シドニー生活

中年研究者のお話

欠場

土曜日は4年前からずっと憧れてた6 foot track marathonの日でした。

 

だけどDNS(do not start)を決めた。

理由は仕事と練習不足の両方。

仕事については最近ブログに書いている通り、2億円のプロジェクトがとうとうスタートしたため。直近数ヶ月はオーストラリアのフルタイム二本分の仕事量をこなしていたのでへとへと。それに他の仕事がたまっている(←言い訳)。

 

仕事が忙しくて練習不足の日々が続いている(←言い訳)。どうしてもトレランまで気が回らないのが現実(←言い訳)。今は完全ローカルの中でキャリアを築いている最中なので、トレランを少し横に置くのは仕方がないかなと思ってる(←言い訳)。

 

本当はDNFでもいいから友人らとレースに出場しレースを満喫したかった。だけど現実は思うようにいきません。いま自分にこう言い聞かせてなだめているところ→『レース出場のチャンスはこの先もあるかもしれない。だけどローカルでない私がオーストラリアの臨床研究に関われるのはこれが最初で最後かもしれない。』この気持ちをもって苦渋の決断。

٩( ᐛ )وうきゃ

 

まだまだ言い訳はある。

先週末の自分の走りを見て諦めがついた。レース1週間前の先週土曜日は43.55km。

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先週日曜は友人4人で15.77km。

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どちらも半分以上ロードのcoastal run。最近は週1しかランニングしていないので練習不足。日曜は走りが遅すぎて友人へ迷惑かけっぱなし!ごめんなさい!

 

この時友人らには1週間後のレースは欠場すると伝えました。みんなやさしいから「そんなときもあるよ」ってな感じで聞いてくれて感謝。自分で欠場宣言しながら「言い訳しか出てこない人間になり下がったな」と自分で自分が嫌になってました泣。

 

6 foot track marathonはスピードレースなので、私が完走できる可能性は極めて低い。特に前半15キロの下り坂を激走する必要があって、心身ともに疲れている、気が散漫になっている状態でやったら転倒し大怪我する可能性だってある。今週は2億円プロジェクト始まったし、めちゃくちゃ大事な時期に突入したからちょっとね。そんな感じでいっぱい言い訳がでてくるのだ。

そんな私のもとへ、レース前夜である金曜夜、ボスから連絡が、、、

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もちろん返事はNOだ。

ボスのこのテキストみて「さすがボス」と思った。出場しないと言ったもののやっぱり気が変わり急遽参加する可能性があるとでも考えたのだろう。

ボスが言いたいことはわかる。私は「なんでもまずはやってみる」、ガッツだけで生きている人間。言い訳したり、人のせいにしたり、やる前からあきらめるとか、それは私らしくないもの。だけど今回は本当に心身ともに疲弊してるので無理やて!

 

トレランのチャンスは今後もあるけど、仕事のチャンスは待ったなし。週末しっかり休めたはず?めでたしめでたし。

 

では。