シドニー生活

中年研究者のお話

新入生2023

今日は月曜。週初めから色んなこと起き過ぎて自分の仕事は進んでない。だけど今日も無事に生き延びたことを嬉しく思っている。生きてるだけで丸儲けだね。

 

 

10時半

突然オフィスの扉が開き、ボス・PhD時代の友人S・新入生Mがオフィスへ来た。

新入生Mはスリランカ出身の学生、旦那と3歳の子供を連れてシドニーへやってきた。指導教官はボス、副指導教官は教授RとPhD時代の友人S(スリランカ人)だ。

Sとは1,2年目につるんでいた。よくセブンイレブンまで散歩がてらコーヒーを買いに行ってたな。懐かしい。当時の私は研究未経験で入学たので右も左もわからなくて毎日が不安いっぱい。Sはそんな私に「自信をもて」と常に言ってました。「海外で暮らすなら、don't knowとcannotは絶対に人前で使うな」とも言ってたっけ(笑)。私は自分を能力以上に大きく見せるのが苦手でハッタリは私のスタイルではない。当時も今もSのアドバイスを採用できないでいます←一番海外が向かないタイプだね(笑)。

straightforwardな私と、小細工を好むしたたかなS、そんな対照的な2人が私のオフィスで再会を果たす。そしてSの1番弟子を私のオフィスで預かることになったのだ。

新入生のMに対して、ノルウェーvisiting studentのAちゃんは自慢げに言う

「あなたはXX(私のこと)を持ってるから何の心配もいらない。XXはどんな時でもあなたを助けてくれる。なんでも聞くといいよ。」

とドヤ顔で私を褒める。

かぶせるように友人Sが「XXは人をサポートするのが昔から得意なんだ。いつもニコニコしてるからわからないことはXXに質問するといいよ。」

みんな言いたい放題である。無責任に言い放つのやめてくれ。

ただ、Aちゃんに関しては「そりゃそーだ」と言いたい(笑)。Aちゃんと以前2人っきりでミーテイングして以来、距離が縮まりほぼ毎日Aちゃんの質問に対応している。雑談の一環なので私はストレスに感じていないのでよしとしているが・・・やっていることはオーサーシップもらった研究とは関係ないことばかり。AちゃんのP1のレスポンスレターについてサポートしまくってるので、P1もオーサーシップほしいくらいです(笑)。誰にも信じてもらえないかもしれないけれど、金曜はAちゃんにパワポの使い方を教え、彼女のP1のfigureをPowerPointで作りなおしたからね(笑)。もうなんなのーーー!(笑)

ご機嫌なSは「コーヒーご馳走する」とか言ってきたので、もちろん次回コーヒーをご馳走してもらうつもり。私より良いお給料もらってるはずなだものとうぜん!だけどね、子供5人のお父さんだからお金たかったらバチがあたるよね。セブンイレブンにしておこうか。

 

11時45分

日本の研究について。今日はエシックスを提出の延期を決めた。NDAや共同研究契約ってやっぱり簡単ではない。。。

 

12時15分

ミーテイング中にボスからテキストが届いた「Aちゃんと新入生のMを誘ってランチに来てるから是非合流してくれ」と。15分だけ合流。

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ラテとスピナッチリコッタチーズのパイをご馳走になった。

 

13時

プロジェクト2のミーティング。2週間半前、私はこのミーテイングで大失態を犯した。フラッシュバックに悩まされ一時は本当に危なかった・・・(まじでやばかった)。

おかげさまでいまは心身ともに改善傾向。でもまだまだ本調子ではない。もう少し時間が必要なのでランチの時にボスにお願いをした。

「この2週間はプロジェクトに進捗はないので、私から話すことは何もない。だけどレビューの話題がでたら私をサポートしてほしい。」

とね。いまブログ書きながらわらえてきた。私って一体何様?(笑)。

ボスは私が英語を発しなくてもミーテイングが回るよう、私に代わっていろいろと話していた。ボスのサポートに涙が出そうになった。私は1回しか発言をしていないし、オーラ―を消すことに専念していた←間違った努力。

なんとか今回のミーテイングをサバイブできた。あと2回はこんな感じでやりすごしたい。私には時間が必要です。

 

14:45

P3の料金の支払い完了。

 

17時半

ボスと雑談。

 

23時

連載の原稿を提出。期限は金曜から月曜へ変更してもらったけど、それでもぎりぎりだった。

今週はもう1本原稿の締切をかかえてい・・・る。考えるだけでもいやだ。4000文字もある。まだフレームしか決めてない・・・。やばい。

もっとやばいのは、査読の締切を週末に1本控えてる。もう無理や。地獄がとまらない。

 

では。