シドニー生活

中年研究者のお話

友人のサーベイを見た話

これ昨日の午後に書いたブログです。書いてる途中でスーパーバイザーに話しかけられて挫折してしまった。いま仕上げたのでどうぞ↓

 

ちょーーーっと、頭が重いので、ブログでも書いて気分を変えたい!

これが本日のお弁当☆タイトルをつけるならアスリート弁当(笑)

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昨夜タッパに残り物を詰めただけ(ゆで卵2個、パプリカ大1個)。

写真で気がついたけど、ゆで卵の殻が微妙に残ってる(笑)ちなみにパプリカは大4個で4ドル弱のお買い得商品、これをナスのディップで頂く感じ。

これが今朝のラテ↓

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これが先日、友人に再び作った3Dラテ↓

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頭がおかしくなりそうな日々なので、なるべく楽しく暮らすよう努力続けております。

 

さて、本日水曜は、メール対応と友人の作成した資料の確認から始まった。

まず一つ目のメール対応は嬉しい内容だった。来週の中間報告会へ、在宅医療系の団体の会長を務めている方が参加してくれることになった。自身は面識がないけれど、知り合いの先生を通じて申し込みをいただいた。ある程度のポジションがある方が、自らスケジュール調整をして、自身と直接関係のないイベントへ聴講者として参加してくれる、この事実が嬉しい!その分プレッシャーがのしかかる…。

二つ目、友人が研究用に作成したサーベイのデモ回答をした。私のフロアにいる留学生間では結構これやってます。この2年でデモ回答したのはこれが3回目だと記憶している。

何をするかというと、アンケート調査開始前に、他のHDRの学生にお願いして、自分が作成したサーベイに回答してもらいフィードバックをもらう。相手の時間を奪うことになるので、ある程度仲が良くないとできない。フィードバックの内容は多岐にわたり、読みやすいか、誤字がないか、不適切な表現がないか、機能に不備がないか(エラーが起きたりしないか)、全体的に一貫性があるかどうかなど。もちろん、私のように母国が研究フィールドの学生の場合はできない。あくまでも英語でサーベイを作成した場合の時。ちなみに私は日本語のサーベイを実施したので日本人の知り合いにみてもらった。

今回の学生のは大作って感じで、個人的にはサーベイの中身そのものにも興味があったし、まぁとにかくサーベイ完成度が高かった!途中、よくできてるなぁ何度も思った。今回の指摘箇所は本当に本当に小さなことばかりで、Boldの使用に一貫性がないとか、大文字小文字がテーブル内に間違った形で一部入っているとか、全て凡ミスだった。フィードバックを返したら喜んでもらえたので、こっちも嬉しくなった。今回のように仕事が丁寧な学生は「少しでも美しいものを作りたい」という想いが強いので、コンテンツは既にしっかりしてて、本当に凡ミスくらいしか見つけられない。完璧に近づけるためにも、凡ミスの指摘が非常に貴重だったりするんだと個人的に解釈している。

ここからは他の学生の話にとびます。

実は、前回は、インド人の学生さんにサーベイのフィードバックをお願いされた。この作成したサーベイがお世辞にも良いと言えない出来だったので、少し共有したいと思います。だって日本でこんなもの作成したら上司にこっぴどく叱られるレベルなのでみんなにしってほしい。

例えばこれ↓

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(;´・ω・)とにかくみずらい問題

スケールが2か所にある(説明と記入箇所が別)。しかもスケールの説明と記入箇所の1スケール幅が一致していないので悲しい。

この回答のデフォルトはなぜか0。加えてなぜかCという文字が表記されている。悲しいことに、このまま回答せずに次のページへ進むことができ、回答者の意志とは無関係に未回答が発生するおそれあり。悲しい。

全体的に回答の設定忘れが多い。そもそもサーベイを作成するときは、回答が必須かどうか、複数選択可にするのか、コメント欄は必要なのかなどを質問に応じて細かく設定をしていく必要があるが、複数回答可と記載されているのに複数回答できないとか、必須となっているのに先ほどのように未回答が可能とか、本当にバラバラで悲しい。

個人的な意見だと、頁のトップに質問を記載し、下記のように解答欄をシンプルに表示するのが回答者フレンドリーだと思っている↓

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解答欄にはスケール意味を表示する(例:1が何を意味するのか)。加えて、何についてレイトするのか表示する(この場合はある文言に対する適切性評価(内容妥当性、表面妥当性)だったので「適切性」と記載しました)。ちなみにこれは実際に私が実施したサーベイのスクリーンショットです。インド人学生と違い、そもそも0はなく、1-9のいずれかに回答をしないと次の質問へ進めないように設定をしている。もしゼロに何も意味がないなら0の項目は作ってはいけない。

他には(;´・ω・)テーブルがあまりにも汚い問題

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1:中央揃えしてない

2:大事な箇所の誤字(HbA1Cの「1」が英語小文字のlになっている泣)

3:列幅がばらばら

他にも言い始めたらきりがない。。。テーブル内に文字が多すぎる。例えばmore than 3 times per dayは、3 times/dayのほうが見やすいのでは?$41.00 per monthだって、$41でいいと思う。これは患者対するアンケートなので、相手の気持ちにたって考えないと!

肝心なフィードバック方法ですが、今までサーベイのフィードバックは指摘箇所の頁のスクリーンショットして、オーバーオールコメントとともに手渡しをしていたけど、今回は指摘箇所というか根本的に直す必要があったので友人のオフィスへ乗り込んだ!(笑)すると既に先約が(笑)

(;´・ω・)このサーベイに対して口でフィードバックしたくなったのは私だけではなかったみたいです。とりあえず、REDcapの操作方法の指導は友人にお任せして、私からは明らかにunprofessionalだと思う箇所を伝えて終了。

例えね、初めて使用するアプリだとしても、研究者が「今まで使ったことがないから」なんて言い訳は通用しない、いや通用してはいけないと思う。説明書よまなくても、YouTubeやネットに無料の情報はあふれているのだからさ。いまの時代に「知らない」って怠慢でしかないからね。余談ですが、こう見えて友人はHDRになる前はマレーシアの大学で講師をしてました。

それにね、そもそも論で、HDRなんだから初めてのことが多いのは当然で、知らないから学びに来ているのに…って笑いながら一喝しておきました!(笑)がんばれ友人!Professinalであれ!。私だって、NvivoもSurveyMonkeyだって、HDRでやっていることもろもろが初めてだらけで、必死に学んでいる日々。

最後は、友人の話になってしまったけど(笑)とにかくHDRって大変なんです。苦労しているのは私だけじゃない、みんなそれぞれに苦戦しながら日々暮らしてます。私の周りのHDRは中年のおっさんおばさんの青春って感じで~す。あっ!もちろん若い子もいま~す。

では。