シドニー生活

中年研究者のお話

P3の旅-7 負け戦からの

7月2日土曜4時、第一希望ジャーナルからP3のリジェクトのお知らせが届いた。5か月待っただけにがっかり。

pskusg.hatenablog.com

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リジェクトから9日後の7月11日月曜16:36、

第二希望ジャーナルへサブミット!

どや!

 

第二希望ジャーナルはトリプルブラインドを採用している。だから提出までに少し時間がかかった。

XXX operates triple-blind peer review which requires authors to submit an anonymous version of their manuscript file. The manuscript file should be anonymous and should NOT include:

  • Any author names (including file path in the document footer)
  • Author institution details
  • Author contact details
  • Acknowledgements
  • Competing interests (if declared)
  • Ethics approval statements that refer to your institution

上記の項目に加えて注意すべき項目は他にもいろいろとある。、例えば、カバーレターの最後に自分の署名はつけない(うっかりつけてしまいそうになる・・・)、研究助成金情報は載せない(助成金の規模が大きい場合は番号で著者を特定できてしまう←私には関係ないけれど番号を削除しておく)、と査読に回る前のサブミットの段階で気にするべきことが意外と多い。しかもこれらの情報が書いてある場所がバラバラなので見落としそう。

 

そして今回、P2の時にはなかった項目が追加になってた↓

  • What is already known on this topic – summarise the state of scientific knowledge on this subject before you did your study and why this study needed to be done
  • What this study adds – summarise what we now know as a result of this study that we did not know before
  • How this study might affect research, practice or policy – summarise the implications of this study
    This will be published as a summary box after the abstract in the final published article.

 

トリプルブラインド用に資料を書き換え、

前回のレビュアーコメントをP3に反映させ

STEP6まで進み、

STEP7の右下のサブミットをポチっとな。

確認が表示される。

再びポチっとな。

受領のメールが届いたー。

Your manuscript entitled "XXX" has been successfully submitted online and is presently being given full consideration for publication in XXX.

 

驚いたことがある。

私のIDみて↓

manuscript ID

2022-015xxx

いま2022年の7月、なのに1万5千台。1か月に約2500本の原稿が投稿されている計算・・・。恐るべし!

 

ちなみにこのジャーナルは親切にプロセスを掲載してくれてる。

1. Awaiting Editorial Production Assistant Processing

2. Awaiting Editor Assignment

3. Awaiting Reviewer Selection

4. Peer Review in Progress

5. Awaiting Editor Decision

 

 

ここで悲しいお知らせ。

ステップ2へ進んでからたったの1日でエディターリジェクトきた!

😭

悲しすぎる。

本気でへこんでます。

 

共著者から『〇〇へ投稿してリジェクトもらうのは普通だから、落ち込む必要はない』と言われた。

 

申し訳ないけど落ち込みまくり!

採択率8%だとしても、こちとら本気で取りに行くつもりでやってたから落ち込むに決まってる。

 

ちょっと放心状態。

 

とりあえず力を振り絞って今朝次候補ジャーナルのリサーチをしてました。だけど悲しみでいっぱいすぎて、前に進む元気がでません。悲しみで心もぶれてます。一応候補を絞り込んだのだけどスーパーバイザーへ連絡するとこまでは至らず。それにスーパーバイザーはいま学会3日目(ホストしてる)だから、連絡は控えたいところ。

 

結果、午後は休業宣言!

負け戦だったとしても負けたら悲しいものは悲しいのだ。ヤケクソになってポテチ、アイス2個、キムチ、スープ食べてゴロゴロして過ごしました。寝るに寝れず悶々と時間を持て余す。

 

なんだかんだで月曜にサブミットして火曜の夜にリジェクトが届いたのだけど、この間、スーパーバイザーとは連絡を取ってない。

 

やさぐれている私に突然スーパーバイザーからテキストが届く。

f:id:pskusg:20220713195107j:image

スーパーバイザーが突然、オープンジャーナルへ投稿したいか、と聞いてきた。

 

これ!

まじ?

心がこの状況についていけない。もっとわからなくなった。なんなんだ。自分にとって、P3にとって、次はどこへ投稿するのがよいのでしょうか。本当によくわからない。悶々としてます。ちょっと何も手につかない。本当に見えない。直感なんてものもない。どうしたものか。

 

では。