シドニー生活

中年研究者のお話

シドニーへ帰ってきた!

あっという間の17日間だった。

 

日本での暮らしは最高でした。

朝起きてから寝るまで毎日が平和すぎて同じ地球とは思えないレベル。何をするにもストレスがない。シドニーにいるときは呼吸することすら難しいと感じる時もあるのにね。

 

これだけ平和に暮らすと、自分の中にたまっていたダークな部分が薄まりまった。おかげさまでうっすらだけど自分の未来に希望を感じ取れるところまで心も回復した。今の頭ならポジティブに物事が見れるようなきがする。

 

卒業がみえてくると次のステップを意識するようになり、漠然とした不安に押しつぶされそうになります。将来が見えない不安を抱えながら博論を書く笑笑。頑張っているのに地獄にいる気分。博士課程の学生や卒業生と話をするたび『誰もが通る道だ』と言われます。しかもこの精神状態は博論を提出後もしばらく続くらしい(一年くらい)。そんなの聞かされるたびに私は絶望感でいっぱいになってた。最悪なのは、私は周りの学生より頑張ってやっていたのでみんなの2倍も3倍も不安やプレッシャーを感じてしまうみたい。言い訳できないくらいに頑張った学生ほど博士課程の終わりは爽やかとは程遠いことになる。なんか損した気分。

 

帰国する前は色々な感情で頭も心もぐちゃぐちゃだった。このタイミングで一時帰国ができ充電完了出来た私はラッキー。ここからは1番エネルギーがいるからね。博士課程に入学するより、博士課程を卒業するより、卒業してからが1番つらい。ここは慌てずに時間を贅沢に使って色々考えたいと思う。人生のなかでゆっくり考えたりする時間ってあまりなかったから。

 

さて休暇は終わりです。

仕事復帰は明日からにしました。今朝スーパーバイザーに連絡済みです。

だってさ、シドニー着いたらいつもの青空だよ?

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こんなシドニーの真っ青な空をみて、仕事するのはなしでしょう。と偉そうにいってる私、この4年間は帰国日も出国日もいつもギリギリまでオフィスで働いてた。来世は働き蜂🐝ではなく女王蜂になりたいわ!って話題がずれずれ。

 

日本の思い出はボチボチと時間見つけてかきたいと思います。

では。