シドニー生活

中年研究者のお話

P3の旅-11 グルグル

エディターリジェクションを免れたP3のその後。

pskusg.hatenablog.com

 

 

グルグル🌀🌀

🌀グルグル🌀

🌀グ🌀ルグル

 

なぜだ、、、、

 

デスクに指摘をうけ、原稿を修正して再提出したのは7月18日。

7月19日Submitted (受付が完了しエディターへ回った)

8月11日 Awaiting reviewer reply (エディターリジェクションを免れた=査読へ回った)

 

 

 

ここからよ。

ここからが長いのよ。

 

 

 

 

8月11日 Awaiting reviewer reply

8月19日Awaiting reviewer selection

9月1日 Awaiting reviewer reply

9月7日 Awaiting reviewer selection

 

 

私の解釈では、

 

8月11日 Awaiting reviewer reply

レビュアーを選定し査読依頼をかけた。返事待ち。

 

8月19日Awaiting reviewer selection

断られたので再度レビュアーを選定。

 

9月1日 Awaiting reviewer reply

査読依頼をかけた。いま返事待ち。

 

9月7日 Awaiting reviewer selection

断られたので再度レビュアーを選定。

 

ようは、私のP3のレビュアーが決まらない!

2度あることは3度ある??

 

 

なぜだ・・・

いつ決まるん?

サブミットからもうすぐで2ヶ月

 

 

これっておそらく

open review

のせいだと思う

 

今回のジャーナルは、スーパーバイザーに勧められて決めました。有名なジャーナルなのでここに掲載されている論文は何本も読んだことあるのに知らなかったことがありました。それがこのジャーナルは「open review を採用している」ということ。これを知ったのはサブミット直前。

 

open reviewについて調べてみたら、

エディター、レビュアー、オーサーがお互いの名前を公表した状態で論文の査読が行われる。そして論文がパブリッシュされた場合、エディター、レビュアー、オーサーのやり取りは全てオンライン上で公開される。

 

open reviewの利点は透明性が保てること。

レビュアーとオーサーの名前が公開されることで、レビュアーとオーサーのcoiがないことをパブリックに宣言できる。

欠点は多分レビュアー探しが大変。

レビュアーの指摘が的確でない場合、レビュアーは自分が無能だとパブリックに晒すことになる。名前の公開を嫌う人が多い。

 

このジャーナルの一つ前にサブミットしたジャーナル(リジェクトされた)はtriple blind だから真逆のスタイルと言える。この差よ!

triple blindもopen reviewもどちらも怖いよね。

 

 

open reviewがネックになるとは当初思いもしなかった・・・。

これは時間かかりそうだ。

では。