シドニー生活

中年研究者のお話

HEO7だった

次の仕事、

Academic ではなく

HEO でした。

 

月曜に届いたHRアプリケーションを見た時はショックだったけど、起きたら気分の落ち込みはどこへやら。次の仕事へのモチベーションも維持できてます。文句なんて言おうと思えばいくらでも言える。やっぱり大事なことは、ローカルではなく英語片言の外国人の私を雇用してくれることへの感謝です。全力で期待に答えて、契約一年延長を狙います。

 

って、↑朝にブログをここまで書いてたのよ。

 

そこから12時間経過し状況は色々変わってしまった。朝には解決してたHEOのネタが再び勃発。今日は偶然にも元指導教官と博士課程時代の友人と、私の次の雇用について話す機会があったのだ。。。

 

1人目は元指導教官。

今日は2週間ぶり?に元指導教官と話をした。コーヒーを一緒に買いに行ったたった15分間なのに、自分の進路について考える機会になった。

次の仕事がHEOだったことを伝えると少し驚いた様子?にも見えた気がした?けど気のせいか?『academicへ交渉するかしないかは私次第』と言われた。答えは想像できたけど、あえて元指導教官に私がHEOの契約を結ぶことについて意見を聞いた。

一言でいえば、私がどちらで働いても職場での扱いは100%差はでない。誰がacademicでheoかは知る術はないしそもそも誰も気にもしない。

問題は、研究ができる点は同じだけど、どれだけ重要な仕事をしてもacademicのキャリアにはカウントはされない。つまりHEOで働くと私のCVは100%弱くなる。他のポジションを狙うとき誰かと争った時に響くのだ。

 

これ以上は文章にすると時間がかかるので書かないけど、自分の解釈が正しかったと確認できたのだ笑。誰も教えてくれないから、いつも手探りでこの分野の文化にふれ、自分なりに解釈してきたのだけど、正解した喜びとともに、それが自分にやってくるという複雑な状況である笑。

 

元指導教官は『サインオフはまだか?どうするのか?』と聞かれたので『サインはこれから。交渉はしない。目の前にきた仕事をつかむだけでいい。〇〇と一緒に研究ができる機会に恵まれただけでハッピー。この状況(HEO 契約)に不安も文句もない。』と答えました。『そうだな』と相槌うたれて終了。

 

2人目は博士課程時代の友人。

こんな時に限って友人に偶然であって話をする機会があった(たぶん今年初めて話したかも?)。私の新しい仕事の話になり『academic雇用を考慮できるか確認するべきだ』と。『一言聞くだけでいい。no harm なんだからやるべきだ。』ととにかくしつこいのだ笑。インターナショナルが生き残れてること自体がすごいし、internal nominationだしちゃんとアピールしろと言ってくるが、、、私はアピールとか自分をよく見せるのは苦手。、、

元指導教官とは違い、友人は自身の経験からはっきりとacademicとHEO の差を語ってくるあたりが怖すぎるーのよ。私はポスドクでありながらも、自分自身のプロジェクトをもっている(レアらしい)。加えて、日本の助成金をとってCIとしてプロジェクト動かしてる時点で明らかにインディペンデントだから(レアらしい)、HEO ではなくacademicにしぼってキャリアをカウントされるべきなんだと、、、、

わかる〜

わかるけど〜

私はそんなにすごくないから〜

HEOでいいきがしてきた〜

聞けば聞くほどむり〜

 

こんなことがあって仕事帰りふと考えた。

交渉した方がいいのかな?

って。

だけどまだ一緒に仕事したことない人に対してこのタイミングで自分の意見を押すのは私らしくないかなって。せめて一年働いて相手の信頼を勝ち取った後に交渉してもよいのでは?でも雇用延長になるときは同じ契約内容で延長するから、突然academicに変更にはならないよね。。。

 

悶々とするけど、いまブログ書いてて、やっぱり流れに身を任せてHEO でいい気がする。自分が気持ちよく働くためには、仕事前から相手に意見しない自分でいることって大事なきがふる。交渉なんてしたらしたで『相手が嫌な気持ちになってないかな?』なんて余計なこと考え気を遣うのが目に見えてる。それにいま心身ともに疲弊してて、仕事量もプレッシャーも減らしたいと思っているところだし。だから、変なことは考えず、予想とは違ったけど、目の前のものをそのまま受け止めて次に進むことにする。(もしかしたら気が変わるかもしれんけど笑)

 

では。