シドニー生活

中年研究者のお話

P4少し考えがまとまってきた

P4に対する情熱がない私です。原因はわかっているのだ。P4は博士課程のメインから外れた内容なので、もうそこには情熱が残っていないのだ。。。


これは昔話。

2019年12月に日本で開催した研究に関連したイベントを開催しました。その結果を受けて私は博士研究のテーマを変えることにしたのです。テーマをガラッと変えたわけではなく、AとBをまとめてやる予定を、「まずはAにフォーカスしてみよう」ってなっただけ。片方を捨てれば研究協力者の負担を減らすことができるので、その分野でプライオリティが高く位置付けされているAを私は選んだ。いま私が書いているP4はこの時見捨てたBなのです。Bとは長らく向き合って来なかったので、どうしてもBに対する愛情が薄れているのは当然なわけで。これがP4に対する情熱がない理由の全てです。

 

これは現在の話。

共同研究者には「論文化されない研究はいくらでもある」とか「そんな時間があったら他のことに使った方がいいと思う」とか言われた。私だってP4の執筆は面倒に感じているし、できるものならやりたくないと思うこともしばしば。だけどね、少なからず私の研究に協力した者がいて、たとえわずかだったとしても彼らの時間や労力を使った以上、それを無駄にすることはできないと思う自分がいるのです。

チームの中でP4に一番しがみついているのは私だけ。スーパーバイザーに至ってはBの存在を忘れてたしな(笑)。もちろん共著者はみなP4執筆に賛成している。「無理しなくていいよ」といまも私を気遣ってくれる状態。いつだってP4やめてもいいよって気遣いはありがたい。ということでP4執筆は全て私の責任感からきているという事実。

共同研究者が言うこともすごくわかります。「P4を書く時間があれば、P3のデータを使用してP5を早く書いたほうがいい」そういわれて100%アグリーなんだけども泣。P5のほうが非常にチャレンジングなペーパーになることは自分でも理解できている。だけどP4のデータが古くなればなるほど私のP4への情熱も薄れていくのが自分でもよくわかるので、ここはP3のデータ使用してP5を書いている場合じゃないと思うのです。幸いにも私の中でP5の構想がまだ決めきれていない状態なので、これはこれでいまP4を書くには良いタイミングだったりする。

 

こんな感じ。なんとなく過ごしているようにみえて、次の仕事も決まっていないくせに、めちゃめちゃ葛藤しています。

 

で、表題の件なんだけど、

(前置き長すぎじゃない?笑笑)

3月2日朝コーヒー作っていたら、突然P4のアイデアがうかび、少し考えがまとまってきた。久しぶりにP4が進んだんのです。この日は午前中いい感じ。

3月3日朝コーヒー飲んでいたら、あーーーーってなる。昔よんだ資料(UTSで実施された大きなプロジェクトの報告書)を引っ張りだしてきて、これやーーー!って。わかります?この安心感。方向性(光)が見えてきたときの幸福感。

 

あっ!勘違いしないでー!

(/・ω・)/

進んだといっても、P4のストーリーが見えてきたという意味で、ライティングが一気に進んだわけではありません!ディスカッションパートのストーリーが定まってきたという意味です。ストーリーが見えてきたことで、いままで以上に資料を読み漁っているところです。

 

それにしても私は本当にライティングのスピードが遅いポンコツ人間です。トレランも鈍足、人生も鈍足。

あーー!

精進しまっせ!

では。