シドニー生活

中年研究者のお話

海外大学のシステム!-学期構成

ただいまMid-Break中です!

前セメスターの時に多分このMid-Semester Breakの話を書かなかったので、Semester2で説明しますね。

その前に概要から。

海外の学期の説明

Semester1, Semester2 の2期制。

f:id:pskusg:20180927213655p:plain

↑これ今年2018年のカレンダーになります。

1semesterは13weeksで構成。

Week8と9の間にMid-semester Breakセメスター中休みがあり、そしてWeek13の後にStudy vacation1週間、Examination2週間の流れです。

WeekでカウントされるのでSemester2は7/30-11/24までと日付的には中途半端な感じになります。

もう1つ、Examination2週間となっているけど、実際はWeek1-13にかかけてアサイメントがいくつも小分けで締め切りがくるのでこの2週間で成績が決まる訳ではありません。そしてExaminationの2週間より前にもう講義もアサイメントもほとんどのユニットが私の場合は終わっていたので、私の大学院この時期に何かテストを受けたことは13ユニット中の2ユニットだけでした。つまりほとんどのユニットは複数のアサイメントでスコアが構成されました。

Mid-semester Break は何するの?

名前通り学期の中休みなので、旅行したりバイトしたりする学生もいると思います。

私の2017の経験だと、そんな遊んでいる暇はなかった。留学生にとってありがたい休みです!講義が進まない1週間なので、この間に遅れていた復習やブレイク明け締め切りの課題に取りかかったり予習を進めたりと、いろんな意味で良い時間でした。

いやらしいことに私の経験だとこのMid-Break時期の前後の週はアサイメント締め切りが集中してて、かなり忙しい時期でいありました。だから実際は旅行にいく学生は少ないのでは?

Mid-semester Break は何が起きる?

キャンパスに人が歩いていない。

そして図書館が空く〜!

f:id:pskusg:20180926095708j:plain

これは水曜の朝に図書館で勉強した時の1枚。

f:id:pskusg:20180926095659j:plain

テンション上がりすぎて図書館前のカフェでスキニーラテLを購入。

私はVacation中キャンパスが静かになる、まさにこの時期が大好きです。

f:id:pskusg:20180927132311j:plain

木曜は晴れ。

図書館で勉強している学生が全くいない訳ではない。。。午前は本当にガラガラ。午後になると満席とは言わないけど席は埋まってましたね。Mid-breakは講義がないから自宅学習の学生が増えるだけ?かも。

スーパーバイザーに宣言!

f:id:pskusg:20180924124830j:plain

火曜も憂鬱でもう登校拒否。執筆が進んでなくてちょいと気分を変えたいので、ミッドブレイク中今週だけ図書館メインで過ごします!と宣言したのは水曜。

水曜と木曜は図書館を本拠地としました。オフィスに自分のデスクも何もかもあるのに、、、

本当に煮詰まったからさ、自分のオフィスを抜けてプレッシャー減ったせいかすごく集中できます。

The Annual Postgraduate Conference-Day2

そんな訳で昨日木曜は朝から図書館で勉強、場所を変えただけで集中力が一時的に回復中です。調子はまずまずだけど、もちろん木曜もAPCに一部参加しました9:05-10:05 (APC-Day1は前日のブログ記事で書きました)。私の友人は出ないのだけど同じLEVEL5(同じフロア)のPhD学生が2名発表するのでそれを観てきました。

いつもは廊下で簡単な挨拶しか交わさない顔見知りレベルの人でも、プレゼンを見ると思うところがある。そしてやっぱり勉強になります!

一人はとてもプレゼン慣れしていて落ち着いている。この安定感欲しいなぁ。とか研究内容以外でも学べます。

今回のカンファレンスと通して、やっぱり感じたことは、学生の年齢は日本よりかなり高めです。日本でMPhil,PhDの大半は学部から社会人経験を得ずに上がり社会経験がないまま研究者になることがまだまだ一般的かなと思う。それがダメだとか良いとかってことが言いたいのではなく、ここシドニーではそんなことは起きてない。

大半の学生は社会経験を得てからMPhil取って、そしてさらなる社会経験を得てPhDへ来る。だから研究に入る前にすでに、自分の興味がある研究テーマを持っていて、すでに何にかしらのネットワークを構築もできている。そして社会人経験があるからこそ研究者としての自主性も責任感も学ぶ意欲も格段に上がる。そして教授の指示を受けて淡々と学位をとるシステムでもない。これらのシステムが世界ランクレベルの研究力や研究者育成を高めるている要素の1つになっていると個人的には思う。もちろん一部には20代の若い学生もいるのを忘れてはいけない!Hnos(オナーズ)がいるの!私の個人的な見解なんだけど、彼らは特別な選ばれた人間って感じ!私は典型的な凡人!笑

この2日Facultyのカンファレンスを通して、この環境に身を置けることに感謝しないとなと改めて思った。最近も本当に気持ち的にすごく辛い日々を過ごしているけど、能力がないのはわかりきったこと、それでも自分なりに成長しているのは間違いない、、、周りと比べないようにしなきゃね。精進します。

では。