シドニー生活

中年研究者のお話

2022年4月最後の週

今週はちょっと英語で社会人モードだったから心がボロボロ。

今週をまとめてみる。

 

ことの発端は4月14日木曜夜遅にもらったテキストと電話。

pskusg.hatenablog.com

スーパーバイザーのプロジェクトがいろいろな意味で大変なので、ヘルプに入ってくれないかという話をもらったことから始まった。現時点で給料は発生していないのにすでに1日10時間以上このプロジェクトに捧げている日々。アラフォーにもなってこの超絶不安定な状況で時折心がもっていかれそうになることもしばしば。どうやらやりがい搾取ってのはどこの国にも存在するらしい。

とはいえ、やりがい搾取を悪いことだと悲観していない自分も少しいる。お金や不安定な雇用以上に変えられないものがある。それは最強の環境で自分を試すチャンスだー。具体的にはREDCapのフル機能を知るチャンスでありDjangoだって学べる(学ばなければならない)。だから自分の人生の6か月くらいをこれにすべて捧げてもいいかなってマジで思っているのです。

 

いつものように前置きがながくなった(笑)。ここからが今週の日記です。

(-ω-)/

 

4月26日火曜日

朝からDjangoの勉強。16時のミーティング用のスライドは前日に作成済み。だからそこまでストレスがないはずなのだけど、そうしても気持ちがそわそわしてしまうのでランチは学外へ。

Pad kie mao頼んだら野菜が全然入ってなかった🤣ほぼヌードル。

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ランチ後、やっぱり気が重くてオフィスへ戻る気になれない。公園をぐるっと一周してからオフィスへ。

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するとKくんがオフィスにいる!

Kくんはスーパーバイザーと博論の打合せをした直後で、あの穏やかなKくんが顔を真っ赤にしてめちゃくちゃパニクってた。だから、そんなKくんの作業の邪魔をしないように16時のZoomでの打合せは外でやることが決定。急いで場所を確保することに。。。

 

結果、

プレゼンは

グダグダ。

もう自分が嫌になった。英語が本当に使い物にならないのだ。

死にたい気分にすらなった。。。

打合せは計1時間半、想像していたよりも長かったのだ。英語の会話がもたない・・・。

 

スーパーバイザーが獲得したMRFFのプロジェクトにはPraimary Investigater/PI 1名 とChief Investigater/CI 17名いる。今回の打ち合わせはPIとCI(IT/Stats担当)と私の3名が参加、WEBアプリとレッドキャップの利用についてディスカッション。あとは私を雇うための予算について。。。

 

プロジェクトは2.4ミリオンの予算があるのに、追加のRA (私)を雇う予算はない。4月末締め切りの大学の研究助成(←この話はまた今度)に応募して予算を確保する予定らしい。

予定⁉️

そこで当然だけどねCIから「助成金を獲得できない場合はどのようにして追加のRA(私)の給料を算出するの?」ってナイフフォローが入ったの。

当たり前の事をスーパーバイザーに確認してくれたCIには感謝しかない。これだけの業務を短期間にこなすためにはRAは必須だもの。

そして、この質問に対するスーパーバイザーの回答がいかにもグズスーパーバイザーらしいものだった。

なんとかする。

CIは苦笑い。。。。

 

とりま、この打合せでWEbアプリの開発が実行可能であると判断され、REDCapとWebアプリを連動させる方向で進めていくことになった。打合せが終わったら、オフィスへ戻り速攻で帰宅。Kくんと再び雑談する元気すらない、それくらい疲れたし英語から逃げたくなった。

 

 

4月27日水曜日

午前は自宅待機。

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Django の勉強しながら本日到着予定の荷物が届くのをまつ。それにしてもホワイトホース美味しい。マイルドなのに後味は長くかおるのだ(←この語彙力・・・)

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荷物は無事に受け取ったけれど、この日は豪雨だったのでこのまま在宅へと切り替えた。働き方がフレキシブルなのはありがたい(←偉そうなこといっても私は無職なんだけど笑笑)

夕方カフェに行ったけど、自宅のラテが美味しすぎて感動できない自分がいた。

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4月28日木曜日

午前中、Djangoの勉強をしていると突然スーパーバイザーとMさんがオフィスへやってきた。お茶という名の本格的な打合せが始まる。

Mさんはスーパーバイザーのプロジェクトで1月からプロジェクトマネージャーをしている。Mさんはイースター休暇を2週間とっていたので、この日から出勤再開したのだ。元はと言えば、2週間にスーパーバイザーの元へ大学の助成金の連絡がいき、スーパーバイザーと長期休暇に入る前日のMさんが2名で話し合いをした結果、Mさんの業務量をサポートするRAが必要ということになったのだ。お陰で私はこの2週間、自分のすべての作業を止めてひたすらRedcapとDjango を調べたり勉強したりすることになった。

 

当初はWEBサイト開設をお願いされたけど、私はプロジェクトの事を考えてWEBアプリの開発をおすすめしたのだ。前日のCIミーテイングで採用された内容を休暇明けのMさんにとディスカッションができたことはよかった。と言うか2人ともREDCapの設定の依頼をしてきたのに使用経験なしましてやアドバンスドの機能もしるわけもない。これから大変な予感しかしないのだ。ましてやWEBアプリなんて。。。

(失言)なにより、このプロジェクトのデータコレクションがどれだけ欲張りでいかに無謀なのかを理解していないようにみえる。CIが言っていたけどこのプロジェクトの成功確率ってやばい・・・。

 

4月29日金曜日

火曜(スーパーバイザーとCI)、木曜(スーパーバイザーとMさん)の2回の打ち合せを経て、金曜にスーパーバイザー・CI(IT/統計)・Mさん・私の4人の顔合わせです。ここからデータコレクションの準備が正式に始まるといっても過言ではない。

 

疲れた・・・。

一番疲れたのは英語。日本語が話せたらどれだけらくか・・・。

 

この4年間参加してきたZoomミーティングは基本的には私は主役ではなかったから、意見を求められることがあっても私へ質問が飛んでくることはあまりなかった。だけど、これからは私が最前線で手足を動かす働き蟻主役なのだ(←ポジティブ?)。

基本的に私が調べて調べて調べて調べて調べて調べて、そしてプレゼンをする。みんなから質問を受けてそれに回答する。みんなの意見を集約して、それを達成するための方法を調べて調べて調べて調べて調べて調べて解決策をみつける。やりがいとチャンスだけはメーターが振り切れるくらい大きい仕事だけど、これが英語だなんて死にそう。日本語が話せたらどれだけらくか・・・。

 

ミーティング後、近所のアジアンスーパーへご褒美を買いにいってきた。

日本の心『どん兵衛』。

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ハナキンに中庭で食べるどん兵衛は当然うまい。5.3ドル(約500円)の価値あり!

 

うどんで幸せを感じている最中、学生さんが2名近づいてきた。なんと久しぶりにの宗教の勧誘!笑笑

『この2年間はみんなにとって辛い時間だったことでしょう。是非あなたの辛かった2年間のために祈らせてください。』

🤣確かにね、シドニーの庭で1人うどん食べてるアジア人がいたら『こいつ病んでそう』『こいつ孤独だな』って思われて当然。

🤣同情するなら金をくれ🤣

 

以上、そんな一週間でした!!

 

 

えーっと、最後にぼやかせて。

P3がUNDER REVIEWになってから3か月半経過した。

博論の修正は4日くらいで終わった。だけど6月末に提出予定。

P4&P5の作業、私が一人で進めているデータコレクション、これらの作業はすべてストップ。

国際学会のアブストの期限が6月上旬だけど気持ちがのらない。

P2がパブリッシュされてからハゲタカジャーナルと学会の招待が激増した!

 

では。