シドニー生活

中年研究者のお話

クリスマスと図書館

今週はクリスマス。

街はにぎわってるけど、

私は、心を鬼にして頑張って大学の図書館へいった。

 

やらなきゃいけないことがあるから。

 

クリスマスは来年も再来年もあるけど、

今年頂いたチャンスは大切にしなきゃ、

次はいつやってくるかわからない。

だから勉強する必要がある。

 

自分に言い聞かせる。

 

図書館に着いたけど、

えーっと、

えーっと、

IDカードが反応しない・・・。

タッチすると「ぶ〜ぶぶぶ〜」と残念な音楽が鳴る。

図書館に入れない。

 

汗がどんどん吹き出してくる。

いらつきはじめる。

 

あっ!

張り紙発見。

「図書館は本日から1月8日まで休館です」

って書いてある!

 

うそつきーーー

24時間365日開館がうりだったはず。

世界のベスト50に入る大学がそんなことでいいのかーーー

このやろーーー

 

と心の中で叫んでみる。

 

数年前の私からは想像できないよね。

 

クリスマスの時期に

仕事もしてない、

しかも学生で、

しかも自主的に図書館へ来る。笑

 

諦めきれず、他もみてみる。

他の図書館も確認したが同じ。

 

がーーーーーん

今日はやりたいことがあったのに・・・

もうモチベーションだだ下がり

 

帰りにBroadway(ショッピングモール)へよって、

サラミを買って、

お昼から一人ワインを開始。

 

そして昔の自分を振り返る。

 

私の日本のクリスマスと言えば、

仕事の後にディナーへいくのが定番。

聖なる夜にフルコースをいただく。

それはそれで幸せだった。

 

いまは、高級レストランがすべてじゃないと思う。

クリスマスにベトナム料理でもいいと思うくらい。笑

 

それより、

結局勉強をしないで1日が終わってしまうことに不安を感じる。

なまけもののまま、

今日は終わりそうだ。

 

明日からは頑張ろう。

 

サンタさん、「学力」か「人徳」をください。

物はもういりません。