シドニー生活

中年研究者のお話

疲れている

以前ブログに書いた通り、オフィスの天井が崩落した。よりにもよって私のデスクの上が直撃を受けてしまいました。

 

天井事件は金曜に起きた。
土曜は自分のデスクを片付け、電子機器が完全に乾いたタイミングの月曜に電子機器の起動操作の確認をした。

大学備品:パソコン、モニター
私物:キーボード、マウス、電子マグ
全部生きてた!!

一番うれしかったのは月曜8時に清掃が入ったことです。

私は、大学事務局の仕事を信用してなかったので、月曜出勤途中に「事務局へもう一度メールする」「事務局に行って対面でお掃除依頼する」など、やることリスト作ってたくらい。まさかオフィスついたら清掃開始されてるだなんて、事務局もなかなかやるやん!←上から目線

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ピカピカになった!!!

お掃除担当はお友達だったの。ネパール人のおじちゃんには、お友達カードを使ってここぞとばかりに丁寧にお掃除してもらい(感謝)、ついでにオフィス全体の掃除機がけもやってもらえた。

 

だけど人生そんなに甘くない。

清掃が入ったその翌日、再び災難が降りかかった(笑)。

 

清掃翌日の火曜日、

お天気は、

強風

雨は降っていなかった。

 

だけど、

 

誰か教えて。

雨はどこから来ているの?

スプリンクラーよこの天井パネルにシミができた。若干だけど天井パネルがたわんでる感じ。崩落の危険性があるためデスクが使用不可。しかも雨漏りは同じく私のデスクの上なんですよ。もってるね私って。

おんぼろビル歴史的建造物で働いている者のさだめ。これもまたシドニーの思い出ということで残り3か月楽しく参りましょう!

 

 

表題の件、

ちょっと疲れてます。愚痴りたい。

(長くなるからとばしていいよ)

 

最近、タイムマネージメントやタスクマネージメントができなくて悩んでいる。忙しすぎるのが原因だと思ってます。私は器用じゃないので、複数のプロジェクトにまたがって仕事をするのは向いてないと思ったりしている(←いまさら?笑)。

忙しくしている時にいつも気になるのは自分の能力の低さ。どうしてこうも自分は仕事ができないのかと漠然とした絶望?不安にかられます。能力の限界も感じる一方で、どうにもできない英語能力の低さに悩む。頑張って先へ進めば進むほど、英語の壁が付いて回る。はたから見たらチャンスをもらったように見えるし、自分でもチャンスをもらったように思っているけど、現実は進めば進むほど動けなくなる。これってもう沼。悪い意味で沼。沼の中では走ることはできない。

幸いにも私は、目の前にある仕事に対して、やりがいや楽しみを見出すことができるタイプ。相手の良い側面を見るようにしているのもあって、苦手な人はいるけど、嫌いな人はいない。人間関係で悩むときは、いつも自分の英語能力の低さが原因。

実は、天井事件の数日前に緊急案件ができて、昨日までその対応に追われていました。週末の時間も割いて仕事してたわけさ。あれから2週間?くらい? たった? もう日付の感覚もなければ、お風呂に入った記憶もないわけ。3日ぶりにお風呂に入ったとき、お風呂は邪気を取っ払う作用があるのかと感動した泣。

救いは、この緊急案件はお給料もらっているメインのプロジェクトに関するものなので、ボスPの指示により「月火のパートタイムが解除」。働いた日数分だけ6月末に請求できることになっている。世の中金さっ!

私はルーチンワークが大事だと思ってきた。だけど最近でたらめに生きているので、ルーチンワークを持ち合わせていない。朝ラテを作る以外にルーチンワークがないのだ。

パートタイムになったタイミングでメンバーになったのに、先々週・先週はピラティス0回。メンバーになってから通えたのは1・2週目だけなんですよ。月の半分は利用0回なので、お金をどぶに捨てているようなものですよね。時間なんて自分次第で作れるはずなのに、通えないだなんて。タイムマネージメントできない自分にがっかり。

先週木曜、R先生と久しぶりのミーテイング。私が仕事進んでないのもあって、完全に友人として雑談をした。R先生に「もっとわがままになれ」とアドバイスをもらった。我々のポジションというのは非常に競争力が激しい場所なので、明日仕事やめても代わりはすぐに見つかるって。だったらみんないまの仕事にしがみつくと思うやん?だけど現実は違うらしい。

R先生はわかりやすい例として、ポスドクの話をしてくれた。例えば、激戦の末、みごとNHMRCのポスドクポジション3年を獲得したのに、半年後には「私、パーマネントのポジションとれたので辞めます」なんてことは珍しくないと。ローカルの場合、このポジションがとれたら業績を量産できるのでアカデミアのポジションに近づけつのに、平気で捨てる人もいると。興味深いの歯は、辞められたら困るけれど、誰も彼女を責めることはなくもめることにもならないのだとか。この国では、条件が良いものを探しつづけるのはみなに与えられた当然の権利であり、いま抱えている仕事への責任感より自分の人生の方が大事なので良いものがあれば移る。チャンスをいつも探し続けるもので、チャンスをつかんだら移るだけだと・・・。

わかる~、わかるけど、自分の利益中心に考えるって簡単じゃないよね(私にとっては)。やっぱり一度自分の目の前に現れた仕事を大事にしたい。人も仕事も縁があったものを優先させたいし、仕事を得ているのに就活をし続けて決まったらやめる前提だなんてそんなの失礼な気がする。そもそも、そこまで貪欲に自分の利益優先で仕事を探し続けるエネルギーなんてない。はぁ。。。

 

と書き出したら切りがない。

この通り、日本の人からみたら華やかに見える海外生活ですが、うまくいってません。何度か生活の立て直しを図っているのだけどどれもだめ。いまやっていることと言えば、この半年間、とにかく新しい仕事は受けないこと。仕事量が減れば心にゆとりが生まれると信じているのです。こんな昭和スタイルで働いている限り私は報われることはないのかもしれない。

あー、来世に期待!

では。

(パートタイム週2日なのに仕事中にブログを書いている私・・・)