シドニー生活

中年研究者のお話

Post Study Work Streamの手続き開始、久しぶりにIELTS

私のVISAは10月28日に切れます。ビザの種類と条件は下記の通り。

博士課程入学時はコース期間は4年(現在は3.5年へ変更)だったので、2018年3月入学、2022年2月28日卒業予定日(博論提出期限)。VISAの期限は「博論提出期限プラス8か月」で「2022年10月28日」でした。

 

話はそれちゃうけど、VISAの期限って、同じスクールにいても留学生ごと(国ごと)に異なります。発展途上国出身者(ネパールやタイ)は博論提出後、数日で帰国を余儀なくされるそうです。だから私が博論提出後に8か月滞在できる旨を伝えると驚かれます。

 

話を戻して、

私は学位取得後、もう少しだけオーストラリアに滞在することを決めたので(今でも本当は悩んでいるけど…)、2022年10月28日から先のVISAを手配する必要があります。

 

取得予定のVISAは→Post Study Work Stream

コスト→AUD1,730


このVISAはインターナショナルがコース修了後6か月以内に申請可能なVISAで、期限はコースによって異なりますが2-4年。私の場合(PhD)は4年。

条件はこんな感じ↓

You must
be under 50 years of age
have applied for and been granted your first student visa on or after 5 November 2011
hold an eligible visa 
have held a student visa in the last 6 months
have a recent degree in a CRICOS-registered course
provide evidence of adequate health insurance for all applicants when you apply
provide evidence you have applied for an AFP check when you apply 
provide evidence of the required level of English with the application

条件をみてわかる通り、PhDを修了していれば問題なし。

 

Post Study Work Stream申請時に必要な書類は4つ

  1. evidence of successful course completion
  2. evidence of the required level of English
  3. evidence all applicants over the age of 16 years have applied for an AFP check
  4. evidence of adequate health insurance for all applicants

 

1. コース修了証明書

私の場合、学位確定の連絡と一緒にメールでコース修了証が送られてきた。その翌日に自身の大学のアカウントに修了証明書がアップロードされた。

この2つのPhD修了証明書はフォーマットもサインも異なる。なぜ2枚あるのかは謎。そしてどちらを使用すればよいのかも謎。

 

学位取得の流れはこんな感じ↓

2022年1月24日博論提出

2022年6月29日修正後の博論を提出

2022年6月30日インターナルレビュー開始

2022年7月4日審査終了、学位確定(コンプリーションレター取得)

2022年7月5日2度目の学位確定連絡↓

Congratulations on completing the requirements of the Doctor of Philosophy. You are now eligible to have your degree conferred, the process where you are awarded your degree at the University.

Once your degree is conferred you can use the title associated with your degree and apply for employment positions prior to your graduation ceremony.

(余談だけどコンプリーションレターをもらって初めてPhDが要件になっている職へ応募が可能になります。でも学位授与式まではPhDは持ってない扱い。とはいえ私はすでにDr.って名乗ってるけどね笑。)

 

2. IELTS

Overall score of at least 6 with a minimum score of 5 for each of the 4 parts

IELTS6.0って、博士課程入学の要件 each 7.0よりはるかに優しい!!

IELTSの要件が優しいのはありがたいのだけど、これと今の私がIELTS6.0をとれるかは別の話(笑)。さてIELTS対策0で私はどこまで食い込めるのか…

ちなみに渡豪2年目のIELTSは5.5(笑)。これで追加で奨学金をあきらめた(笑)。

pskusg.hatenablog.com

pskusg.hatenablog.com

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では発表します。

渡豪6年目のIETLSスコアは

f:id:pskusg:20220821180946j:image

 

おめでとう!

目標はクリア!

 

4年ぶりのIELTSはいろいろルールが変わってました。ざっくりまとめると、

COST:330ドル→395ドル!大幅な値上げ(-ω-)/。IELTSもうけすぎです。

STYLE:computer delivered(筆記テストよりらく)

DATE:試験は週7日、1日2回実施。週末も含めどの日程も空いている。最短で3日後の試験に申し込み可(月曜に木曜の試験が受けれる)。

RESULT:2-5日でショートメールに届く(木曜に受験して日曜に結果が届いた)

 

どうやらパソコンを導入したことで枠の拡大に成功したようだ。私がIELTSを勉強していた時代は、すぐに枠が埋まってしまうので2,3か月先のIELTSを予約。当時東海地方に住んでいた私は名古屋の予約がとれず、大阪まで2回ほどIELTS遠征した記憶がある(笑)。パソコンのおかげでIELTSへのアクセスが上がっているのはうれしいですね~。

 

各試験の感想↓

1Listening:

パソコンだと入力に時間がかからないので、とってもらくちんでした。音源の速度はゆっくり。日常生活でこんなにもゆっくり話してくれるオーストラリア人がいたら私のオーストラリア生活はもっと違うものになってたと思う、そんなことをテスト中に感じていた。

リスニングの問題点はスペルがわからないこと。例えばバッテリーとか書けない(笑)。日頃スペルチェッカーに依存しているのでこの辺りは厳しいなぁ。

2Reading:

キーボードに関していうと、ctrl+z, x, c, vのショートカットは使用可能。だから、文章の中から単語を1つ選んで答えるような問題はctrl+c&vを使用して回答することでスペルミスを防げる。

残念なのは「crl+F」が使えないこと。もしこれができたらキーワードを一瞬でスクリーニングできるのえ回答時間は大幅に減らせたはずなんだ。個人的にはキーワードのスクリーニングはパソコン画面より紙のほうがやりやすいと思う。

問題は時間が足りなかった。確か3セクションあったのだけど、うち1セクションは10分切っててやけくそで回答を埋めることになった。

3Writing:

パソコンに文字数が表示されるのでありがたい。パソコンなので、筆記試験のように消しゴムを使用する必要がないから、文章を好きなだけ書き直せるのは最高。加えてctrl+z, x, c, vは使えるので文章ごと移動させることだってできる。

問題は時間配分。私は時間配分を間違えてしまい、セクション1の150文字は満たしたけど、次のセクションが400文字に到達せず180文字くらいで終了(笑)。現役時代はセクション2→セクション1の順で解いていた(セクション2のほうが配点が大きいだめ)、そんなテクニックすっかり忘れていたの。。。

文字数が足りないのは初めてなので、ライティング後は放心状態「終わった・・・」。文字数足りないと大幅な減点があると聞いたことがあるので、それがどれくらい減点になるのだろうか?と不安でいっぱい。

4Speaking:

可もなく不可もなく。トピックはfamily business。そんなこと日本語でも考えたこともないのにね、とりあえず頑張って話しました。はい。

 

テスト直後はIELTS再受験を覚悟していました。予想ではoverall 6.0は達成できるけど、at least 5.0は無理だと思った。ライティングが4.5だと予想していたので。

幸いにもライティングは6.0だったのでなんとか一発でIELTS を終わらせることができました。助かりました~。

 

IELTSの結論!

post work study streamの取得を考えている人、IELTS対策は0で大丈夫ですよ!

ちなみに日本人友人2名に聞いたら、彼らも博士卒業後のIELTSは1回で6以上取れたそうです。

 

長くなったので続きはまた今度。

では。