコメントが来るまでP2の旅は一旦おやすみ。次回は11月ごろになると思います。
では。