シドニー生活

シドニーで研究にトレランに奔走するお話

Ultra Trail Australia 100 に出場しました!- 4

UTA100レース当日のアクセス

Blackheath駅始発4:26にのりKatoomba駅4:38に到着。

BlackhealthはKatoomaから2駅のところなんだけど、Blackhealthについて昨日恐ろしいニュースをみたのでここに共有しておきます。

7NEWS Sydney - Sydney’s first dustings of snow | Facebook

この7NEWS(シドニーではキーテレビ局のニュース番組)によると、Blackhealthで今週雪が降ったらしい・・・。Blue mountatinの周辺は雪が降らないと勝手に決めつけていたのでこれはびっくりして、すぐに友人とニュースを共有。友人とともに「これが1週間早ければ、UTA2019は極寒になっていた」という恐怖を感じた。確かに、今年のUTMF2019もまさかの4月末に雪が降り大会中止になったと聞いているし、天候ばかりは我々には out of control、どうにもできないものだから仕方がないとはいえ、こういうのも含めてトレランだから、まさかの天候に備えれるランナーでありたいと思う。

話は戻して、

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Katoomba駅とレース会場をむすぶFree shuttle busは朝5時から運行なので駅に到着後はバス停で待機。まだ真っ暗です。(写真が少し明るいのはレース前日に撮ったものだから)。

シャトルバス始発のバスを待つのはGP1スタート(6時半スタート)のエリート選手?と思われるひとばかり笑。ゼッケンの桁数が明らかに違いました笑、彼らは2桁とか。私はGP7の8時スタートなので4桁のゼッケン、、、えーっと、場違いですね!

ここで問題!あり!

始発なのに1回で乗り切れずに次のバス待ちのランナーがでた。これ始発だよ?そのあとはどれくらい混んだのか?想像するだけでつらいし嫌だな。

しかもKatoomba駅前から目的地までは途中二つほどバス停があるけど、そこで待つ人は乗れずに次のバス待ち。もし最寄駅Katoomba駅と大会会場のSeanic Worldの中間のホテルの人は、Katoomba駅からのったほうがいいかもしれない。

そしてこの状況でバスの運転手さんからAustralian qualityの発言がでた!この乗れないランナーに運転手がかけた言葉「このバスの1分後に次のバスがくるから!」

これ聞いた友人達と私は目を合わせ

「え!?」

苦笑い

「今なんていった?」

「絶対にうそじゃん!笑」

1 minutes behind なわけないからな!! 怒

朝5時寒いなか、バス停でバスを待っているこれから24時間寝ずに走るランナーへのWHITE LIE!運転手さんのWHITE LIEはありがたいけど、ランナーはその明らかに分かる嘘を言われることで余計に傷つくからね!

レース前

心配症かつ開会式とエリートグループ1のスタートを見たいという思いから、一番早い電車とバスで渋滞なしに会場入り!ここまでは順調。

レース会場に乗り込んだ直後はまだ暗い。

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とりあえず記念撮影

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いよいよスタート!感動します

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自分の時間になると太陽が上がってきた!朝だー!

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ランナーによっては前日にもらった参加賞Tシャツを着ております。もうみんなテンション高いよ。写真の右の男性が来ているグリーンブルーのTシャツが今年の大会参加賞Tシャツ。

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スタートはWave startで全部で7グループ。少し変わってて100kmと50km種目が交互にスタートする。

100kmGP1→50kmGP1→100kmGP2→50kmGP2→100kmGP3→50kmGP3→...→100kmGP7→50kmGP7

自身は7:55スタートのGP7です。エリート選手スタートから1時間半もあるので暇かと思ったけど、時間が経つのは早く、寒いとか待ち時間長いとかは一切感じませんでした!

この間に、日本人ランナーにも出会いました。自身はロングレース初めてなのでいろいろと経験者からお話が聞けてよかったー!ありがとうございました。つくづくラッキーだと思う。

スタート時の服装

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これが当日の服とRecommended itemsです。初日は天候に恵まれ暖かい予報だったので半袖でスタートすることにしました。

ベースレイヤー:ファイントラック パワーメッシュ

帽子:NIKE

半袖:TNF

アームカバー:C3fit

ウィンドシェル:UD Marathon Shell

タイツ:C3fit インパクトエアーロングタイツ

ズボン:TNF Flyweight Trail Short

靴下:C3fit Paper Fiber Arch Support Short Socks

靴:Hoka one one Challenger4

カバン:UD Ultra Trail Vesta 4.0

スタート前はやや寒いけど、スタート後に走ったり歩いたりすると私のゆっくりスピードでも半袖とアームカバーは少し暑かった。ちなみに私より早いGP3で出走した友人は日中は半袖1枚でも暑くて汗だく大変だったといってました。結論、UTAの日中は半袖で良い?と思います。

UTA100 計画表の作成

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完走目的なので「現在の体力でどう100kmやりきるか」が問題。

まずは表を作った。表の黄色の箇所 (ペースとエイド滞在時間) をすきなように入力するとあとはすべて自動で計算してくれるという便利なやつを。この表さえあればあとは、ペースをキロ12にしてみたり15にしてみたり、エイド滞在時間を30分にしたり15分にしたり、黄色の箇所だけを何度も入力し調整を繰り返す。でも一向に答えはでず、不安でしかない泣。

で、大会2週間ほど前に素敵なアドバイスがUTA100のフェイスブックに上がっていた。「自分の目標タイムと同じタイムでゴールした昨年のランナー5人の記録を抜き出して、各CPごとに平均を取り、それを目標にして走るといい」と。実際にやってみると、その方法はいまいち。その原因は私は28時間ぎりぎりでのゴールを目指しているので、私はラスト5人の遅いランナーをピックアップしデータ解析してみたら、平均をとったもののばらつきが大きすぎる。。。そうなのよ〜、この5人抜き取り平均出方法っておそらくある程度脚力があるランナーたちの場合なんだな。遅いランナーは早い区間があったり遅い区間があったりとみんなばらばらでこんなばらつきが多いのをばらつきが大きいのにこの平均を目標にするのもいかがなものか。。。自身は一応理系で統計学を専門としているので、えーっと、えーっと、結論としては、5人の平均を取った後で、この平均に対して一番ばらつきが少ないランナーのタイムを参考にしました。

ということで、

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この計画表はワーストシナリオ(制限時間28時間ギリギリゴール)ということです。これに沿って走るというよりかは、これより速くなるようにだけを常に心がけました。この作戦は正解だった。トレランの大会出場歴はたった3回(1回完走・2回DNF)で、人生最長のトレランは自身のトレーニングで国立公園を37km走っただけ。そんな私がなんと100kmのレースを完走できたのだから、やっぱり計画って大事。

UTA100kmが始まる! START - CP1 

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GP7なので7:55 START

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約3KMはロードのアップダウン

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雲海を横目に走る

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ロードが終わると、有名なFuber stepsへ突入

トレイルに入るとひたすら下り階段が続き早速足がやられる

普通の山なら登る↑そして降る↓というコースになるけど、UTAの場合は山を降り↓るところから始まる。それはスタートのKatoomabaが標高1000m近くにありすでに山の上になるから。だから谷へ向かってスタートする。

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話を戻して、名物の階段の後は崖をひたすらあるく、写真には写ってないけど左サイドは常に崖。

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CP1到着9:50

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ここまでの水分は250mlくらい。フラスクに水だけを補充してすぐに出発。滞在時間は15秒くらい?かな。このあたりはコース下見していたので、CP1まではシングルトラックが続くことも把握していたし、予想通りの大渋滞。渋滞のせいでマイペースとは無縁の走りだったけど、特に焦りはなかった。

区間距離 11.4km (10.43)

累計標高 +830m / -798m

ペース目標 11.8分/km (10.43)

CP1到着予定 10:08 (9:50)

カットオフ 12:34 

黒が予定で、()カッコ内はガーミンによる実測値

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貯金のための区間 CP1-CP2

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*縦軸1目盛100m, 横軸1目盛1km

CP1は9:50出発

CP1の11.4km地点から21km地点までは道幅が広く走りやすくなる。アップダウンはあるもののここはゆっくりながらも走り続けてタイムをかせぎたいところ。

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そしてCP1以降はポール使用が許されているので、上りはポールをこつこつ使用

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この区間の不安要素は2つ、

タローラダーの渋滞

タローラダー以降のコースが未知 (下見できなかったのでコースを知らない)

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10km単調に走り続けるとなんとか問題のラダーに到着

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待ち時間はこんなきれいな景色がみれます

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渋滞はたった10分でした!

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あっさりと通過して、その後もトレイルをひたすら進む

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CP2到着

このCP1-CP2の区間距離はUTA最長で20kmくらいあったので胸のフラスク1Lはすべて飲みきってしまってた。リュックの中に万が一のために300mlの水を隠してあるけど、使わなくてすんだ。水分は本当にぎりぎり。

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ここで実質初めてのエイド利用。バナナ、スイカ、オレンジ、エナジーゼリー、クッキー、ケーキ、グミ、ポテチ、チョコなどが置いてありました。意外と豪華じゃん!

そしてこのエイドで日本人の方にあったー!うれしかったー!まだまだトレラン経験浅いので、経験者とお話ができるとすごく勉強になる!お互いに26時間目指して完走できたらいいねってお話して解散!

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ポテチとスイカメインに頂き、休憩は予定通り15分とって次へと進む

区間距離 20.2km (19.47)

累計標高 +739m / -1120m

ペース目標 11.4分/km (12.04)

CP1到着予定 14:13 (13:17)

カットオフ 14:28

黒が予定で、()カッコ内はガーミンによる実測値

ここまでのガーミンの距離のズレは少ない。

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ガーミン計測によると、CP1-CP2区間は下りが多かったみたいです。

ちなみにこれがtarro ladderまで試走した時の話↓

UTAコース試走2 

この話はまだ続きます。では。

 

写真について。

今回は一緒に出場した友人がすべての写真をシェアしてくれました。自身はスタートからゴールまで携帯はカバンに入れていたので写真0枚です泣。友人がいなければブログは書けなかった!友人よありがとう。