シドニー生活

中年研究者のお話

Ultra Trail Australia 2022 前半

Start-CP1

レースはWAVE START。過去のレース記録を元にランナーは7つのグループにわけられます。

私はITRAポイントを元にグループ6に登録のはずなんだけど、、、レース前日に確認したらグループ5へアップされていた。

なんだかんだ毎年着実にスタートグループをあげています(2019年グループ7、2021年グループ6、2022年グループ5)。

 

グループ5は7:21出発。

時間になるとランナーがスタート地点に集まってきます。

スタート直後は歩いてゲートをくぐり、歩いて花道を通過。

最初はひたすらロード。

ロードかつ折り返しのコースというものは超絶に退屈なコース。だけど、先に出発した友人らとすれ違うことが出来るので実は楽しいコースになった♪

2022年の新コースはEco point lookoutを通過。

Kattomba で一番有名なThree sistersを見ながら100キロの旅は始まる。

写真を撮りながら走っている私を友人が激写してくれました(笑)。

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ここでは渋滞も気になりません。だってこれは100キロレース。スタート5キロ付近でバタバタしても意味ないもの(笑)、先は長いのだ。だから周りのランナーと楽しく前に前に進みます。左から2番目の白いTシャツが私。

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ロード約10キロが終やってようやくシングルトラック。

絶景見ながら森の中を走るのは楽しい。

Pool of Siloam(stone step)を渡り楽しいトレイルはあっという間に終了。

次はゴルフ場(Leura Golf club)へ誘導された笑。

ゴルフ場からの再びシングルトラック!トレイルの階段を下るとそこには川渡り渋滞が。

私は無事に渡れた。もちろんドボンした人いました。

9:53ようやく1つ目のCPに到着。

 

 

CP1-CP2

CP1ではオレンジとスイカを食べ水500mlを補給。滞在は約3分。

CP1を出発すると永遠とロード(Andersons trail)。

ロードと言ってもfire track/ dart roadなので一応土の上を走っているのだけれど・・・非常に退屈。

ノコノコと走っていると近くのランナーが突然叫ぶ『トップランナーが来た!』と。

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前方から一位のランナーがこちらへ走ってくるのがみえる。みんなで声援を送ったあと時計を確認したらまだ30キロ地点。早すぎるやろ笑。私の倍以上の速度やん。

そうこうしてたらCP2に到着(11:45)。

 

CP2-CP3

CP2についたらスイカが品切れ・・・。オレンジ数切れで我慢。その後コーラを一気飲み。水分は500ml補給。滞在時間5分以内。

エイドの出口で日焼け止めを配布していたので、ワンプッシュもらって走りながら両腕に日焼け止めをぬりたくる。

CP2(30.9キロ)から次のWP(46キロ)までは折り返しのコース。折り返しのポイントは37.5キロ地点、スタッフが手書きで我々のゼッケンを確認。

ひたすらロードで退屈。しかもアップダウンの繰り返しなので疲れる。時々訪れるお楽しみ(友人らとすれちがうことができる)でなんとかモチベーションを維持。ようやくWP(46キロ)が見えてきた。13:49到着、つまりレース開始から約6時間経過。

 

WPーCP3

ウォーターポイントでは水分を800ml補充。この頃は気温も上がっていたし、ロードばかりで日陰がないこともあり、水分摂取が加速している。

ウォーターポイントからもひたすらロード。永遠とアップダウンを繰り返す。ここもまた先程とは別の折り返しコースなので再び友人らとすれ違うことができた。合計で各友人3回すれ違った!笑。

ようやくCP3 15:45到着。

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CP3ーCP4

CP3だ。ここでのお楽しみは一つ目のドロップバックを受け取ること。

受け取ったものの椅子が空いていなかったので、バック(colesのお買い物バック)を抱えたまま、時間節約のためにまずは栄養補給から。スイカが食べたかったのにスイカはまた売り切れ。仕方がないのでオレンジ8切れ食べてコーラを一気飲み。

栄養補給が終ったタイミングで椅子を確保。椅子に座りながら準備開始。

次のチェックポイントに到着する時はきっと夜になっているので夜の装いへ!当初はキャップとサングラスをドロップバックへ捨てるつもりだったけど、この日は日差しが強かったのでキャップを維持してサングラスだけ捨てることに決めた。汗だくのTシャツを脱いで、汗冷え対策のメッシュ+Tシャツ+アームカバーへ。

夜用のライト+予備バッテリー+ビジビリティベスト+手袋をリュックをすぐに取りだせる場所へ移動させておく。

お手製ドリンクを作る。スポーツドリンク(粉末)とBCAA(粉末)をオレンジジュースでわったものを500ml。おやつはベビースターラーメン2袋とロードバイク用のグミ1袋。

 

ドロップバックの受け取りもあったのでCP3の滞在時間は20分だった。予定より5分も長く滞在した。

 

16:05にベビースターラーメンを握りながらCP3を出発。

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CP3の出口から1分でMcMahon's point。

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ここが新コースの見どころらしい。綺麗だ!

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お楽しみはほんの一瞬。綺麗な景色のあとはまたロード笑。

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ひたすらもと来た道を戻るコース。時々ポイントを示す看板があるけれど同じ景色。

65キロ

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70キロ

行きと同じWPへ立ち寄る。お水オンリーだけどお水だけでもありがたい。

18時半ごろstaffの車が現れてビジビリティベストを装着するよう言われる。

日の入りまで1時間以上あるのにランナーはベストを装着。みんなすぐに指示に従うああたりは偉いなと笑。

19時を過ぎるとあたりはすっかり暗くなってしまった。写真は19:30頃のもの。写真では明るく映っているけれどこのころかなり薄暗かった。

かなり暗いけど、この時の我々はがむしゃらに走っていた。上りは歩くことが多いのだけど、周りのランナー誰一人歩くことなく上り坂も走る走る。というのも日が沈む前にCPへピットインしたいのだ。出来ることならヘッドライトを使いたくない。

あまりの暗さにたまらず一人のランナーだけがライトをつけた。このころ本当に暗かったなぁ。

そしてようやくCP4が見えてきた。19:38到着。

ヘッドライトなしにCP4へたどり着けたのは嬉しい。

 

まだまだ続きます。

では。