シドニー生活

中年研究者のお話

Ultra Trail Australia 2019 最新映像

UTA100に興味がある人へ!

UTAがとうとう今年の「UTA100 2019」の映像編集を終えて最新プロモ映像をアップしました。UTAやトレランに興味がある人がいたらと思い、ここにシェアします。

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BGMが感動をそそります。

こちら↓

www.facebook.com

今年2019年のUTAは比較的天候は良く、完走率も例年より高い82%!このタイミングで100kmデビューできてよかったです。

とはいえ、実際は、夜は濃霧で全然前が見えなくなり、2日目の朝は小雨が続いて日の出もみれず。日の出がないということは森の中を歩いている時は暗くて朝7時もヘッドライト使用してました。なのに、これくらいなら天候問題ないってことになるみたい・・・。私には全てが初めてのウルトラトレイルだからまた経験値少なすぎてこれが良好なのかどうかはちょっと判断つきませんが。

そしてUTAから1週間後、天候最悪とはこのことかというニュースを見つけました。UTAの翌週にBlue Mountainに雪が降りました。

ニュース映像↓

www.facebook.com

今年2019はUTMFで雪が降ったと聞いていたけど、まさかのここオーストラリアでも同じようなことが起こりそうでした。あと1週間ちがったらと思うととても怖い。

 

あともう1つ、シェアしたい映像があります。

UTA100に出場した一人のランナーが、フェイスブックにアップしてくれたいた映像です。グーグルアースとGPSの記録を連動させたような映像で、山のどのああたりを走ったのかがわかるので、これも面白いです。特に走ったランナーだと、ここがGolden steps, Tarro ladder, Narrow neck, 6 foot track...などなどの名所やCPのあたりも確認しながらみれるから楽しいと思います。やっぱり3Dは迫力がありますね。

こちらです↓

この映像を作ったランナーはちなみに40才台、記録15時間台、順位300番台。

私より10時間も早くゴールしているのに300番台って・・・なぜ?そうとうUTAのレベル高くない?

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あと、トレラン歴1年未満のPhD runner のUTAの見聞録もよかったらどうぞ。

UTA100に出場- 1

UTA100に出場- 2

UTA100に出場- 3

UTA100に出場- 4

まだ見聞録は完結してないのです。近々、続き5をアップします。

では。

Have a nice day ! 

別れの朝 - K先生ノルウェーへ帰る

K先生がノルウェーへ帰る日

金曜のシドニーは快晴

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このシドニーらしいきれいな青い空がみれて嬉しかった。きっとK先生とそのご家族もこの空を楽しんでいると思う。

この日はちょっと特別な日。K先生がシドニーを発つ日です。とうとう約11ヶ月のサバティカルを終えてノルウェーへ帰ります。

これからは寂しくなります。

K先生の帰国前日

木曜が最終登校日だったけど、結局いろいろな雑務に終われて午後に10分ほど顔を出しただけでそそくさと帰宅。でもその日の夜にお別れ会をする予定があったのでみんな寂しさはそんなに感じてはいなかった。

たまたまK先生がオフィスに来たときは私は不在で、でも偶然にキャンパスでK先生とすれ違った。

K「オフィスにケーキ持ってきて置いてあるからな。あとデスクにノルウェーのマクレルを置いておいたからな。ちょっと忙しいから今日はもう大学へ戻らない。あとでまたニュータウンで会おう。」

私「ありがとう。じゃあまたね!」

ということで、オフィスへの階段を上りながら「マクレル(鯖)ってなんだ?笑」しかも「ノルウェーのサバ!」と超具体的に言ってた笑。おそらくノルウェー産鯖に関する食べ物のプレゼントだなと。

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ジャーーーン!

サバ缶!

しかも

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ぱっとみは英語にみえたけど、よくよくみるとおそらくノルウェー語?

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確信したよ。これはノルウェー産のサバで作られて、ノルウェーで販売されているサバ缶じゃ!!

サバ缶には少し思い出がある。

その昔、K先生がノルウェーへ仕事のため一時帰国したことがあって、シドニーに帰国後のとあるお昼時、ノルウェーの鯖缶をK先生と一緒に食べたんだよね。

ノルウェーのランチの定番らしくハイキングとかでもたべるやつ。「トマトサバ缶がシドニーにはないから恋しくなってノルウェーからわざわざ持って帰ってきた」と当時言ってました。

食べ方は簡単で、ハード系のパンにサバ缶を乗せてたべるだけのシンプルなやつ。

ノルウェーのサバ缶の定番はトマト味らしい。

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確かに缶にもTOMATってかいてあるよね。

このときに、日本人もサバが好きだと話したら喜んでいて、後日日本一時帰国のときにお土産として数種類のサバ缶を買って帰ったんだ。

 

残り物のおすそ分けながらも、貴重な一品!

これはもうノルウェースタイルで頂くしかない!

後日恒例の週末トレランの時に、ノルウェースタイルで美味しくいただきたいとおもいます。

 

 

他の人も、オフィスの前やデスクに置き土産が。どれもK先生が家で愛用していた品ばかりです。

例えばこんな感じ↓

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ノルウェーのアクアビットというお酒。そしてオーストラリアンラム酒。

 

みんなから慕われていたK先生、これからいないと思うと寂しいです。

帰国前日のお別れ会

K先生のお誕生日会で4月にも利用したお店をリピート。

デリオーデリ↓

https://delhiodelhi.com.au/

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インド料理なんだ

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だけど、インド料理に見えないくらいおしゃれ

味ももちろん申し分ない

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日中、K先生が持ってきてくれたケーキはレストランへそのまま持ち込みました。

 

今回は、スーパーバイザーのチームだけに絞ってのフェアレルでした。

スーパーバイザー、サバティカルK先生、PhD2名、MPhil1名、Visiting Student 1名の合計で6人だけ。

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とても素敵な夜になりました。

 

K先生は家族をつれてきていて、2人の娘がいます。シドニーの公立の小学校にローカルと同じように通ってたのだけど、せっかく出来た友人とお別れ。友人の手紙を読んで号泣Happy Tearsを流してしていたそうです。

少し面白いなと思ったのは、金曜のフライトでノルウェーへ帰るというのに、前日の木曜まで通常とおり登校したそうです!しかも最後となる水曜の夜も宿題もこなして、木曜に提出。日本なら帰国準備もあるし、直前までは行かせなさそうだけど・・・。

偶然にも最後の宿題は「世界の時間の計算」だったそうです。

問題は、

「シドニーは**時のときは、##は何時でしょう」とか「シドニーから飛行機に**時間のって--についたときは--は何時でしょう」

みたいな感じ。超かわいい。そしてノルウェーのトロムソとシドニーの遠さを改めて感じていたそうです。飛行機でノルウェーでるとなんだかんだで日にちでいう2日後に到着することをしり、床に倒れこんでいたみたい。友人との遠さに大ショック。かわいい。

シドニーのレストランの不思議

シドニー来てから不思議だなーと思うのは、レストランにいろいろ持ち込むんだよね。レストランもレストランで、きれいに盛り付けして出してくれる。

例えば4/12 Fri K先生のお誕生日会のときのこと。シドニーでは超有名らいいPapaというお店のベイクドリコッタチーズケーキを今回と同じレストランへ持ち込んだ。

Papaについてもう少しお話すると、シドニーのローカルの先生たちはPapaを全力で絶賛してます。「Papaを越えるチーズケーキにはまだ世界中で出会ったことない」とか言ってます笑。世界中っておおげさなぁと思ったりもするけど、現に彼らは年に2,3回は仕事で海外行くし、バケーションでも海外行くのでやや説得力ありな気もします。

で、このときは同じく有名な、名前忘れちゃったけど日本でいうコルネみたいなやつ。も持ち込んだ。

で、持ち込んだケーキ(ホールのケーキ)にキャンドルまでつけてくれてテーブルまでやってきてくれてね!店中のお客さんとK先生のバースデーソングを歌う。

で、キャンドルを吹き消したあとで、一旦ケーキはお店のスタッフに引き取られ、

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で、↑レストランがこう盛り付けた笑。

なんともご丁寧に、紫いものアイスを沿えて。

おしゃれすぎる。

デザート以外にも、他の先生がパーティー用にワインを2本(赤ワインとアイスワイン)を持ち込んで飲み比べもした。

これだけ持ち込むと、いくらか持ち込み料を取られているの?

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今回は↑このK先生からの差し入れのケーキを食べるのは我慢してお別れ会へ持ち込んだ。そしてキャンドルとともに運ばれてきた!あとバクラバというレバニーズスイーツも持ち込んだ!いつもやりたい放題の私のチーム?これがシドニースタイルなのか?もうよくわかりません。

 

そうそう、

前回のお誕生日会で少し驚いたのが、K先生のお誕生日会なのに、K先生がレストランを自ら決めてみんなを招待して支払いも本人の強い希望でK先生が行った。日頃お世話になっているからどうしても支払いがしたいって。

紳士的すぎることない?

で、デリオーデリ2回目の今回は、リーダーであるスーパーバイザーが支払った!

ありがちょーーー

今回を含め、アラフォーだけど学生の私の場合はどちらも無銭飲食。もう一回いわせて、無銭飲食でもね、アラフォーとしてはシステムのこときになるのよね。だって本来ならお金を支払う側の年齢の私だから・・・。これだけ持ち込んでいくらとられているんだ?やっぱり気になる。うー、きになる。

 

あと、これ↓

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フェンネル?だったと思う。これは消化を助けるらしい。スパイスの塊なんだけど、ミントのようなお口がさっぱりする感じです。大量にもらってみんなガシガシ食べてる。日本で言うところの、焼肉屋のレジに並んでいるミント味の飴やガムともらう感じと似ているのかな?みんなガサーッってとってガツガツ食べてた。一回用量は不明なんだな。 

 

今日は土曜です。捻挫後の足首の痛み、左膝の痛みはあるけど、歩くことならできるので、ちょっくら歩いてきます。

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これをのんでからでかけるよ

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実はやや3Dなんだな

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のむと絵も変化するんだな

Have a nice weekend!  

では。

 

 

とうとう航空券買った!北欧デビューまもなく

Nordicの学会へ

6/5-6/18はちょっとシドニーを離れます。ちょっくらフィヨルドでバケーション&大学見学&ネットワーキングと学会に行ってきます。f:id:pskusg:20190603085111p:plain

もし左膝と右足首が治っていれば、恒例の早朝旅ランもする予定。そのためにも絶対安静にして、なんとかジョグできるような状態までにもっていきたい。

こんなブログの出だしだと勘違いされそうだけど、

仕事>バケーション

という名目です!一応!

北欧デビュー やっと航空券を買う

今週火曜とうとう航空券を購入!シドニーとコペンハーゲンの往復

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今週水曜とうとう航空券を購入!コペンハーゲンとトロムソの往復

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出発は1週間後の6/5水曜日

ホテルはまだっ!

遅っ!

あいかわらず、バタバタ笑。

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出発1週間前に航空券を買い始める私ですが航空券やホテルの検索は自身でも得意としているので特に不安はなし。今回もこの直前でありながらも、シドニーとコペンハーゲン往復はルフトハンザの公式ホームページから購入したにも関わらず格安のプロモーション価格!でもコペンハーゲンとトロムソ間は普通だった・・・。

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ノルディックの学会のこと

ノルディックの学会に誘ってもらったのは数ヶ月前のこと。その学会で90分のワークショップを開催するというアブストは最終的に学会にアクセプトされて、なんととんとん拍子で学会でワークショップ開催が決まった。人の勢いってすごいなと思う。勢いのある人の中に身を置くということはこういうことなのかもしれない。こちらは毎日のように自身の研究作業に追われ、UTAの準備に追われ(←これは余分)、目の前の自分の仕事をとにかく淡々とやっていたら、気がつけば4人いるワークショップオーガナイザーの一人になった。もちろん自身はメンバーの中で一番下っ端なのは言うまでもない。

ワークショップでの役割はこの2つ

「プレゼンを5分」

「グループディスカッション(15分×3回)のファシリテーター」

ワークショップ前半の5分プレゼンは、まだ準備できていないからなんともいえないけど、おそらくど緊張するな。自身が公式に世に向けて英語を話すのはこれが初めて。いままで英語でプレゼンしたことあるしけど全て学内レベルだった。それすらど緊張したのにね。もうそんなこと言っているレベルではなくなった。

おそらく今回プレゼンよりやばいのがグループディスカッションのファシリテーターを務めること。ワークショップの流れは、はじめにガイダンスを少し行ってから、参加者はその後3グループに別れてディスカッションを開始する。このディスカッションは15分×3回。ここでグループディスカッション中は一つのグループを担当して話しを盛り上げたり誘導したりする人が私←そんなの務まるの?笑

周りには誰一人とスタッフがいない・・・。各グループに一人だけしかスタッフいない。えーっと、英語でそんなこの私ができるんでしょうか?みんな優しいから口にはしないけど、私の英語で取り仕切るのやばいと絶対に思ってる。私の英語力で場を仕切るなんて・・・。参加者はおそらくアダルトが多くなりそうなのでガンガン質問されるのではなかろうか?どうする?どうしよ・・・

昨日ミーティングのあとにあらためて思った。

思うのは結局前述したことと同じなんだ。プレゼンは原稿覚えるだけでいいけど、でもNordic地方の8カ国?だったかな?色々な国から来た人がお互いの医療制度が異なる中でディスカッションして知見を広げる・・・それを私がファシリテートできるわけない。もしこれが日本語でも結構むずかしいと思う。いくらなんでもこの英語力で無理じゃない?

もう完全にやばい。

 

でも

爪あとはのこしたい! 

 

これが心の中でこだまする。

チャンスをくれたのだから、ちゃんとやらないと。

では。

Ultra Trail Australia 100 に出場しました!- 4

UTA100レース当日のアクセス

Blackheath駅始発4:26にのりKatoomba駅4:38に到着。

BlackhealthはKatoomaから2駅のところなんだけど、Blackhealthについて昨日恐ろしいニュースをみたのでここに共有しておきます。

7NEWS Sydney - Sydney’s first dustings of snow | Facebook

この7NEWS(シドニーではキーテレビ局のニュース番組)によると、Blackhealthで今週雪が降ったらしい・・・。Blue mountatinの周辺は雪が降らないと勝手に決めつけていたのでこれはびっくりして、すぐに友人とニュースを共有。友人とともに「これが1週間早ければ、UTA2019は極寒になっていた」という恐怖を感じた。確かに、今年のUTMF2019もまさかの4月末に雪が降り大会中止になったと聞いているし、天候ばかりは我々には out of control、どうにもできないものだから仕方がないとはいえ、こういうのも含めてトレランだから、まさかの天候に備えれるランナーでありたいと思う。

話は戻して、

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Katoomba駅とレース会場をむすぶFree shuttle busは朝5時から運行なので駅に到着後はバス停で待機。まだ真っ暗です。(写真が少し明るいのはレース前日に撮ったものだから)。

シャトルバス始発のバスを待つのはGP1スタート(6時半スタート)のエリート選手?と思われるひとばかり笑。ゼッケンの桁数が明らかに違いました笑、彼らは2桁とか。私はGP7の8時スタートなので4桁のゼッケン、、、えーっと、場違いですね!

ここで問題!あり!

始発なのに1回で乗り切れずに次のバス待ちのランナーがでた。これ始発だよ?そのあとはどれくらい混んだのか?想像するだけでつらいし嫌だな。

しかもKatoomba駅前から目的地までは途中二つほどバス停があるけど、そこで待つ人は乗れずに次のバス待ち。もし最寄駅Katoomba駅と大会会場のSeanic Worldの中間のホテルの人は、Katoomba駅からのったほうがいいかもしれない。

そしてこの状況でバスの運転手さんからAustralian qualityの発言がでた!この乗れないランナーに運転手がかけた言葉「このバスの1分後に次のバスがくるから!」

これ聞いた友人達と私は目を合わせ

「え!?」

苦笑い

「今なんていった?」

「絶対にうそじゃん!笑」

1 minutes behind なわけないからな!! 怒

朝5時寒いなか、バス停でバスを待っているこれから24時間寝ずに走るランナーへのWHITE LIE!運転手さんのWHITE LIEはありがたいけど、ランナーはその明らかに分かる嘘を言われることで余計に傷つくからね!

レース前

心配症かつ開会式とエリートグループ1のスタートを見たいという思いから、一番早い電車とバスで渋滞なしに会場入り!ここまでは順調。

レース会場に乗り込んだ直後はまだ暗い。

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とりあえず記念撮影

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いよいよスタート!感動します

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自分の時間になると太陽が上がってきた!朝だー!

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ランナーによっては前日にもらった参加賞Tシャツを着ております。もうみんなテンション高いよ。写真の右の男性が来ているグリーンブルーのTシャツが今年の大会参加賞Tシャツ。

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スタートはWave startで全部で7グループ。少し変わってて100kmと50km種目が交互にスタートする。

100kmGP1→50kmGP1→100kmGP2→50kmGP2→100kmGP3→50kmGP3→...→100kmGP7→50kmGP7

自身は7:55スタートのGP7です。エリート選手スタートから1時間半もあるので暇かと思ったけど、時間が経つのは早く、寒いとか待ち時間長いとかは一切感じませんでした!

この間に、日本人ランナーにも出会いました。自身はロングレース初めてなのでいろいろと経験者からお話が聞けてよかったー!ありがとうございました。つくづくラッキーだと思う。

スタート時の服装

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これが当日の服とRecommended itemsです。初日は天候に恵まれ暖かい予報だったので半袖でスタートすることにしました。

ベースレイヤー:ファイントラック パワーメッシュ

帽子:NIKE

半袖:TNF

アームカバー:C3fit

ウィンドシェル:UD Marathon Shell

タイツ:C3fit インパクトエアーロングタイツ

ズボン:TNF Flyweight Trail Short

靴下:C3fit Paper Fiber Arch Support Short Socks

靴:Hoka one one Challenger4

カバン:UD Ultra Trail Vesta 4.0

スタート前はやや寒いけど、スタート後に走ったり歩いたりすると私のゆっくりスピードでも半袖とアームカバーは少し暑かった。ちなみに私より早いGP3で出走した友人は日中は半袖1枚でも暑くて汗だく大変だったといってました。結論、UTAの日中は半袖で良い?と思います。

UTA100 計画表の作成

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完走目的なので「現在の体力でどう100kmやりきるか」が問題。

まずは表を作った。表の黄色の箇所 (ペースとエイド滞在時間) をすきなように入力するとあとはすべて自動で計算してくれるという便利なやつを。この表さえあればあとは、ペースをキロ12にしてみたり15にしてみたり、エイド滞在時間を30分にしたり15分にしたり、黄色の箇所だけを何度も入力し調整を繰り返す。でも一向に答えはでず、不安でしかない泣。

で、大会2週間ほど前に素敵なアドバイスがUTA100のフェイスブックに上がっていた。「自分の目標タイムと同じタイムでゴールした昨年のランナー5人の記録を抜き出して、各CPごとに平均を取り、それを目標にして走るといい」と。実際にやってみると、その方法はいまいち。その原因は私は28時間ぎりぎりでのゴールを目指しているので、私はラスト5人の遅いランナーをピックアップしデータ解析してみたら、平均をとったもののばらつきが大きすぎる。。。そうなのよ〜、この5人抜き取り平均出方法っておそらくある程度脚力があるランナーたちの場合なんだな。遅いランナーは早い区間があったり遅い区間があったりとみんなばらばらでこんなばらつきが多いのをばらつきが大きいのにこの平均を目標にするのもいかがなものか。。。自身は一応理系で統計学を専門としているので、えーっと、えーっと、結論としては、5人の平均を取った後で、この平均に対して一番ばらつきが少ないランナーのタイムを参考にしました。

ということで、

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この計画表はワーストシナリオ(制限時間28時間ギリギリゴール)ということです。これに沿って走るというよりかは、これより速くなるようにだけを常に心がけました。この作戦は正解だった。トレランの大会出場歴はたった3回(1回完走・2回DNF)で、人生最長のトレランは自身のトレーニングで国立公園を37km走っただけ。そんな私がなんと100kmのレースを完走できたのだから、やっぱり計画って大事。

UTA100kmが始まる! START - CP1 

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GP7なので7:55 START

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約3KMはロードのアップダウン

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雲海を横目に走る

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ロードが終わると、有名なFuber stepsへ突入

トレイルに入るとひたすら下り階段が続き早速足がやられる

普通の山なら登る↑そして降る↓というコースになるけど、UTAの場合は山を降り↓るところから始まる。それはスタートのKatoomabaが標高1000m近くにありすでに山の上になるから。だから谷へ向かってスタートする。

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話を戻して、名物の階段の後は崖をひたすらあるく、写真には写ってないけど左サイドは常に崖。

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CP1到着9:50

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ここまでの水分は250mlくらい。フラスクに水だけを補充してすぐに出発。滞在時間は15秒くらい?かな。このあたりはコース下見していたので、CP1まではシングルトラックが続くことも把握していたし、予想通りの大渋滞。渋滞のせいでマイペースとは無縁の走りだったけど、特に焦りはなかった。

区間距離 11.4km (10.43)

累計標高 +830m / -798m

ペース目標 11.8分/km (10.43)

CP1到着予定 10:08 (9:50)

カットオフ 12:34 

黒が予定で、()カッコ内はガーミンによる実測値

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貯金のための区間 CP1-CP2

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*縦軸1目盛100m, 横軸1目盛1km

CP1は9:50出発

CP1の11.4km地点から21km地点までは道幅が広く走りやすくなる。アップダウンはあるもののここはゆっくりながらも走り続けてタイムをかせぎたいところ。

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そしてCP1以降はポール使用が許されているので、上りはポールをこつこつ使用

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この区間の不安要素は2つ、

タローラダーの渋滞

タローラダー以降のコースが未知 (下見できなかったのでコースを知らない)

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10km単調に走り続けるとなんとか問題のラダーに到着

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待ち時間はこんなきれいな景色がみれます

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渋滞はたった10分でした!

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あっさりと通過して、その後もトレイルをひたすら進む

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CP2到着

このCP1-CP2の区間距離はUTA最長で20kmくらいあったので胸のフラスク1Lはすべて飲みきってしまってた。リュックの中に万が一のために300mlの水を隠してあるけど、使わなくてすんだ。水分は本当にぎりぎり。

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ここで実質初めてのエイド利用。バナナ、スイカ、オレンジ、エナジーゼリー、クッキー、ケーキ、グミ、ポテチ、チョコなどが置いてありました。意外と豪華じゃん!

そしてこのエイドで日本人の方にあったー!うれしかったー!まだまだトレラン経験浅いので、経験者とお話ができるとすごく勉強になる!お互いに26時間目指して完走できたらいいねってお話して解散!

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ポテチとスイカメインに頂き、休憩は予定通り15分とって次へと進む

区間距離 20.2km (19.47)

累計標高 +739m / -1120m

ペース目標 11.4分/km (12.04)

CP1到着予定 14:13 (13:17)

カットオフ 14:28

黒が予定で、()カッコ内はガーミンによる実測値

ここまでのガーミンの距離のズレは少ない。

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ガーミン計測によると、CP1-CP2区間は下りが多かったみたいです。

ちなみにこれがtarro ladderまで試走した時の話↓

UTAコース試走2 

この話はまだ続きます。では。

 

写真について。

今回は一緒に出場した友人がすべての写真をシェアしてくれました。自身はスタートからゴールまで携帯はカバンに入れていたので写真0枚です泣。友人がいなければブログは書けなかった!友人よありがとう。

 

シドニートレランの旅 - Bondi Beach 編

久しぶりのBodai Beach

これは昨日の記事の続く先週末のお話。UTA100の後、左膝故障から回復してないのに、土曜はトレイルにいき(歩いただけ)、日曜も実はトレイルに行ったというお話。

で、

トレイルへの気持ち>怪我(軽症)

これに従うと、こうなる

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今週は月曜からこんな感じ。右足首に湿布を貼って、その上からテーピングで足首を固定。痛みは自制内だけど、腫れがすこしあるので、こうなった笑。

いや笑えないね。友人にマジで安静にしたほうがいいといわれた・・・

 

では、本題の先週の日曜のお話。

この日は前日の右足捻挫の心配もあり、トレイルの予定はなかった。でも友人が走るということなので、一緒にBondi BeachへGO!

痛みは強くないけど走るのは無理なので私は歩き、友人は新しく買ったビブラムの試走のためスロージョギング、こんな感じの予定で一旦ボンダイビーチ集合、たまに安否確認のため合流したりしつつ、各自のスピードで進み各々で楽しむことに。

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ボンダイビーチへ着くと雨はなんとか止みました

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晴れてきたけど雲は多め

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それにしても秋のCoastal walk気持ちがいい

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1時間もすると晴天に!

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Malabour beach到着。去年はこのビーチで鯨をみたんだっけ。

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Malabour national park を制覇して終了。私はもう少し歩けそうだったけど、この日はビブラムでトレーニングしてた友人が股関節に違和感がでたのでこれにて終了。

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ビブラムってやっぱり使う筋肉が違うみたいで、かなり足に効くみたい←これが良い意味か悪い意味かは不明なんだけど。

そして、この日の夜、よくよく足をみると腫れていた!だからアイシングと湿布を開始したのさ。

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そして湿布だけではだめだとアドバイスをもらい、固定してます笑。まずは1週間絶対安静だね。

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Distance 12.98km,

680Calories,

Elev 351m,

お疲れ様でした。

では。