シドニー生活

中年研究者のお話

スペイン旅行2 旅どころではない

9月14日フランクフルト空港

バンコクーフランクフルト間の11時間半フライトを終えると体はガチガチ。旅好きな私でもさすがに40をすぎるとロングフライト2本はきつい。老いって恐ろしい・・・。

 

フランクフルト空港で航空券が切り替わるので、一旦外へ出てスーツケースを受け取る。その後、ターミナル1からターミナル2へ移動。

無料シャトルの掲示板「sek」が笑える。秒単位で次のシャトルのお知らせしてくれる。

実際に180秒後にちゃんとシャトルはやってきた。ドイツのこういうところ大好きだ。

フクフルトからマドリッドまではAir Europeを利用(格安航空券)。到着したターミナル2にはAir Europeのチェックインカウンターが見当たらない。3回も人に聞いて、最終的に会社名の表示がないチェックインカウンターの列に案内され4番目で並ぶことになった。フライト1時間半前にようやくAir Europeカウンターが現れてホッと一安心。

 

並んでいる時にメール確認すると、スーパーバイザーとHRから・・・。メールのやり取りを3回ほどして、携帯からアカウント作成やアプリケーション作成に勤しむ。アプリケーションとは、バックグラウンドスクリーニングを受けるために必要な書類で、大学が新たに導入たシステムだそう。携帯でやるには限界があるが列に並んでいる間、できる限り入力を進める。入力情報が細かすぎて、毎回ドロップボックスからファイルを出してきて確認しなければならず異常な状況・・・。

 

チェックインを済ませたら、Air Franceラウンジへ移動。

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まずは腹ごしらえ。朝食なのでドリンクは安定のトマトジュース。

 

ここでようやくパソコンで本格的にバックグラウンドスクリーニング用の書類の準備に取り掛かる。とにかく情報が細かくて入力情報がVISAアプリケーション並み。高校以降の学歴を入学日・卒業日まできっちり入力、過去5年分の住所など、こんなのトランジットでやる作業じゃないわ・・・悲しくなる。

結局、チェックインで50分またされたロスのせいで、ラウンジ滞在の40分では書き終えることができなかった。つまり提出はマドリッドのホテルに到着してからとなる、、、ダメじゃないけれど、、、早く提出しないと19日付で勤務開始できない可能性がある。不安とストレスを抱えたまま格安航空機に搭乗。。。

 

 

9月14日マドリッド空港

フランクフルトーマドリッドは3時間弱。メルボルン、バンコク、フランクフルトを経由してようやくここでスペイン入り。空港ついたらすぐにメール確認して、、、はぁ。このメールのやり取りが非常にストレス。

 

空港でSIMカードを購入。

35ユーロ←高い!

無駄に50G←こんなにいらん!

でもこれが一番安いやつ(笑)

 

切符の買い方もわからないまま地下鉄の駅へ向かう。大きな町なので下調べはなくてもなんとかなる。案の定、人に聞くことなく券売機で切符購入できた。

マドリッド空港からは地下鉄で移動。16時にホテルへピットイン。

いざホテルへ到着してもアプリケーション作成する気分にはなれない。すぐに提出しろと言われているけど、私はとにかく地球の反対側へ大移動したので疲れているのだ。そんなの無理だ。

まずは自分の寿命を確認したら、なんとシドニーはオフビジネスアワーであることがわかった。神様が言っている「シドニーは夜だから慌てて書類提出する必要ないよ」と。だから10分後にはこうなった

イベリコ!これはColesでは買えないレベル☆☆☆星三つ。

アヒージョ。美味しいが感動は低い。これは日本で食べても私が作っても差が出ない料理なのかもしれない。

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タコ。とろとろでたまらんやつ。間違いなく星三つ☆☆☆。中央のポテトがおいしいのはうれしい誤算。少しだけ振ってあるお塩が美味しい気がする。

写真ないけどドリンクはサングリアをがっつり。

最高かっ!

 

ロングフライト(確認してないけどたぶん30時間ごえ?)の後だし、ご馳走食べたし、眠くなるのは当然。食後はスーパーで買い出しをしてホテルへ戻った瞬間に即寝。

契約のことは忘れたい。

19日勤務開始じゃなくてもええわとすら思えてきた。ははは!←笑い事ではない。

寝て起きたら1時。7.5時間睡眠。その代わり元気100倍!(時差ぼけなだけ・・・)

さてと深夜のマドリッドでアプリケーション作成にいそしむ。

作業後半でフランクフルト空港で入力した情報にミスがあることが判明した(←私のミス)。残念なことに、その入力はすでにコンファームさせているため、情報の編集ができない作り。

なぜ私はこうもポンコツなのか。びっくりすることしか起きない。ラストのワンピースを埋めることができないまま深夜2時。

悩んだ結果、スクリーニングフォームを管理運営している会社のサポートセンターへメールすることに。ここで試合終了。

本当にポンコツです。こんなことトランジットやマドリッド1日目の深夜にやることじゃない。はぁ。

 

ここからは時差ぼけで眠ったほうがいいのはわかっているが眠れない。ぼーっと過ごしていたらメールが届いた。

Hi XXXX,
To avoid further clashes with other meetings, do you mind if we move this to 11:30 am on a Thursday?
Let me know if it doesn’t suit
Look forward to meeting tomorrow
Thank you,
XXXX

相手はPM、ウィークリーミーティングの連絡だった(笑)。今週以降のウィークリーミーティングをどうするか話し合うの忘れてた・・・。

60分後にPMとミーティングなんて無理(笑)。

マドリッドで深夜に打合せ中止のメールを書く私ってどれだけポンコツ?

結果的には、PMもすっかり私のことを忘れていたのでむしろ謝ってきたし。

Lovely to hear from you, XXXX!
But so sorry to have woken you!
I knew you were travelling but was just tidying up my calendar.
No concerns about REDCap. Please sleep well after your long journey and all the best for your trip!
Kind regards

 

 

明け方にうとうとしたけど、結局あまり眠れないまま朝を迎える。。。

私の旅の始まりなんていつもこんな感じよ。契約書があと1日早く送られてきたら全然状況は違ったのにね。

(-ω-)/

では。