シドニー生活

中年研究者のお話

WHFに雑務をやっつける(盗人現る)

木曜はWFHだったので、リラックスする事に専念。研究作業は一旦お休みすることに。

 

もーねー、

だけどねー、

えーっとねー、

雑務が多すぎるんやて。たまらん。最近だけでもざっと4つ。

  • ビルディングアクセスの手配
  • 保険契約
  • 盗難届
  • 仕事の契約書

海外あるあるだけど、ちょっとした手続きでも英語で問い合わせるとなると、手間と労力がかかる。しかも一回で解決しない事もあって何度かやりとりが必要になる。4項目中、3項目は持ち越案件だ。今回でこいつらをほぼやっつけることに成功したので地味に解放感を感じているところ。

 

 

ビルディングアクセスの手配

ICT→ICT→Campus Assis Help Desk→xxx who are both authorised signatories of Building A15 and A16→Boss(いまここ!)

私がスタッフカードを獲得したのはずいぶん前の話。。。

数か月前に着手、たらい回しにあい途中仕事が忙しくて放置、ようやく一昨日方向性がみえてきた。解決間近といっても過言ではない。最終的に行き着いたのは、ビルディングアクセスに関する申請書をボスに作成してもらい、スクールの担当者Sさんへ提出、スクールマネジャーの承認をえれば、私のstaff cardにビルディングアクセスがふよされる。

大学のセキュリティ年々厳しくなってるわ・・・

そういえば先日、Sさんが持ち込んだコーヒーマシーン使ったらクレマZERO!これではアートすらかけない・・・。

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自宅にあるデロンギのお手頃ビギナーズモデルと、ビジネス用のマシンって全然違うことを身をもって知る。昨日もC先生が一人でコーヒーを作ろうとしていたのでマシンの取り扱い方について話をしたのだけど、ビジネスモデルはスキルが求められるっていってた。いつかマシンを攻略してブログにラテアートをのせたいぜよ!

 

 

保険契約

永住権を持っていない外国人が仕事をする場合、保険契約が必と。スペイン滞在中に大手と契約したのだけど、毎回引き落としがうまくいかなくていまにいたる。今年だけでもメールの問い合わせ五回以上、今週にいたっては2回もサービスセンターへ電話で問合せ。WHFの時間を利用して保険料の支払いは完了できた。

いままでシドニーに住んでいて引き落としがうまくいかないことなんてなかったのだけどなんでかなぁ。カード引き落とし・口座引き落とし、色々ためしてるけどうまくいかない。本当になぞー!

 

 

盗難届け

先週Amazonで買い物をした。仕事用品(チャージャーとモニターアーム)で約110ドル。土曜ランニング中にメールで『delivered 』の連絡があり、楽しみに帰宅すると届いてるはずの荷物がない。「まぁオーストラリアだし手違いかな?」と。だけど翌日日曜になっても荷物は届かない。

月曜の朝、突然管理人から写真付きのメールが届いた。

あなたの荷物が路地裏に放置されてるって、、、ショック。

先日のブログでも書いた通り、超絶に忙しいかつ無駄にPMから仕事増やされていた時に盗難事件が発生したのだ。人生初の盗難事件しかも海外。だけど私の生活の中で優先順位はかなり下だったので動揺は0。荷物が見当たらない理由がわかったのでむしろさわやかな気分で月曜は登校した(ある意味、鋼のメンタル)。この時は「どうせ盗まれた商品は戻ってこない。被害金額が少なくてよかった」と思ったのです。

だけどね、

We can hand footage directly to the police only so I suggest you include this fact when you create your police report.

「盗難届け」を提出するよう促された(えーやだな)。

こんな忙しいときに、避難届けの出し方調べて盗難届提出するなんて、、、しかも英語で、、、

YESマンの私は月曜帰宅後、へとへとなのにネットでポリスレポートを検索。すると朗報が!なんと盗難に関するポリスレポートはオンラインで提出可能!

Thank you for submitting your recent Theft Report to the NSW Police Force on 6/03/2023 11:45 PM. Your Community Portal Reference Number is ----.

月曜23:46に盗難届を無事に提出。

プロジェクト開始の二日前の忙しいときに私はポリスレポート書くというね、私ってもってるなと思ったの。神様はこの国にはいないのを確信したし、ご先祖様もシドニーにいる子孫は守ってくれないこともわかった(笑)。

 

火曜はAmazonへポリスレポートNoを連絡したところ、なんと返金してもらえた~!

水曜、盗難届が受理された。全部オンラインなので助かります。

だけどね、この時の私の気持ちは「警察だって忙しいのだから、小さな案件にいちいち対応しないだろうな」ってこと。

大事なのは管理人の指示に従うこと、事件が起きたいじょうは面倒でも手続きをとること、だと思ったので今回の件は手続きが完了したのでこれで終わりだとおもってた。

 

だけどね、受理された翌日の木曜、警察からさっそく電話がありました!(笑)。

本人確認・状況確認されだのだけど、私は管理人とのメールと写真のやり取りだけで状況を何もしらないので(捨てられていた空き箱すらみてない)、管理人の連絡先を伝えて終了。ポリスの英語が爆裂に早くて20回以上は聞き返しました!(笑)

まとめると、

土曜:事件発生

月曜:空箱発見&盗難届提出

水曜:盗難届受理

木曜:警察が現場検証(管理人立会い)

ポリスの仕事の早くない?

盗まれたときは泣き寝入りで良いと思ったのだけど、

メール・オンライン・電話を使用し4日以内で手続きが終わった。警察が防犯カメラの映像を検証した後、私へ連絡があるはず。警察の捜査に期待。

 

 

仕事の契約書

えーっと、次のフルタイムの研究ポジション(プロジェクト2)の契約書がいまだにできていない。保健省の入金が遅かったのと、大学が4名のCIのアカウント作成と入金が遅れたのが主な原因。今回は私を含む3人の研究者が雇われる予定で、誰も契約が開始できていない。他の2名はこれからシンプルなフルタイム契約を開始することが決まったようだが、私の契約書は特別な配慮が必要になるそうでさらに困難を極める。私ってどこまでいってももってるね、いつも巻き込まれる。

私はCI(無給)としてではなく、研究者(有給)として3本のオーストラリアの研究に関わっており、1つはフルタイム・2つがカジュアルなのです。これが特殊らしい(ポスドクは一般的に1本のフルタイムまたはカジュアルを2かけもちするらしい。ようはフルタイム以上の仕事量が発生することはない)。経験豊富なCIらも私の仕事量が特殊なのと、大学HRポリシーが新しくなったことが重なり、やり方がわからないそうで問合せ問合せでCIと大学が話を進めているそうです。スクール内で私が新しい事例を作ろうとしている?そんな感じ(笑)

 

私が最後にCIらに確認したときは、2月7日からフルタイムの契約書を書くと言われていたので、私は2月7日以降の給料を請求していない(いま持っているプロジェクト1はカジュアルなので自分でタイムシートを作成しないとお給料がもらえないシステム)。

プロジェクト2のフルタイムの開始日とかぶらないようにいろいろと配慮が必要だといろいろ言われいたからお給料請求していなかったのだけど、、、最後に契約書の話しあいをしてから1か月経過。

今週水曜に自らCIにアポをとって、CI2名(ボスとスクールNo2のP)と話しあいをしました。その結果、契約書ができそうにないので、プロジェクト1から2月7日以降のお給料を予定通り請求してよいことになった。

お給料の行方が決まった翌日木曜のWFHの時間を利用しタイムシートを作成・提出。1時間後に承認。

私の契約書は週35時間労働・時給74.5ドル。今回の請求期間は2月7日から3月8日なので金額がすごいことに!

この額とは別でSuperが17%支払われる。

頑張って働いたご褒美である。

 

 

この国で生きていくには、自ら動かないと何もできません。契約だって私には大きなことでも、CIらにとってはプライオリティの低い仕事なのです。CIらはみな優してユーモアもあって素敵な人だけれど仕事が溢れかえっている集団。彼らに程よい距離感と頻度でコンタクトを取り私の存在を思い出してもらことは大事。

それ以上に大事なのは、指示がなくてもプロジェクトの全体像を確認し自ら研究を先へ進め、ミーテイングで話し合うアジェンダをこちらから準備すること。CIらの指示がなくてもタイムラインを意識してどんどん進めることで、彼らの手間を省いてあげるのだ。彼らにディスカッション・決断すべきことを明確にしてあげるだけで、一番下のレイヤーにいる私のような人間がプロジェクトを動かすことは可能。

これは私が研究課程に入って学んだサバイバル能力です。歴代の卒業生も「仕事が遅く・指示と決断が苦手なスーパーバイザーと組んだことで自身が成長できた」といってます(笑)。

 

今回もブログ長くなったね。

Have a wonderful day!

では。