シドニー生活

中年研究者のお話

突然始まった「HDR Student Paper of the Year - 2020」

ロックダウンあけて2回目のジムへ行ってきた。

マシンの台数が限定されているので なかなかやりたい事ができない。

またローイングマシンに着地。

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5000メートル漕いだ。

帰宅後、ローイングのフォームをネットで確認したら間違いに気づいた泣。これで謎の小指と手首の痛みが解消されるかもしれない!

そして昨夜は(TдT)博論書き直しまくってる夢を数回みてあまりの苦痛で眠れなくなった(笑)。そこから眠れず4時まで起きてた私です。今朝は寝不足。

本当に情緒不安定!これが最終学年withコロナの現実。。。

 

 

さて、今日はアワードのお話。

10月11日火曜にスーパーバイザーから2つのメールが転送された。

1つ目のメールのタイトルは

HDR Student Paper of the Year - 2020 deadline extended until end of this week !

(/・ω・)/

新しい~~~

 

どうやらHDRベストペーパーアワードなるものが出来たらしい。

Dear HDR students,

The competition to receive the award for the best HDR paper of the year 2020 has been extended until the end of this week !!  Please get your entries in and remember that these awards look great on your CV !  You gotta be in it to win it 

部門は2つ。こんな感じ↓

One paper will be awarded for:

  • a Pharmaceutical Sciences / Pharmacology / Biomedical Research paper, and
  • a Practice / Policy/Health / Applied Research paper

 

上記のメールに加えて、下記のメールも一緒に転送されてきた。どうやら今回の募集は再募集みたい。

Dear Academic HDR supervisors,

As mentioned a few times during our staff meeting, our HDR students have been invited to throw their hat in the ring for the award of HDR student Paper of the year for 2020.  We have extended the deadline until this Friday 15th October CoB to give students the extra opportunity to put their hat in the ring.

Please encourage your students to make use of this opportunity as it looks great on their CV if successful.  Guidelines are attached and they need a statement from you to include in the application, so you should know by now whether they have entered the competition.

With kind regards

SEG organising committee

でね、質問。

(・・?)SEG organising committeeって何?(笑)

SEGの略すら検討がつかんのよ!

そんな委員会初めて聞いたし!

オーストラリアなんでも省略しくる・・・もはやクイズだ。

卒業間近なのに、システムがどんどん変わっていきます(笑)。

今はWHFだから気軽に周りに聞いたりできないけれど、多分ね、C先生とかに聞けばこんな答えが返ってくると思う。

「ケンブリッチがHDRのペーペーアワードを導入しているから」

とか

「オックスフォードが・・・」

とかね。

おそらく80%くらいの確率でそんな理由だと思う。

私のいる大学は常に世界ランクを意識していて、良いランクを維持するためには「透明性」が重要なんだとか。それに加えて、運営システムも重要な評価対象となるらしい。C先生曰く、ケンブリッチかオックスフォードをまねるのが通例らしい。例えば少し前にclinical pharmacologyの先生を大幅に減らした。医療系の各スクール(医学部・歯学部・看護・薬学・その他ヘルスサイエンス)にはclinical pharmacologyが数名ずつ所属しており、スクール単位でclinical pharmacologyを教えているのだ。そんなにもいらないよねってことでclinical pharmacologyの先生の一部をカット、そして残った全ての先生は薬学部所属に変更した。でも「薬学部に所属しながらも看護学部で教鞭をふるう」みたいなことになっている笑。今までと同じ業務を行なっていてもスクールは変わり若干アウェー感、しかもスーペースがないから固定のデスクがもらえずオープン席とロッカーが与えられ、毎日空いているデスクに座るみたいな・・・。

話はずれたけど、そんな感じでシステムはどんどん変わっていくのだ。今回のイベントもどうせ・・・って思ってしまう。ネガティブなことを書いてますが、私はこういうの大賛成です!

前年の2020年にアクセプトされた研究論文ということは、一昨年2019年から2020年頭にサブミットした論文ということになる。加えて、今年2021年に博士課程に在学中であることを考慮すると、この審査の対象となるのは博士課程の前半か中盤に頑張って論文を書き上げアクセプトまでたどり着いたことを評価することができる。

ちなみに一定層の学生は卒業1年切る頃になって慌てて研究論文を書き始める。この場合、運がよければ博論提出前にうんがよければ「〇〇ジャーナルへサブミット」「〇〇ジャーナルでアンダーレビュー」と博論内で述べることができる。このサブミットしたかどうかは重要。サブミットまで持っていけば、卒業後も投稿を繰り返して最終的にはどこかに掲載されることになる。

一番ひどいのは、博論に研究データを入れ込むのには間に合ったけど、研究論文を書き上げサブミットまで持っていけなかったパターンです。この場合、だいたいデータをそのまま眠らせることになる。だって博士課程中に頑張らなかった学生が、卒業後人が変わったように頑張るなんてことは考えられない。就職したから忙しいとなんだかんだ理由をつけて論文にせずに、人のお金と時間と労力を奪ったまま責任放棄。友達だから彼らの動向を微笑ましく見ていられるけど、こういうタイプの人とは一緒に仕事はできないなあと心の中で思うのです。私のいる分野は基礎研究とは違うので、他人の時間と労力の上に成り立っている。。。これだけは忘れてはいけない。。。

 

話がまたまたそれたけど、博士課程の過ごし方は人それぞれなのですよと言いたい。

話を戻して、そんな転送メールについていたスーパーバイザーのコメントは

Dear 私, K, L & M

I hope that you are doing well. Please can you take a look at this and apply, if you haven’t already done so. There’s a certificate and a cash prize on offer.

Kind rgds

(^^)/

いえーい(^^)/

なんと金一封あるらしいよ〜

私が提出しても280%受賞しないけど、P1が審査対象になるので、応募する方向でいま考えています。目的はスーパーバイザーを喜ばせるため!!もうこの一択ですよ笑。

KとLはかなりの確率で応募しないと思う。Mちゃんは応募したいだろうけど、私の記憶ではMちゃんのP1は2021年アクプトだったので応募できない気がする。となると私くらいしか応募できないかなと。スーパーバイザーは雑談が好きで、このようなイベントに自分の学生が参加してくれると雑談のネタも増えるので喜ぶ。それに昨年からHEADのポジションについたので、新しいイベントの盛り上げに貢献したいだろうなと予測。。。

そんなわけで今日は募集要項に目をとしてみるつもりです!

 

余談ですが、「Dear 私, K, L & M」スーパーバイザーの学生はローカル3人と私の合わせて4人。スーパーバイザーは学生にメールを一斉送信するときは、卒業予定順(入学時期が古い順)に並べることが多いです(Kくんは在籍10年以上なので例外)。

つまり、次が私の番!プレッシャーです。

 

(`_´)ゞ

頑張ります。では。