シドニー生活

シドニーで研究にトレランに奔走するお話

レビューのお話2

前回の続き。

pskusg.hatenablog.com

 

今回の査読で驚いたことがあって、このジャーナルはopen reviewを採用していました。open review と言っても純粋なopen review とは違います。

びんぼっちゃまopen review

でした(笑)。

名の通り半分出し。

びんぼっちゃまopen review

レビュアーには著者の名前と所属を公開、著者にはレビュアーの情報を公開しません。

レビュアーが自分の公開を望む場合、レビュアーの名前はパブリッシュ後に公開されます。

 

( ゚д゚)ポカーン

これってopen review?

堅物の私にはなかなか理解し難いポリシーでして。。。

びんぼっちゃまopen review

の利点が見当たらない。

査読の透明性って一体・・・。

こんなことをやっているから、レビュアー1がふざけたコメントをしているのでは?そう思うのは私だけでしょうか。。。

 

 

さて、前回の続き、私は怒りの矛先の残り2つについて・・・

  • レビュアー1
  • 英語圏の教授
  • 英語校正したやつ

 

英語圏の大学教授

著者がオープンになってわかったことは、ラストオーサーは英語圏の大学教授。ちなみに、ラスト2と3もともに英語圏の大学の先生。何がムカつくかというと、こいつら博士学生を全くスーパーバイズしてない!この英語と論文の質の低さはさすがにない!怒

 

正直、アブストの第一印象は「アブストの質が低い」。だけどアブストは文字数制限あるのでこれだけでは研究を評価することが出来ません。本文は大丈夫だろうなとその時は思っていたのですが、、、アブストがめちゃくちゃだと本文もめちゃくちゃだった。いくら良い研究でもこれでは悲しすぎる。

 

メソッド云々以前にこの原稿のストラクチャーがひどい(何を書いてあるのか理解するのが難しいレベル)。著者は英語の論文読んだことないのかな?ってくらい。

 

私がここで言いたいのは、論文が下手かどうかではありません。私を含む海外勢(大人留学)は論文が下手なのは当然で、下手だからこれを学ぶためにお金と時間をかけて海外までやってきたのです。なのに、この指導教官の怠慢で著者も日本も大打撃ですわ。

もしかしたら、著者が頑固で教授のアドバイスを受け入れなかった可能性もあるのだけど、、、それは可能性が低いかなって。

日本の医学系マンモス学会、国の研究助成など、大御所と大金がめちゃくちゃ絡んでる大事な研究なのに、、、この教授の日本をなめた対応に腹が立って仕方がない。

 

すごく偏った言い方になるけれど、今回感じたのは、海外留学、英語圏だからどこで良いわけではないということです。大学のレベルって大事。やっぱり大学名はある程度の質を担保してくれるのに役立つということです。もちろん大学名よりスーパーバイザーが誰なのかってことが一番大事。

批判的で申し訳ないけれど、しつこいけれど、いま留学を検討している人がいたら英語圏の3流・4流大学の業績がない教授の下では留学のバリューが半減する可能性があるということ知っていてほしいなと。本人にとっては海外に来たこと自体が良い経験でしかないので気づけない、もっと良い大学へ行けばもっと実りがあったかもしれない、この差は大きい。特に我々は英語の壁があるので、大学選び・指導教官選びは必要以上に慎重になるべきなんだとわかった。

※私の場合は何も考えてなくて、たまたま縁あって博士課程に入学できた。ただ強運なだけのパターン。私はもしかしたら人生の運という運を博士課程選択に使ってしまったので、いま運が枯渇しているのかもしれません泣。

 

 

有料の英語校正

著者は有料の英語校正を使っていて、それはAcknowledgementsに記載されている。私は有料の英語校正を使うのはすごく賛成。もし校正の予算を持っているならお金を払ってどんどん英語の質を高めれば良いと思っています。

だけどこの原稿の英語校正やったやつ、絶対になめてるわ。

お金払ってこれはひどい。もし英語有料校正がグラマーの正確性しか確認してくれないなら、自分でdeell, grammarlyなど無料のアプリを使えばよい話。

有料のサービスだから、私だったらやっぱりナチュラルな英語表現に添削してくれることを期待するな。校正はこちらにとっても英語を学ぶ機会でもあるので、ちゃんと「おー」って言える変化が欲しいよね。

はぁ。

こんなお粗末な英語校正にお国のお金が使われるなんて私は耐えられない。。。半額でいいから私が校正したほうがいいとすら思える(←どこまでいっても上目線(笑))。

 

そもそも英語圏の大学の先生と4年も一緒にいたのだから、英語圏の教授が添削をすればよい。留学生をもつということはそういうことですよ、とこの教授にいいたい。

疑問は、本当にラストオーサー(英語圏の大学の教授)、ラストオーサー2と3(英語圏の大学の先生)はこの原稿を読んだのだろうか?

 

 

あー、著者の環境を一人勝手に推測し、自分の無能さを棚に上げて、上目線で1人イライラしてしまった(推測なので本当のところはかわからない笑)。

長くなったので、今回はここまで。続きます。えっ?長すぎ?次回で最後にする。

では。