シドニー生活

中年研究者のお話

シドニー土曜限定アジト

Sydneyで1杯ひっかける土曜限定のお店!

Broadway Crown | Home

Broadway crownが最近では一番のお勧めです。ローカルのお店ってやはり高い!でもここは土曜限定でチキンウィングが0.50ドル/本になります!これが超美味しいしここシドニーではかなり格安。実は2週連続5/24(土),6/2(土)と訪問。

1回目。友人と行きました。実は最近クラフトビール難民です。Colesの下のバーのFoodコーナーがここ1ヶ月以上前から改修で食事は利用ができなくなってるよって友人と泣く泣く2回諦めて帰宅しました。

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こんな↑感じのボリューミーな食事が曜日によっては12ドルで食べれたのに...リニューアルして値上がったらどうしようと不安な日々。

以前の記事↓
で、気軽に1杯だけ飲む店がなくて...で開拓しました。それが1週前の土曜。ランチは行ったことあったけど夜は初めて。

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タップビールも8種類くらいあるし、アップルサイダーもタップであります!イェーイ。写真のチキンがコストパフォーマンスをよくしてくれます。写真で15本(7.5ドル)!ちなみに定価は8本で11ドルの商品。安いよね?

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2回目の訪問はチキンウィングまた15本とお酒。この50セントチキンウィングは15時からやってます。16時からシドニーで飲む私!偉くなったものです......本当は勉強しないとね。

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写真のcalamariカラマリは友人のおごり。こんな少しのイカで13ドルで、写真のチキンウィングは15本7.5ドル。やっぱり信じられん安さ!

実はこのあとおかわり10本!2人で合計25本!お腹いっぱい。私が思うに、毎週土曜にこのチキンだけとお酒に毎週来てもいいのでは?平日がんばった日のご褒美。

大好きなお店を見つけるには大事な要素があって、どうせたまにしか出来ない外食と自宅では堪能できない生ビールや生アップルサイダーを飲むなら、アジア人0(英語しか聞こえてこない)のお店で英語の中にいて海外生活を感じながら飲みたいのは私だけでしょうか?シドニーはアジア人が本当に本当に多すぎて、交差点にいても自分がシドニーにいることを忘れそうになるくらいアジア人に囲まれて、アジアの言語が飛び交います。その点、ここは完全ローカル感があるよ。それもあってお気に入りで2週もきてしまった。

博士課程に進み外食が増えてきたなぁ。どうせならもっと開拓したいな。では。

 

金曜の要らぬ努力

要らぬ努力その1

City2Surfに向けて朝ランに毎回up-downルートを盛り込んでいます。以前はたまに気分転換でしか使っていなかったこのルート最近は毎日です。金曜朝もこのきつい階段とその後の大きな下りをいれこみました。

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階段登りに上からローカルが降りてすれ違う時に「がんばれ」と言われその時に爆笑されました。知らないローカルでもとすれ違う時に挨拶するのは別に珍しいことではないけど、爆笑されることはなく,,,おそらく爆笑された理由は、あまりにも私の顔が苦痛で歪んでいたためだと思う。そんなに苦痛なら走らなければいいのにって感じなのかなと笑。朝ランの習慣を2018年は再開して、そしてこの半年継続しているだけでも十分なのに、金曜の小雨も降ってくる中、急な階段を駆け上がるという要らぬ努力です。この努力は自分の仕事へ回した方がいいかもしれない。

City2Surfの話↓ 

要らぬ努力その2

学校へ行く途中にスキニーラテLargeを購入する。

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金曜は3本だてのQualitative Researchの最終回、3-Critiacal Appraisal of Qualitative studyが2時間あった。なんかどうしても気がのらない。1,2回目の講義はどちらも興味深く面白かったのだが、なんか気分がのらないのでラテ4ドルで購入。そもそも研究室に着けばNespressoマシンでコーヒー作ればいいじゃんって話ですが、カフェに寄ってまで自分に頑張ろうと言い聞かせる努力。そこまでして学校や講義にいく努力。休んだって誰も困らないし、誰も怒らないのに。

要らぬ努力その3

金曜11-1時の講義が終わり、残すところ2時からのFridaySeminar。小雨が降り強風で寒い。そんな変な天気の中、どうしてもトムヤムクンが食べたくて、フリースをきて、フリースのフードを被り、傘もなしで、10分歩いて、Newtownにある行ったこともないタイ料理屋へ、トムヤムのランチ7.9ドルを一人で食べに行く」という要らぬ努力をしました。

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結果は全然辛くないトムヤムで少し残念でしたが、学校から外に出たことで気分を持ち直す。Googleマップで探したけど、載ってないのでお店の名前はわからず。以前いったタイラグーンの5軒くらい東に行ったところにあります。なぜかGoogleMapにも載ってないお店!怪しすぎる。

Thai La-Ong Restaurant - Newtown, Sydney, Delivery & Takeaway

はぁ。

要らぬ努力をさせられている説浮上

そもそもモヤモヤしているのは、木曜のスーパーバイザーとのミーティングです。30分のチャットのはずが、1時間以上になり...

悪いことは何も言われないが、今後のスケジュールを組み直しました。

スーパーバイザーが心配なのは、私にプレッシャーやストレスがかかりすぎてないかどうか。私はどんどん言われたら受け入れるし、言われなくても自分に葉っぱをかけるうなスケジュールを組んで自分を追い込むから、気になったみたい。しかも博士課程後期(PhD)に出願して博士課程前期(MPhil)からのスタートになったので、コースワーク部分の負担があって、授業やら課題やらがあるので、研究を進めるスピードが落ちていること。そのことが私自身にストレスを与えている事実があって。講義そのものは自分にとって学びの機会なので心から有意義だと思っているのだけれど、今年はコースワークの学生ではないので研究をやらないと意味がない。

私がおっけーだとわかったところで、今の現状報告と今後のことも踏まえて色々と打ち合わせになったのだけどね。これが本当に有意義だったと思う。この数年の流れや目標、Systematic Reviewnの内容を明確にできたので!

そこで、以前からの私の目標であり疑問をぶつけてみた。MPhilからPhDにジャンプアップが本当に可能かどうかを聞いてみた。なぜならホームページには「優秀ならMPhilからPhDへトランスファーが可能」と書いてはあるけどその要項については書いてないので以前からの疑問でした。

スーパーバイザー曰くPracticalな理由が全てで「論文数とImpactFactorが大切」らしく、「MPhilの成績はvery smallな要素」なので成績は気にしなくていいと!

そして先生はその事例をおそらく自分の生徒で作ったことないのでは疑惑浮上。過去の先生の経験を聞いているのに「We'll make it」しか言わない。行間を読むと「(経験がないから)俺らで作ればいい」という感じに受け取ることができるのですが。私は真面目なので「先生ちょっとテキトーすぎないかい?」とミーティン後からそんな気分が抜けない。先生は今更ながらすごい強気だよね?このよくわからぬ強気な感覚だけで話をしていたとも知らずに今日までついてきた私って一体... あー不安。

 

要らぬ努力をさせられていたとしても、要らぬ努力をしてでも、必死にサバイバルするだけの話。留学生は辛いです。そして金曜のプレゼンテーションのスライドと原稿はまだできてない。私の中では週末に出来上がる予定でしたが、昨日は勉強1時間半だけ。寝るか食べるかHouseRules(リアリティーショー)観るかの生活。なんとかしなきゃ。今日は半日勉強します!では。

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Sydney Coast Walk (Coogee to Bondi)

Coogee to Bondi シドニー定番の観光名所

シドニーの日曜は2.6?ドルでPublic transporttionが乗り放題になります。私が決まってここへ行くときは日曜です。みんな同じ考えなので日曜はかなり混みます。

”Bondi to Coogee”が有名ですが、Bondi行きのバスがすごく混むので2回目以降、かれこれここ3回くらい?はCoogee to Bondiで楽しむようになりました。先週行った時もCoogee to Bondiです。

Coogee to Bondi 欠点と利点

利点:スタートCoogeeだと静かで人が少ない。ゴールがBondiだから歩き疲れた後の一杯引っかけるお店が多数!飲んだり食べたりお茶したりかなりの選択肢!ショッピングも考えている人(観光客)にはGoalがBondiになるようにするといいと思う。

欠点:日差しが顔に当たる!太陽に向かって歩く感じになるので暑く感じます。行きの時点で、Coogee行きのバスはBondiに比べると少ない。30分に1本くらい。

ということで私はスタートは小さな街でゴールが大きな街の方が好き。このポイントは結構大きい。帰りもバスがすぐくるしね、これ最高。

念のために書きますが、Coogeeにも食べたり飲んだりできるお店はいくつかあります!ご安心を。

Coast Walk "Coogee to Bondi"

バスを降りたらまずはCoogee beachに座ってぼーっとする。カフェでラテを買っていざスタート。このカフェかなり中のインテリアがよかったです。

The Best Bar & Restaurant. Party venue and Catering, Coogee

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登りや下りが多いので、少し歩けばCoogeeBeachを見下ろすことになる。ビーチバレーしてたりサーフィンしてたりみんな思い思いに楽しんでます。

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行ったことがない道を見つけて降りると、自然のプールがあって(もちろん無料)、泳いでいる人がいました。秋で寒いのにね。そしてライフガードがいないのでCPRのボードもちゃんとあります。このあたりはシドニーらしいというかちゃんとしてる。CPRはCardiopulmonary Resuscitationの略で心肺蘇生の事。大学でもCPRの講習やっているし、certificationもっている人もちらほらいました。若い子ほどこれを学ばせておきたいみたい。だって若いうちに技術を習得しておけば地域や自分より年老いた家族とかに緊急時に対応出来るしね。こういうところがAustraliaはしっかりしている。予防医学とか強いのも納得。CPR読むと結構面白いので拡大して読んでほしいです。大人は2つの手、子供は1or2、赤ちゃんは指2本で胸を押します。超丁寧な説明。笑

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そして脱線しますがCPRの大学のquirementの一部を拝借↓

CPR

Students must provide proof they hold an Australian current Cardiopulmonary Resuscitation (CPR) Certificate prior to attending their placement and that it is valid for the duration of the placement. It is the student’s responsibility to ensure that their certificate remains current whilst they are a student at the Faculty of Health Sciences. 

CPR courses are provided by recognised Australian training organisations and the certificate received upon successful completion of the course is valid for 12 months. 

The courses are provided by both Cumberland Student Guild and ○○ Uni Sport & Fitness and by many other organisations.

From 1st January 2016, organizations such as Surf Life Saving NSW can be prevented from issuing participants with a Nationally Recognised VET Qualification or Statement of Attainment when they complete the course if they do not have a Unique Student Identifier (USI). The USI is not your SID
For more information on the USI and how to apply please visit Unique Student Identifier

ね?すごいよね。ここに来る前は私のオーストラリアイメージは自然・肥満・おおらかの3本立て。いざ来るとオーストラリアってしっかりしてる。こっちのカリキュラムすごくて重要なところ抑えてるなって驚きます。

話を戻して、途中にこんなのも目撃。崖をクライミング。安全紐つけてても、このスリルの必要性が私には理解できない。笑。面白そうだけど怖すぎる。

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CoogeeとBondiの間にはいくつかビーチがあります。

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ここはよくNSW関連のシティーガイドにも使われるコースなんだけど工事中。私が初めて来た時からすでに工事中で、かれこれ1年以上工事!でもこの工事中のコースをいつか歩いてみたい↓

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↑工事中に見えないけど、この崖っぷちに沿うように続く遊歩道は本当に未だに立ち入り禁止。どこを工事しているのだろう。

途中、青空ジムで各自トレーニングしました。

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↓これは有名な海に面したプールです。 

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この日も満員御礼。後ろに見えるビーチがGoalのBondi Beachです。

ゴールまでは、途中で崖で休憩したりジムしたり寄り道して2時間半くらいかなと思ったりします。多分普通にコースを歩くだけなら2時間以下?1時間半かな?というか、時間を気にしてないのでいつも歩いているので、バクッとしかわからないのですが。

Bondiの今回の3軒

3回連続の訪問です。11時開店と同時に入れば絶対に座れるのでまずはホテルの1階のバーで一杯がお決まりになってます。

Hotel Ravesis

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2軒目は初のお店。The traditiona chip shops (140 Campbell Parade, Bondi Beach NSW 2026)。量がわからないから店員に聞くとスモールは普通気分の1人前、ラージはお腹が空いている時に1人でがっつり食べる量とのこと笑。友人と2人でスモール1つにしました。話を参考にしなくて正解。2人で軽くつまむには丁度いいです。写真はスモール16ドルでドリンク1缶付の価格。店内で食べるのにこの感じ!紙に包んで渡されます。斬新。

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結構混んでました。

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3軒目も初のお店。写真はなし忘れた。。

CHINA DINER

ビールとチキンウィングを嗜みました。ビールがあまりにも高くて1杯で終了。その後帰路へ。

心残り

シドニーで有名なフィッシュ&チップスのお店がBondiにあって、1回食べたことがあります。かなり美味しかったので2回目以降も食べたくてよるけどやってない。私が初めて訪れたあの日の直後にお店が火事になり閉店のまま。今回とうとう変化がありました。

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他の場所に移して営業再開したいみたい。でもこの張り紙みたらもう興味がなくなりました。「Same Menu.....Same Faces」このくだりが心に引っかかりました。最近論文読み慣れてきて、英語の使い回しに少し慣れています。騙されませんよ!みんな気がつきましたか?

同じメニューで同じスタッフで営業再開してますよ。そして住所はここですよ。でも肝心なSame Priceがないじゃん!どさくさに紛れて値上げしてるってきっと。うん間違いない。なぜSame Menu.....Same Faces書いてPriceは書かない。だったら「移転しました」ってシンプルにしてメニューやスタッフに触れないでほしいです。ここ有名店だからかなり高かった記憶があるので、なんかもう安いところで2件行きたいなということで、2,3軒目を見つけてデビューしたわけです。心残りは、せめて新しいお店を外観からでいいからみてこればよかった。

へへへ。今さらですが先週のレポートでした。遅くなりました。

シドニーは珍しく、金曜、土曜と強風、雨、曇り。この青空写真が懐かしいです。では。 

 

海外大学院Written reportのこと

Semester1最大の難所

5/8のpresentationの直後から実はコツコツと進めていた課題。最大の難所の話です。前日にお伝えしたけど、この課題がsmester1の成績の40%占める。

来週金曜Protocol-Oral presentation(15%)

再来週月曜Protocol-Written report(40%)

ResearchProtocol自体はPhDの出願時に提出する必要があるので書いたことはあるけど、今回はその時書いた5つのスタディーの一つだけをクローズアップする形になるので、一部だけは参考にすることができる。しかしボリュームもあるのでかなり勉強しながら書き加える必要がある。気合い入れて挑みました。実は先週末の時点でもう80%くらい完成させてました。2週間くらいかけてfirst draft13ページ書けたので安心。あとはこの残りの1週間で丁寧に仕上げるのみ。実は自分の中の山場はもう超えました。安心したところで今週水曜からProtocolのOral Presentaionのスライド作りを開始しました。1日2時間と決めてちょこちょこ進めていく予定。

昨日は色々長いこと課題について書いたけど、ここでEssayというかwritten reportとは一体何かもう少し詳しくご紹介します。ちなみに今回の課題はWrittenReportだけど、自分の研究プロトコルを書くのでEssayとは違いますが、イメージしてもらえるといいかなということで少し書きます。

今回の課題”Protocol-Written report”

内容がこれ↓

6. Research Project Protocol written report (Compulsory to pass)

Description Instructions to student Written Report of research protocol.

1.Your paper should have the following sections: 

  1. Title
  2. Structured abstract 
  3. Backgroundandrationale*
  4. Research question
  5. Aims and / or hypothesis
  6. Methods: Study design, Data sources, data collection, analysis 
  7. Limitations of your approach
  8. Significance (what this study adds)
  9. Preliminarydata(ifany)
  10. References 
*the background and rationale should be based on systematic review methods
2. Formatting requirements:
・Your paper should adhere to the reporting standards that most closely match your research design. Note the reporting standards used on your title page
・Length: 15 to 20 pages, printed on one side, including figures, tables, and references (limited to 50 references).
・Formatted to A4 (21cm × 29,7cm). Margin settings: Top & Bottom: 2.5 cm ; Left & Right: 2.5 cm
・Text: 1.5 line-spaced with size 12pt font.
4. Limit abbreviations to those that are absolutely necessary.
5. Please name the file as “XXXX (your full name) -  *** protocol

Individual or group Individual

Maximum group size NA

Peer assessment No

Submission method upload to Turnitin

Referencing Students may select any reference style used in a journal. References to websites / pages are not allowed.

Mark 100

Weighting 40 %

Max. word or time limit Length: 15 to 20 pages, printed on one side, including figures, tables, and references (limited to 50 references).

Due time 4:00 PM

Due date 11 June

Attendance Please read the Policy module for more information.

Late Submissions Please read the Policy module for more information.

Compulsory to Pass Please read the Policy module for more information.

Additional information Please read the Policy module for more information.

へへへ。読みごたえあるでしょ?

1.レポートのフレーム

今回は自分の研究のプロトコルを書くのが目的。プロトコルなのでフレームは指定されました。

2.レポートのフォーマット

レポートは自分のリサーチフィールドで一般的に使われるstyleを使用すること。だからReference styleも字体の指定もなし。私の場合はReference styleはHarvard, APA, Bancuver、字体Times New RomanかArialかなと。私個人はWrittenReportはTimesNewRomanをいつも使用します。

ページは15-20以内(figure,table,references含める)。Referenceは50以下。余白は上下左右2.5cm。12フォント、行間は1.5。

3.表紙

表紙はタイトル、名前、所属、key words, word counts、と一般的な感じで仕上げる。

4.表記

略語が可能なら使うこと。 固有名詞などは頭文字をとった略語に変えて反復しないのがルールです。

5.ファイルタイトル

名前とUnit名をタイトルに入れること。

*補足は、ウエブサイト情報はreferenceとしては認めないこと。100点換算する、weight40marks、6/11の4pm締め切り、遅れると1日ごとに獲得点数の5%が減点される。

 

こんな感じで科目ごとに課題がセメスター開始前には公開されています。そしてその課題ごとに細かく目的、内容、フォーマットなど指定されます。なのでReference styleも業界ごとのメジャーが自然と学べたりreportの基本的なお作法も学べるようになってます。このカリキュラムが本当にすごいよね。これを学部時代からやっているローカルは本当に基本のスペックは高いと想像できる。私はもう慣れたけど、これ結構細かいと思うよ。今回はないけど他にはFootnoteには学生番号を入れる、Footnoteの中央にページは入れる、とかあとはMPhilは別だけどコースワークは自分の名前をレポート内やファイルのタイトルに入れないのが通例です。採点者が名前を見てバイアスが入る可能性があるのでそれの防止です。あとはEssayのボリュームは去年の経験から1200words-3000wordsの間で指定されることが多く、今回のように15-20ページというページでの指定は珍しく、今回が初めてでした。ちなみに1200wordsは少ないからラクそうに感じるけど、短い言葉でロジカルに簡潔に書く方が相当難しいです。この辺りは日本語でも同じことが言えますよね。

 

ということで、私はこの課題をもう2週間以上かけてちょこちょことやっておりました。へへへ。ベースは出来ているので今からProtocol-Written report磨きをかけながらProtocol-Oral presentationの準備に入ります。やっとこうしてブログに書く時間が出来ました。

 

留学考えている人がいたらこれでイメージ出来ますよね?私は留学前にこんな情報とか載せてくれる人がいたら嬉しかったなと思ったので、載せてみました。去年は本当に大変だったけど忙しくてよかったと思う。他の学部はたとえ私の去年のコースより暇だとしても、今になると羨ましいとは思わないです。当時はいいな〜と思ってました。卒業して今になると、忙しいということはそれだけ講師陣が気合い入れてよりPracticalな講義を提供しようと追求しているわけで、ローカルがうなるくらい難しい方がいいよね。その方が高いお金を払った甲斐があると思うのさ。そのほうが辛いことになれる。私たちはどうせ留学生なのでどんな講義でも課題でも辛いと感じるのは間違い無いので。どうでしょうか、これを参考にしてから心して留学すれば、セメスター開始で受ける衝撃が少し減るのでは無いでしょうかと期待!

今週もあと1日です。気合いだ!では。

 

海外大学院のシステム

海外大学院の仕組みについて

「そもそもこれを説明しないと、何がなんなのかわからないよね」ってずっと思ってました。やっとですが、大学院生の事務的な部分や仕組みを一度ザクッとと書きますね。海外の大学院に入学するまではシステムの事は全然知らなくて、結構適応するのに時間がかかりました。

本気レポートすると時間がかかるので、カジュアルに書きます。表現が適していないところもあると思うので、バクッと理解してもらえればと思います。そして、私はバイリンガルでもネイティブでもないのでそもそも私の解釈が間違っているところもあると思います。そのあたりはごめんなさい。そしてシステムは大学や学部ごとに異なると思うのであれ?って思うところもあるかもしれません。なので、これが数あるうちの一例だとして受け止めてもらえるといいかなと思います。そしてカジュアルに書いても長いので覚悟してください。または興味のない人にとっては全て要らぬ情報。即座に消してくれて構いません。

課題の種類

科目(Unit)ごとに数種類の課題が与えられます。そしてその課題ごとにMarks(成績)がつき、そのMarks合計がUnitのMarksになります。なのでセメスター内でちょこちょこ課題をこなしつつセメスターが終わっていく感じです。課題の提出はオンラインで行います。手渡しや手書きの課題は基本的にはない。もちろんペーパーテストは手書きなので別ですが。私の時代と違ってICT進んでいます。留学後からは紙を扱うことが極端に減りました。

Take home exam/Essay:課題が与えられて締め切りまでに解答し、オンライン上でwordファイルをアップロードします。Essayはセメスター開始前に全て公開されているので、やろうと思えば講義前でも後でも時間があればどんどん進めることができます。極端な話は、締め切り1ヶ月前に終わらせることも可能。まあ現実的には無理なんだけどね。Take home examは、セメスターの途中で課題・問題が公開され、そこから決められた期限内に解答して提出。なので自宅へ課題を持ち帰り解答できる点はEssayと同じだけど、課題内容は直前まではわからないです。前倒しにできないのがTake home examです。

基本的には課題ごとに細かい決まりがあるのでそれに従って提出します。例:reference style, font, word count, file title, 時々frameも指定

Online quiz:小さなテストはonline quizで行われます。時間制限有り/無し、選択/記述式といろいろなタイプがあります。online quizは友人と一緒に回答できないように工夫されていて、質問や解答欄が個別にランダムに表示される仕組み。だから友人と一緒にパソコンを並べて一斉に解こうとしても表記される問題や選択肢が異なるので無理!結局は一人で急いで読んで急いで解答することになる。

一番最悪なonline quizは一度解いた問題には戻れない場合。1問ごとにクリックして次の画面に進むので前画面backボタンがないってこと。これ本当に最悪です......。これが最悪なわけは、最後まで解き終わって制限時間が少し余ってももう戻れない。瞬時に判断して解答してって感じでバタバタになる。いくら時間制限なくても見直しが出来ないのは辛い。

online quizは自分のノートや資料みて解答できると思いきやこれが悲しいことに、全然時間に余裕はありません。だからインターナショナルにはこれ相当きついです。制限時間ありかつ記述だともう死にます。読み書きがローカルほど早く出来ないですから。

どうやって挑むかと言うと、Online quiz の全てはpreparationにかかっている!資料をプリントアウトして置いてすぐに調べれるように自分が大事だと思う箇所に付箋を貼ってすでにひらけておく。でもこれは保険です。もしかして自分の覚えている範囲内で該当箇所に心当たりがある場合はすぐにみれるようにね、それに備えているだけであまり役立ちません。一番効果的で確実なのは、その科目に関する全ての資料(講義スライド、ノート、課題図書などなど)をendnoteで1フォルダにあらかじめまとめておいて、quizが表示された瞬間に問題文の中にあるキーワードを瞬時に読み取って(問題の全文をじっくりは読みませんいや読めません)、選択問題の場合は0.5秒くらいで解答をザクッとみて、そしてendnoteで一気にpdfへキーワード検索をかける。そうするといくつかの資料がヒットするので、それら全てに超高速で目を通して、クイズに関係する資料を探し出す。そこから少し時間をかけて解答を導き出す。とにかく該当資料を探さないことには解答が確信出来ない。ましてや記述なんて専門用語がすらすらけけるわけもなく、、、もちろん自分の手持ちの資料のなかではキーワードがヒットしないこともある笑。この場合は仕方なくGoogleさんを使うけど、数分しかないのでこれは結構厳しいです。検索結果の画面の1ページ目の記事のタイトルだけにすべて目を通して、もし良さそうなのがあれば2つまでは開けて読んでみます。でもタイトルみてピンとこない場合はもう時間がないのでどれも開けずに、結局は自分の知識を使って何か文章を書きます。

タイムマネジメントの重要性。制限時間がある場合は本当に悲惨です。問題数はあらかじめ公開されているので、事前に1問あたりの解答時間を計算しておいて絶えずラップをはかり、時間のストックがあるのかないのかを意識しながら解く。もし1問あたりが3分40秒なら、2分半で解答ができれば次の問題は4分50秒で解答すればよいわけ。時間制限つきのquizの場合はこの20-30秒の戦いを90分間ぶっ通しで続けたりします。もし事前に記述23問・選択12問とか公開されていたら、これはラッキーです。選択は1分30秒で記述は2分20秒でとか制限時間に合わせてタイムフレームを作ります。そして、記述と選択の問題数をカウントしながら解いていき、後半になった時にはあと何問記述が残っているのかなど意識して1問あたりの回答時間を頭の中で組み直して行きます。とにかくタイムマネージメントです。ローカルでも時間ぎれになったりしているので、本当にpreparationが全てです。

選択問題はガンガン進むのがベター。記述に何も書かないのは勿体無い。時間がなくても質問に一言答えるだけ(Yes/No, Agree/Disagree, Much/Many/Less/Few)で部分点がもらえるわけなのでとにかく何かを書いて諦めないことが大切。Howで始まる質問なら程度を少なくとも答える。Do,Whatとか何か答えがいるなら「はい・いいえ」だけでもいいからかく「 I agree...because」もちろん理由の箇所が大切なんだけどどうしてもの時はせめて自分の考えがどっちなのか、because以下はもう書きません。「Whar are...」のareは注意。複数の回答が必要。理想は全部書くことだけど私は時間ないので最低2つは書けるようにしました。

Written exam:これは日本ではおなじみのペーパーテスト。私は去年2017に2回だけ、3時間open bookテストをうけました。試験管が10人くらいいる部屋の中で自分が必要だと思う資料を持ち込み、時間内で問題を解きます。この場合は選択問題ではなく論述式の問題が多いです。日本のように「○○について述べろ(用語の意味)」というのはなく、すでに資料を持ち込んでいるため「(○○を知っている前提で)▲▲について述べよ」という感じである事例や問題に対して自分の意見を述べさせるような問題です。だから言葉の定義・公式とかそういうことは問われません。詳細に覚えてなくてもよいけれどそれらをバクッと理解している必要はある。それがどこに載っている(本やノートに)かが頭に入っていれば問題ない。テストの重点は全てアウトプットにある。これは一番きつい。ローカルと同じスピードで読めないし書けない私としてはこれは一番泣けた。かなり対策をたてて挑みました。英語をロジカルに回答するのはかなり高度な技がいると思います。フローは私は個人的に苦手なので、せめてもと、シンプルに短い文で表現するようにしました。スペルミスもきっと多かったと思う。パソコンでしか英語を書かないのでスペルミスはいつもないのですが、Written examはもうスペルミスは諦めるしかなかった。

Attendance:出席点が加味されることはほとんどない。去年2017の13Units(科目)中で出席点がMarksに含まれていたのは1科目だけでした。そしてそのattendance のweightはたった5/100Marksです笑。基本は講義をやすんでもオッケー!そもそも講義をさぼるという行為は自分にとって不利益でしかないので大学は関与しません。そして出席する行為と能力は比例しておりませんので...自宅学習でも勉強できる人はそれでいいという話。

Online discussion:海外では講義やチュートリアル内で、自分の近くに座っている人と講義中に何度とディスカッションさせられるのは日常茶飯事ですが、このOnline discussionはそれとは違ってやや面白い。その名のとおり、オンラインで議論します。Online groupが勝手に作られるので、週ごとに与えられるテーマについて、自分のグループのオンライン掲示板を使用してDiscussionします。テーマが月曜に発表されたら自分の意見をまずは水曜日頃までに投稿します。そしてその後はグループ内の他の人の意見に最低2回は賛成・反対・質問をする決まりです。私の時は8人グループでした。結構レスポンスが長いので、チャットみたいには全然なりません。1日1-2回くらいしか掲示板もみません。笑。もっと面白いのが、グループごとにディスカッションのテーマが違うのでの他のグループの掲示板を覗いて飛び入り参加することも可能。笑。完全に自由です。

ここでの自分の思いをただ書くのはプロフェッショナルではないので許されず、必ずエビデンスを添えながら書きます。つまりレファレンスを貼っていく必要があります。私が○○だと考えていても、エビデンスがないなら相手を説得することも相手の意見に反論することすらできないわけで,,,私の意見○○はだだの小言でしかないので一切評価されません。必ず自分の意見にはreferenceを入れて行きます。あー、なんだかショートエッセイみたいです。そして1回の投稿の文字数制限もあります。350Words,150wordsとか決められているので、これが意外と短い。完結にかつエビデンスとともに意見を書く、これって賢い人のやる事だと思う。私のように文字が多すぎるようなおバカさんにはこれは相当勉強になりました。ただ最低週に3回意見を書くだけでいいので、時間の余裕はあります。

そして1週間で2,3回くらいチューターがグループ内の掲示板に現れて、グループ内の議論が盛り上がるように何かコメントをおいていくので、それがまた面白い。このスタイルは留学生の私にとって時間が十分にあるし書きでの議論だから有意義でした。私はアピールするために、毎週どのテーマでも一番乗りで意見を載せてました!名前を覚えてもらいたいし、クラスメイトにも普段は英語でうまく話せないから一方的にシャイだと思われてい節があったので、活動的なところをアピールしたくて。笑 

ざくっと概要はこんな感じ。本当は丁寧にまとめたいけど時間がかかるので出来ませんが、カジュアルに書くとこんな感じです。

これらの課題に対するMarks(点数)は細分化されていて全てオープンです。エッセイもどこに加算や減点がされたのかも全てオンライ上で見ることができ、フィードバックもらえます。自分の能力や理解度が全てわかります。

単位や科目について

ここでは単位数を「Credit」と表現する。「1年で48Credits取ること」と書いてあったりする。そして科目は「Unit」と表現される。その科目名は具体的に英数字を使って表現され、その略語がコース中ずっと使用されることになる。UnitごとにCredit数はことなるので最終的にはこんな感じになる:PUBH5034(4credits), BETH5206(4credits), QUAL5005(6credits),なんか暗号みたいになります。そして決められた単位数を満たすように履修登録をオンラインで済ませる。私の2017年の場合は32/48Creditsが必須科目でした。あまり選択科目はありませんでした。

基本的にはセメスター開始の2週間前までに履修登録をすませるのだけれど、もちろん実際に授業受けてから変更するチャンスも与えられる。セメスターのweek2までは変更しても成績には反映されないようになっている。そしてコースそのもの変更する事も可能です。

私は去年はコースワークなので48Credits必要でした。

Semester1: 5Units(6 6 6 4 2 合計24Credits)

Semester2: 8Units(2 4 2 4 2 2 6 2 合計24Credits)

前期は必須科目のみで後期は一部選択科目が少し入ってます。

ちなみに他の学部の子に去年聞いた話では去年の私のコースがハードなだけで、他の学部はそんなに厳しくないらしくて、テスト前や課題前の時期が忙しくて、それ以外は少しゆとりがあるそうです。Semester1も2も4Units(6 6 6 6=合計24Credits) 構造だと言ってました。でもこればかりは個人差があるので何を基準に忙しいとか多いとか判断するかは難しいです。とにかく卒業を目的とするのであれば、メンタルさえ維持できればなんとか卒業はできると思います。笑

Assessment Table

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これはMPhilの1Unitのassessment table。これは博士課程(前期)の生徒用なので一般的な日本人の大学院留学とは少し異なるのですが、とりあえず例にだしてみます。

MPhiはsemester1はこの1Unit(6Credits)だけです。それはリサーチをする目的で在籍しているのでコースワークとは違い講義や単位数が極端に減ります。だから去年に比べるとコースワークに関してはゆるい感じ。

一般的に日本人が行う大学院留学(course work)の場合だと、このtableの内容が5Unitsなら5つあり、8Unitsなら8つです。ただ、2Creditsしか持っていない科目ならtableの項目はもう少しシンプルで、課題は3つくらいだったりする。いずれにせよ、すごいボリュームです。かなり寝る間も惜しまないとこなせません。私のブログを読んている人ならわかるけど、この講義の状態を5倍以上こなします。というか去年の私はこなしました。

もう1度table見てもらうととわかるけど、この1Unit(6Credits)の成績はかなり細分化されていて、それぞれのウェイトも決まっています。

私が終了したのは3つ。

Progress report1: 5%

Progress report2: 5%

Oral presentaion of critical appraisal: 10%

あと残すは6月に3つとなりましたこれ↓

Research project protocol-Oral presentaion : 15%

Research project protocol-Written report: 40%

Data management take home exam: 10%

あと半分です。頑張らないと。Research project protocol-Written reportが前期の成績の40%を占めてます!こわっ!

ラッキーなことにattendance5%があります。毎週のFriday Seminarに出席すると点数がもらえます。ここにはビジネスライクな諸事情があって、Fraiday Seminarは外部の先生を招いて毎週セミナー、最新の研究の発表が行われます。観客を一定量確保するためにこの出席点をつけているとかなんとか。これに参加できるのはFacultyの教授・講師・HDR・オナーズだけです。興味がないテーマだと参加しない人がいるので時々観客が少ないです。そのための観客確保がこの5%アテンダンスです。もっと悲しい話ですが、私はこのブログにも書いているけど毎週数時間の講義を受けて心がブレたりして死にそうになってます。でも実はこれらは休んでも何も被害は被りません。ただただtableに載っている項目で全て評価されます。例えば研究を進めたいから統計の講義をほとんど休む学生もいます。私は高いお金を払っているのでたとえ忙しい時期でも全部出席しています。恥を書いても講義後に気を失いかかっても今は全部出席してます笑。だってためになるのだから。だから留学はメンタルとの戦いです。

 

ということで、過去最高に長いしだらだらですが、これを一度ザクっと説明しておきたかったです。では。