シドニー生活

中年研究者のお話

やばくてもボランティア

やばいのはプレゼン!

こえーよ、こえーってば。もう逆に恐怖すぎて、やらなきゃいけないのはわかっているのに、手がつかない。心は頑張り屋さんで体は怠け者の状態です。

お願いメール

土曜に日本の友人のKからお願いメールが来た。「紹介したい人がいる」こんな夜中に?と思ったけど、Kの頼みならYESだよね。Kは年に数回2人で朝まで飲み明かす仲です。私の数少ない友人の一人。とにかくいろいろなディスカッションが出来るやつです。滅多にKからはお願いをされないのでやや驚きもあったけど、とりあえず喜んでYES。

K氏の元教え子のI君はオーストラリアで語学留学を検討しているらしい。悩んでいるから相談に載ってあげてほしいと。うんうん、わかるよ。留学の決意ってかなり勇気とお金がいるからね。そもそもI君と私のキャリアと出身が少し重なるところがあるから、どうかなと思ったみたい。

これは土曜深夜の出来事で、日曜の朝起きたらI君から早速メールが来てました。綺麗に箇条書きになって他ので回答しやすい。

日曜朝8時にとりあえず「来週半ばまで忙しいので来週末に回答出来ると思うから待って」とメールを返信したものの、午後になって、私ならすぐに回答ほしいよねと思い、夕方に質問事項のフル回答を結局返信。これに数時間かけた笑。日曜はプレゼンの準備の時間に使うべきだよね。もう現実逃避に近い決断。

ボランティアで相談にのるタイプでもないし、そもそも私はそんな状況ではない!やらなければいいのにプレゼンのことを忘れたい。その一心でした。

そして今、月曜の夜だけど、まだI君からは土曜深夜2時に来た質問メール以来連絡なし。うん、丸二日経つけど返信の遅さは気にしない。

とりあえず、私、ボランティア頑張りました。

Presentaitonとスーパーバイザー

今日は帰りしなに、スーパーバイザーへ出来上がったことをやっと報告。完成ではないけどほぼ完成なのでスライドを見せてみた。

いざやるとかなりグタグタ。もう途中で何度か「練習不足で申し訳ない」と口走る始末。

スーパーバイザーのコメントは「いいぞ。特に初めの3,4まいのスライドと流れがかなりいい。これかなり良い掴み(フックがうまい)」と言われました。「タイトルから始まり本題のCritical Appraisalにすぐに入らないところがうまい。本題に入る前に自己紹介を入れてうまく本題へ運んでいるあたりの流れが絶妙。」これは多分褒められたのかな?でもあとはグタグタです。そこが問題。そしていくつかアドバイスいただいたので、スピーチ原稿を作り直します。しかも今から。笑

「自己紹介がシンプルでうまいな」と。

実はこのプレゼンの難所は制限時間。10分。10分では収まりきるはずがない量なんです。CASPtoolで質的研究を評価するには10問のチェックリストをこなさないといけなくて。一問1分以下だよ。だからスライドの作りこみもかなりむずい。しかし私は自己紹介と自分の研究テーマなどをしっかり話てから本題へ進めます。そのスタイルが気に入られた。

「なぜ私がそうしたか?」って、それは、これは学生のプレゼンだけど、世界の著名な人の前でするから。このチャンスは名前を覚えてもらうより、ただの科目として評価されるより、「自分が何をするためにここにいるのか」私の研究内容を頭の片隅に入れてもらう方が数十倍の価値があるという結論にいたったのです。だって海外の博士課程(前期・後期)のメリットは学会で話かけだぐらいでは築けないレベルのネットワーク構築ができること。そして将来、共同研究だってありえる。可能性は限りなく低くても可能性は少なくとも0ではない。

 

そして、今からスライド2枚分の原稿を書き直しますが、間に合うのかな?

そして、明日はDataManagementの講義9-11時、11時からがプレゼン。

酷くない?朝に練習する時間は0だよ。

かろうじてまだ生きてます。今日はご褒美に朝ごはんをカフェで食べ、お昼から大学へ登校しました。もう、心がプレッシャーでグラグラなので、物理的に支えております。ババアだけど頑張ります。では。

追記:プレゼンのその後