シドニー生活

中年研究者のお話

P3サブミットの準備

P2がアクセプトされ

祝賀ムード

心は完全に調子に乗ってます

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スーパーバイザーのコメント👇

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夏休み中なのに連絡をくれて嬉しいです!

ところでHoorayって何?(笑)

調べたら喜びやお祝いで使用するスラング。グッバイの代わりに用いられることもあるらしい。へぇ~。

 

共著者のコメント👇

新年から先の見通しが明るいとというのは気持ちも弾みますね。
68個の査読コメントを1回で対応できたのは、驚異的ですね。
○○さんは、やはり「タフ」ですね。
良かったです。
😅決してタフではない。だって68個のレスポンスレター書いてた時、完全に頭おかしくなってから。
 
 
さて、今日は2つ仕事をやっつけた。
 
1つ目:原稿完成
今年から日本の機関誌への連載が始まります。2ヵ月に1回ペース、文字数約2000なので、負担はそこまで大きくないと思っています。
「読者が息抜きできるようなゆるい記事が欲しい」ということだったので、打ち合わせの結果、シドニーでの暮らし全般について書いていこうと思います。
今回は第一回目ということで、自己紹介とシドニーへたどり着いた経緯について書きました。昨夜のうちに書き上げていたので、今朝は修正を行うだけで比較的軽作業でしtあ。最後に、写真を一枚添付して終了です。
 
2つ目:P3仕上げ
さて、ようやく私の博士課程メインの研究であるP3が日の目を見るときがやってまいりました~

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pskusg.hatenablog.com

P3の第一希望ジャーナルは、P2の第一希望ジャーナルと同じです。

再びImpacet factor 10.668挑戦します!

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P3の原稿はすでに書きあがっていますが、仕上げはまだでした。仕上げは全部で3つ。

 

①P3の原稿でP2を引用する

私の感覚では、論文で引用可能なのは「in press」になってから、「submitted(under review)」は引用は不可です。

そして、以前authors guideを読んだときに

「in pressの場合はDOIを表記すること」

と記載されてたような記憶があります。

 

「in press」とは、原稿の校正が終わり原稿が確定された状態のことをさします。オンラインで閲覧可能でDOIは発行されるが、まだ発刊はされていないのでVolume, Issue, Pageがついていない状態。例えば、レファレンス後半の「2016;38(4):870-879」の部分が決まってないないということになります。

例えば、私のP1が初めてオンラインにアップされたとき、P1にはこのようなが記載されていました↓

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ジャーナルによって発行頻度(年1、毎月など)が異なります。発刊されるまではXXX-XXX-XXXの状態で世に出回ります。

 

さて、ここからが本題だー。
P2はP3に引用可能なのでしょうか?
アクセプトされて今日で2日目、原稿の校正の連絡すら届いていない。P2のIn pressはまだまだ先。いつになるかわからないので「Accepted for publication 3 Jan 2022」で引用することに決めました。Endnoteのレファレンスはマニュアルで作りました。
無事(?)引用終了です。
 
※In pressの解釈が心配だったので一応調べてた
リンクはこちら↓
おおむね解釈はあってると思う。
 
②P3の文字数を3116文字から3000文字まで減らす
地味につらい。
これまでも頑張って文字減らしてきた。さらにそこから100文字以上削るなんて・・・・昨夜から2回に分けて何度も読み直して泣く泣く削除しました。
最後は2998文字におちつきました。
文字数に関しては毎度スーパーバイザーへ減らせるところは減らしてほしいとお願いしているのですが、やってくれたためしがない。原稿の質が上がるように校正はしてくれるけど、文字数制限のような細かな調整は彼の仕事ではないのは十分わかっています。。。
 
③カバーレターを修正する
P2がUnder reviewの説明を入れていたので、その説明をカット。
スーパーバイザー曰く、
「カバーレターにはコツがいるんだ。カバーレターはすごく重要だ。」
そのくせ、もうかれこれ最低でも4回はP3のカバーレターを送っているのに一向に読んでくれません(笑)。
 
カバーレターに書く内容はある程度決まっています。
研究概要を書き、(目的、手法、研究の価値など)次にこの研究論文がこのジャーナルにふさわしい理由を述べます。最後に、エシックス承認の有無、研究助成金取得の有無、この原稿は他のどのジャーナルにも提出していないことを明記して終了です。
スーパーバイザーが言う「こつ」はおそらく、エディターにとって魅力的なカバーレターにすることなのだと私は解釈してます。
エディターはカバーレターを読んで、リジェクトか査読へ回すかを決めます。だからカバーレターにワクワク感がないと興味を持ってもらえないということ。誇張はせず、嘘はつかず、うまく研究をアピールするスキルでしょうか。
残念だけど
私はそれを持ち合わせてない。
(>_<)
 
とりあえず、P2の引用、文字数の調整、カバーレターの修正が終わったので、午前中にスーパーバイザーへ資料をそろえて送りました。
あれから5時間は経過しているけど、音沙汰はありません。
では。